子どもの算数の宿題もAIで! 一発で「動く図」を作れるGeminiプロンプトとは?|AI×家事 #3
家事育児は作業だけでなく、日々の献立決めや宿題をどうサポートするかなど意思決定が積み重なるもの。総務省「社会生活基本調査」では、子育て世帯の家事・育児時間に男女差が見られ、内閣府の世論調査でも分担の偏りが課題として示されています。AIは家事育児での“決める負担”を軽くできるんです!
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家事や子育ては、作業だけでなく「決めたり選んだりすること」も盛りだくさん。正解のない選択を前に、決められないまま時間が過ぎていく……。そんな毎日は、AIが解決してくれるかも!?
難しい知識も操作も必要なし!暮らしにAIを取り入れて、「ああ、どうしよう」「めんどくさい」を解決するワザを、日常によくあるシーン別に紹介。家事へのAI活用のヒントが満載の一冊です。
今回は「説明が難しい算数の難問 動く図をその場で作れば見た瞬間に子どもが納得」について、書籍『AI×家事 毎日バタバタな3児ママがAIを使ってみたら、一人で悩む時間が消えた。』(宮崎 真理/著 扶桑社)から一部抜粋してお届けします。
説明が難しい算数の難問 動く図をその場で作れば見た瞬間に子どもが納得
・止まった図じゃ、動きがわからない
・どう見ても腑に落ちてない顔してる……
・言葉の説明だけじゃ、もう限界がある
頭の中ではわかっていても、説明に詰まる
「池のまわりを、AさんとBさんが反対方向に進むと何分後に出会う」小学生の算数でおなじみの旅人算。でも、実際に動きをイメージするのは意外と難しいものです。教科書には図が載っているけれど、それは「止まった絵」。本当は時間とともに距離が変わっていくのに、その変化を静止画で理解するのは困難です。「式はこうなるよ」と教えても、「なんで足すのかけるの」と聞かれると説明に詰まる。ノートに矢印を描いて必死に説明してみても、自分でも理屈はわかっているつもりだけど、言葉にするとうまく伝わらない。YouTubeで解説動画を探しても、うちの子が解いている問題とは数字が違ったり、説明のスピードが合わなかったりします。
「ここをもう一回見せて」と言われても、動画を巻き戻すだけでは自分で試す体験にはなりません。直感的に理解するには目の前で変化する「動き」が必要なのに、家庭で用意しにくいのが現実です。
Geminiに聞いてみた!
言葉で指示するだけで「動く教材」が作れる
難しいプログラミングなんてできない私でも、言葉で指示するだけで「動く教材」が作れました。これは家庭学習の新しい選択肢として可能性を感じました。市販のドリルでは理解できない子に合わせて、速さを変えたり、数字を調整したりと、子どもの理解度に合わせて教材がその場で完成します。言葉だけではどうしても伝わらなかった壁を、動く図が理解のきっかけを作ってくれる。「あ、わかった!」と表情が変わる瞬間を見るのは、親として何より嬉しいご褒美です。
ポイント解説
【POINT1】 Geminiの「Canvas」機能を使うと教材が動き出す
「この条件で作って」と伝えるだけで、Geminiがコードを生成し、そのままCanvas(プレビュー画面)上で動かせます。家庭学習の教材づくりにも使える実行環境が最初から整っているのが特長です。言葉では伝わりにくい内容も、図形が動くことで子どもが直感的に理解できます。条件を変えて何度も試せるため、その子に合わせた教材をすぐ作れる点も魅力です。
【POINT2】数字を変えて「実験」する
「もしAさんの速度が分速100mだったら」と条件を変えて試せるのが最大のメリットです。数値を書き換えるだけで、点の動くスピードが即座に変化します。数字の変化に合わせて結果が変わる様子を目の当たりにすることで、単なる計算の暗記ではなく、「速さと時間の関係」といった数式の背後にある意味を、体験として理解しやすくなります。
【POINT3】予想してから「再生」する
シミュレーションを動かす前に、「どこですれ違うと思う」と子どもに予想させてみましょう。画面上の場所を指さしてからスタートボタンを押すことで、受動的な「視聴」が、能動的な「検証実験」に変わります。「あ、もっと手前だった!」「やっぱりここだ!」と結果に一喜一憂する過程こそが、速さの感覚をつかむ助けになります。
成果物をプレビューしながら編集できる
従来のテキスト中心のチャット画面では、アニメーション用のコードは出力されても、実際の動きは別のツールに貼り付けて実行する必要がありました。しかしCanvasは、AIが書いたコードを読み取り、隣の画面で実際に動かして見せてくれます。コードの修正も同じ画面内で反映されるため、「作る」「試す」「直す」がひと続きの作業として完結します。
こんなときにも!
日本語で伝えるだけ!オリジナルゲーム開発
「こんなふうにして」と日本語で伝えるだけで、AIがあっという間にプログラムを組み、その場で実際に遊べるゲームにしてくれます。ポイントは、一度作って終わりではない点です。プレビュー画面で実際に遊んでみて、「敵が速すぎる」「もっと高く飛びたい」と感じたら、さらに注文をつけて即座に修正できます。専門知識ゼロで、遊びながら「難易度の調整」という作り手の視点を体験できるのが醍醐味。親子でアイデアを出し合い、世界に一つだけのゲームを育てていく興奮は、ただ受けとるだけの遊びとはまた違った楽しさがあります。
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この続きは、是非書籍でご覧ください。
※本記事は、『AI×家事 毎日バタバタな3児ママがAIを使ってみたら、一人で悩む時間が消えた。』(宮崎 真理/著、カヤヒロヤ/イラスト 扶桑社)より抜粋・再編集して作成しました。
