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2026年03月18日 10:11 更新

安藤美姫さんが明かす、現役復帰の理由「自分のスケーター人生の中に、娘が欠かせないという証を残したかった」

3月15日放送の『秘密のママ園2』(ABEMA)に、プロフィギュアスケーターの安藤美姫さんが出演。12歳の長女・ヒマワリさんがマスク姿ながらテレビ初の顔出し出演を果たし、密着取材を通じてこれまで語られることのなかった「母としての素顔」を明かしました。

娘自身が2~3日泣きながら考え抜いたテレビ出演

(※画像は安藤美姫さんオフィシャルブログより)

密着カメラが訪れたのは、安藤さんの自宅兼事務所。そこでまず披露されたのは、親子二人でのランチ作りでした。安藤さんがロシアの友人直伝のボルシチを仕上げる隣で、ヒマワリさんは自らオムライスを担当。

「小さい頃から包丁を持たせている」という安藤さんは、危なげなく野菜を刻む娘の隣で、あえて手を出さず見守ります。「手を切っても切り傷だから」と言い切る姿は、まるでリンクサイドのコーチのよう!「できることは自分でやらせる」のが安藤ママの子育て方針のようです。

完成した料理を食べながら、ヒマワリさんがオムライスの感想を「お味の方はいかがでしょうか?」と可愛く尋ねると、安藤さんは親指を立て笑顔でグッドポーズ。ヒマワリさんも「過去一美味しい!」「毎日あってほしい」とボルシチを大絶賛し、安藤さんは現役時代とは違う柔らかな母の顔を見せました。

今回の密着取材に関して安藤さんは「テレビに出ることってあなたも責任があることだから、自分で選びなさい」と、出演の決定権を娘に委ねたといいます。ヒマワリさんは周囲の視線に悩み、2~3日泣きながら考え抜いた末、「チャレンジしてみたい」と自ら出演を決断。「何事も娘の意志を尊重し自分で選ばせる」ことが、安藤美姫流の教育方針のようです。

「試合の間でも夜泣きはするし、枕に叫びまくったり」

10代の頃、女子史上初となる公式試合での4回転ジャンプに成功し、一躍時の人となった安藤さん。しかし、結果が出なければメディアや世間は手のひらを返し、理不尽な批判に深く傷ついた過去もありました。2011年の世界選手権の後、引退を決意した矢先に判明したのが、ヒマワリさんの妊娠。娘を授かったことが安藤さんの気持ちを変えたと言います。

「娘に自分が何をしてあげられるかなと考えた時、やっぱりスケートしかなかった。娘は覚えてないかもしれないですけど、もう一回カムバックすることで、自分のスケーター人生の中に、娘が欠かせないという証をすごく残したかった」と、母としての覚悟が安藤さんを再びリンクへと向かわせました。

しかし、育児と練習の両立は想像以上に過酷。安藤さんは「試合の間でも夜泣きはするし、枕に叫びまくったり」「ミルク作りながら『ホントめんどくさい』とか独り言を言ったこともあった」と当時を振り返ります。そんな怒涛の日々の中でも「だんだん娘のサイクルを分かるようになってきて、泣き方によって『この泣き方はこれだな』ってわかってくることもすごく新鮮で」と、娘が見せる一瞬一瞬の表情や成長が、自分の弱音を吐きたい気持ち以上に幸せをくれたといいます。そして安藤さんは2013年、目標だった全日本選手権の出場を果たし7位入賞。現役を退きました。

「娘がいたからもう一度スケートの世界に戻れた」と語る安藤さん。実は5年前からヒマワリさんも本格的にフィギュアスケートに取り組み始めたのだそう。当初、苦労を知る安藤さんは反対していましたが、娘からの「ママと一緒に滑りたい」という言葉に心が動かされたと告白。「そうやって思ってくれたことが、すごく嬉しかったんです。やっぱり自分がやってきたことなので。スケートをやっててすごく誇りに思えたというか、娘に認めてもらえたのが嬉しくて」と、かつての恩師に指導を託したことを明かしました。

ヒマワリさんは、フィギュアスケーターとしてのママのことを「小さい頃からちょっと、多分真似がしたかった。『楽しそうに滑ってるから楽しいのかなぁ?』みたいな。家ではほわんとした感じだけど、リンクに乗った瞬間に目がきりっとするみたいな。表現できないくらい凄い」と、尊敬のまなざしで見ています。そして、「ママのどういうところが好きですか?」の質問には「全部!」と即答。安藤さんが12年間、娘のためにスケートを続けてきた思いが、しっかりと伝わっているようです。

一方の安藤さんも「自分の娘として生まれて来てくれたことが、本当にありがたいって思うし、感謝しかない。娘がいなかったら多分、ダークな感じ」と感謝を語り、「光をくれた存在かな」と笑顔を見せました。

(マイナビ子育て編集部)

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