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- 2026年10月03日 08:56
車に取り残されてしまったらクラクションを鳴らそう!静岡の幼稚園で「たすけてブーブー」安全教室開催
「たすけてブーブー」プロジェクトは9月29日、子ども自身がクラクションを鳴らして周囲に助けを求める方法を学ぶ安全教室を、静岡学園幼稚園で初開催しました。
絵本でSOSを出す方法を学んでから、実際にクラクションを鳴らす体験を
子どもが車内に取り残されてしまう痛ましい事故やトラブルは後を絶ちません。送迎用バスへの安全装置の装着義務化は進んでいますが、車内への閉じ込めは自家用車などでも起こる可能性もあります。JAFの調査では、12歳以下の子を持つ保護者の54.9%が「わずかな時間でも子どもを残して車を離れた経験がある」と回答しており、対策が課題となっています。
「たすけてブーブー」は、万が一、車内に取り残されてしまった場合、子ども自身が助けを求める方法を知り、停車中のクラクションが救助信号である可能性を大人側へ広く認知してもらうことを目指すプロジェクト。静岡学園幼稚園での安全教室には、スズキの車両協力やテレビ静岡の後援のもと、約100人の園児が参加しました。
前半では、読み聞かせアーティスト「ばんぱくとあんな」の2人による絵本『ぶたすけのラッパ』の読み聞かせと歌のショーが行われました。『ぶたすけのラッパ』は、主人公のぶたすけが園バスの中に閉じ込められ、クラクションを鳴らして周囲に助けを求めるという物語。絵本を通して、子どもたちは車に閉じ込められてしまった時のSOSの出し方を学びました。
小さな子どもの力では、クラクションを鳴らせないこともあります。そんな時はどうしたらいいか子どもたちに問いかけ、「片手で鳴らなかったら両手で押す」「水筒や靴などの身近な持ち物を使う」といった方法を紹介。後半の実車体験では、園バスや乗用車の運転席で実際にクラクションを押し、音を鳴らしながら、クラクションの位置や押すときに必要な力を確かめました。
絵本作者のやまざきひろしさんは、体験学習を通じて家庭内で話し合う重要性を訴えました。また、同園の神谷和美園長は、大人による複数人での車内確認など安全管理を最優先とした上で、自発的に命を守る教育の意義を語りました。
今後も車内の子どもの閉じ込め事故を防ぐため、全国1,000園の幼稚園・保育園へ絵本やリーフレットを配布するとともに、全国各地で安全教室を展開する予定です。
「たすけてブーブー」プロジェクト
https://boobooproject.jp/
(マイナビ子育て編集部)
