- 掲載
- 2026年11月01日 10:31
「ホコリってカラフルなの!?」顕微鏡をのぞいた子どもたちがびっくり! クイックルの親子体験イベントをレポート
家族みんなでそうじに取り組むことを提案している花王のホームケアブランド「クイックル」。10月17日には花王栃木工場で親子向け体験型イベント「クイックル スペシャルイベント」が開催されました。子どもの好奇心をくすぐるそうじ体験や、教育評論家・親野智可等先生のトークセッションなど、盛りだくさんの1日をレポートします。
顕微鏡でホコリを観察&シートを絞る貴重な体験も!
10月17日、花王栃木工場のスペシャルイベント午後の部に参加したのは5組の親子。パパ・ママに連れられ、未就学児から小学校高学年までの子どもたちが集まりました。
今日の主役は、いつでも・誰でも手軽に使える掃除用品の定番「クイックル」です。イベントがスタートし、「おうちでおそうじしてますか?」と尋ねられた子どもたち。ほとんどの子が手を挙げていました。
はじめにクイックルブランドの歴史や商品について解説があり、子どもたちだけでなく保護者も熱心に耳を傾けていました。
続いて登場したのは、「クイックルワイパー」の研究員、木下さんと内村さんです。
ここからは、クイズ形式で家の中の汚れについて学んでいきます。木下さんが「おうちの中に落ちている髪の毛は、ひとり1日何本落ちるでしょうか?」と尋ねると、元気いっぱい手を挙げて「100本!」と正解を言い当てる子どもたち。
なかでも会場が盛り上がったのが、「おうちに落ちているホコリは何色?」というクイズ。子どもたちからは迷わず「灰色!」「白!」と声が上がりますが、意外にも正解は「カラフル」でした。
「え、なんで?」
「灰色じゃないの?」
信じられない様子の子どもたちに、木下さんが顕微鏡の前へと促します。一見、肉眼では灰色に見えるホコリですが……
顕微鏡をのぞく子どもたちから「いろとりどり」「ピンクもある!」「赤もあった」など驚きの声が上がります。
ホコリがカラフルな理由は、人が着る衣類やタオル類などの繊維が落ち、ホコリと共に溜まっていくからだと木下さんが教えてくれました。実際に顕微鏡でホコリを見てみるという体験をしたからこそ、子どもたちは納得した表情で聞いていました。
続いては、クイックルワイパーの捕集力を体感する実験です。
水で濡らしたキッチンペーパーをクイックルワイパーに装着して、床に落ちているゴミを取ろうとするも、子どもたちは「取れない、落ちちゃう!」。
ですが、髪の毛、皮脂汚れ、食べこぼし、泥汚れなど、家の中のいろいろな汚れを拭き取ることができる「クイックルワイパー 立体吸着ウエットシート」で試してみると、「おお! 取れる!」「イケたわ!」とその違いを実感。
シートに密着した髪の毛やホコリは、クイックルワイパーを持ち上げて軽く振っても落ちず、子どもたちは「全部くっついてる」と楽しそう。いつまでもクイックルワイパーを離さない子どもの姿も見えました。
違いの秘密は、シートの内部にありました。内部に格子状のネットが入っているため、高い強度を保ったままゴミを絡め取ることができるのです。
続いて、シート内部にネットが入っていない「クイックルワイパー ウエットシート」とネットが入っている「クイックルワイパー 立体吸着ウエットシート」の液体含有量を比較する実験です。これはパパ・ママのほうが興味津々な様子。絞り器にそれぞれのシートを挟み、ハンドルを回して液体を絞っていくと……
たくさんの液体が絞り取れたことへの気持ちよさからか、「すごい!」と飛び跳ねて喜ぶ子どもや、「こんなに入ってるんだ……」と驚きのつぶやきを漏らすパパ・ママたち。「クイックルワイパー 立体吸着ウエットシート」にはこんなに液体が含まれているのだから、これなら1枚(両面)で約15~20畳使えるというのも納得です。
その後、シートの製造工程を動画で見ることができ、クイックルワイパーについて体験を通して詳しくなった子どもたちなのでした。
親野智可等先生が教える「そうじのお手伝い=しつけではない」理由
続いては、クイックルワイパーを使ったゴミ取りゲーム!
ホコリに見立てて室内全体にまいたカラフルな綿を、クイックルワイパーを使って残らず取っていこう――と、説明するまでもなく、綿を見つけると自主的にクイックルワイパーを滑らせていく子どもたち。
きょうだいで競ってキレイにする子や、黙々とワイパーを滑らせる子、きっちりと隅々までゴミを取りきろうとする子……飽きることなく思い思いに楽しむ姿を見ていると、クイックルワイパーは子どもにとって単なる「お手伝い」ではないのかもしれないと感じました。
一方そのころ、パパ・ママたちは別室で教育評論家の親野智可等先生のトークセッションに参加していました。
親野先生曰く、「そもそもそうじのお手伝いは、しつけ、自立、スキルを上げることが目的ではなく、お手伝いを通して親子関係をよくして自己肯定感を上げることが目的」だといいます。
「そのために大事なのは、親の言葉です。責める言葉は、百害あって一利なし。『お手伝いもできないの?』なんて言われると、親に対して不信感を持ってしまう。できていなくても、先に褒めちゃうのがいいです。なにかしら褒める部分に注目して、とにかく褒めてください。そうすれば、自己肯定感がアップします」
自己肯定感が上がると、「他者信頼につながり、人間関係の土台を作ることができる」一方で、責める言葉を多用し親子関係が悪化してしまうと、「子どもも親も自己肯定感が下がり、その後の人間関係がうまくいかなくなってしまう可能性がある」と話します。つまりお手伝いは、自己肯定感を上げて親子関係をよくする、絶好のチャンスなのです。
ただ、子どもによってはそうじが苦手な子がいるのも事実。親野先生も「自分のお子さんを見て、『この子は片付けができないな』『嫌なことは後回しにするタイプだな』『消極的だな』など、いろいろな悩みがあると思います」と共感します。
「そういうものって、親の育て方が悪かったからそうなった、ではないんです。最近の行動遺伝学の研究では、これが生まれつきだとわかりました。だから同じ環境で育てたきょうだいでも『ひとりは片付けが得意で、もうひとりは苦手』ということが起こるんです。そうじが苦手な子は、ハードルを下げるといいですよ。『5分間、おそうじタイム!』と時間制限を設けたり、ゲーム性を持たせたり。できないときは、親が代わりにやってもいいんです。その方が自己肯定感が上がり、長期的に見て子どもの自立につながります」
年末が近づくいま、大そうじを視野に入れているご家庭も多いかと思いますが、親野先生は「大そうじはおすすめです!」と推します。
「私が子どものころは、家族みんなで1日かけて、一致団結して大そうじをしていました。いまは大そうじを行う人は減っているようですが、ひとつのイベントとして家族で楽しみながらやるのがいいと思います。こういったことを機に、体を動かす楽しみ、キレイになっていくのを見る楽しさ、『がんばったね!』と言われるうれしさを体験させてあげたいですね」
最後には親野先生へ質問が飛び交い、パパ・ママの子育てのお悩みに、時間をたっぷり使いじっくり向き合ってくれました。トークセッション後に参加したパパ・ママに話を聞くと、「親が代わりにやってあげてもいい、という話はとても意外でおもしろかったです」「いつも叱ってばかりで、楽しむことを忘れていたことに気づきました。子ども3人を連れてきた甲斐がありました」など満足げな表情をのぞかせていました。
うれしいお土産が盛りだくさん!
さて、子どもたちがいる部屋に戻ると……。まだクイックルワイパーを走らせている! 様子を見ていたスタッフさんが「みんな、なかなか離さなくて。ずーっとやっています」と笑っていたのが印象的でした。
その後、メリーズ製造工場に移動して貴重な製造過程をじっくり見学。最後は豪華なお土産をもらい、解散となりました。
子どもにとっての「楽しい」と、親にとっての「ためになる」がたくさんつまった、クイックル スペシャルイベント。体験して知ることによって「そうじのお手伝い」へのハードルがぐんと下がったことを、夢中になった子どもたちの笑顔から実感したのでした。
(取材・文:有山千春、撮影:マイナビ子育て編集部、取材協力:花王)
