知って得する！　無印良品の密閉ホーロー保存容器の使い方を徹底紹介

こんにちは♪　キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです。

私はホーロー容器を使い始めて、実はまだそんなに時間が経っていません。でも知れば知るほど、もっと早く使っていれば良かった！　と思うことがたくさん。こんな時にこんな使い方ができればな～と思っていたことがホーロー容器ならできたんです。

こんなに便利なものなら、もっと楽にスムーズにできたのに……と思った数々を今回ご紹介します。

まず、ホーローとは漢字で書くと「琺瑯」と書きます。ちょっと難しい漢字のため、わかりやすく「ホーロー」と表記されることが多いようです。

ホーローは鉄やアルミニウムなどの金属からできたものに、ガラス質の釉薬を高温で焼きつけたものです。そのため、金属とガラス質の特性を合わせ持っています。

特徴としては……

・表面がガラス質なので菌の繁殖が少ない
・酸や塩分に強い
・食材の変化や劣化がしにくい
・ニオイや色が付きにくい
・熱に強い
・耐久性に優れている
・熱伝導に優れている

など、食品の保存にかけてはとっても適しているものです。

その反面、中身が金属なので、金属が使えないものには使えない（電子レンジなど）、釉薬が剥げてしまうと中の金属が出てサビてしまう、などの注意点もあります。

無印良品の「液体とニオイが漏れない　バルブ付き密閉ホーロー保存容器」というホーロー容器。

この無印のホーロー容器も、鋼・鋳鉄・アルミなどの金属の下地でできており、ガラス質の釉薬を焼き付けてあります。金属の強さとガラスの耐久性を併せ持つところは、一般的なホーローの特徴と同じです。

・直火やオーブンは可（ふたやパッキンは外して使用）
・IHや電子レンジは不可
・冷凍可

となっています。

ホーロー容器でもメーカーや種類によって多少使える範囲が違いますので、ご使用の前に必ず取扱説明書にて注意事項をご確認ください。

私が無印良品のホーローを選んだのは、オーブンと冷凍庫で使えるという点とコスパの良さでした。

緩やかな丸みを帯びた形で、とても洗いやすく、食材を取り出しやすくなっています。きれいな光沢のある白はどんな料理にも映え、このまま食器として使っても素敵です。

他のホーロー容器と無印良品のホーロー容器の大きな違いは蓋の部分。「液体とニオイが漏れない　バルブ付き密閉ホーロー保存容器」という名前もここからきています。

フタの部分はふた、パッキン、バルブ（密閉弁）の3つに分解できます。バブルによって密閉され、ニオイや液漏れがしないような作りになっています。またパッキンも密閉性を高めてくれています。

バルブをふたに設置します。

パッキンは、ふたに溝があるのでそこに差し込むように付けます。

ふたを閉めるときはバルブは上げた状態で。

ふたをしっかり閉めたら最後にバルブを押して閉じてください。これで密閉完了です。開けるときはバルブをあげないと蓋を開けれません。

ちなみに、ふた・パッキン・バルブはホーローよりも劣化が早いため、単品で購入可能となっています。

無印良品の保存容器はサイズ基準が統一されています。そのため積み重ねたり、並べたりしてもすっきりし、無駄なく片付けやすくなっています。

サイズは全部で6種類。大中小にそれぞれ深型があります。人それぞれ使い勝手が良いサイズは違うので、自分に合ったものを選べるのが嬉しいですね♪　ちなみに我が家は家族が多めなので、大を愛用しています。

【小】約幅9.5×奥行11.5×高さ5cm ／990円
【深型・小】約幅9.5×奥行11.5×高さ7.5cm／1,290円
【中】約幅11.5×奥行19×高さ5cm／1,290円
【深型・中】約幅11.5×奥行19×高さ7.5cm／1,590円
【大】約幅19×奥行23.5×高さ5cm／1,590円
【深型・大】約幅19×奥行23.5×高さ7.5cm／1,890円

また無印良品のネットストア限定で、お得なまとめ買いもできます。

※価格・サイズは2018年7月末時点の情報です。価格は全て税込みです

それでは実際に、こんな使い方ができるのね～！　という実例をいくつか紹介しましょう。

ニオイがつきにくいので、食材の下ごしらえや下味付けに使うのにぴったりです。

大きさや深さもちょうどいいのですが、なんといっても密閉できるふたがあることが便利！　蓋をしてそのまま冷蔵庫へしまっておけば、冷蔵庫の中で他の食品とのニオイ移りもなく、乾燥も防げます。熱伝導が良いのですぐに冷えて、食材の痛みも防げて、使いたいときにすぐ出せます。

冷凍保存する場合は急冷蔵できるので、食材のおいしさを損ねにくくしてくれます。

塩分に強く、雑菌の繁殖が少ないので、保存食品の容器としてもすぐれています。梅干しや味噌、漬物などにもオススメです。保存食品は保存期間も長く、ニオイの強いものが多いので、プラスチック製の容器だと使用後にしばらく使えないことも多々ありましたが、ホーロー容器なら安心♪

ミートソースやカレー、トマト煮など色の強いものをプラスチック製の容器に入れてしまい、取れなくなったことはありませんか？　これが結構厄介で、何度も同じ失敗をしました。でもホーロー容器ならするっとニオイも色も落ちてくれます。

熱いままでは冷蔵庫に入れられないけど時間がないし……と思うこともしばしば。ホーロー容器なら熱伝導が良いので、保冷剤の上に乗せればぐんぐん冷却してくれます。

ホーローは熱に強いのでオーブンや直火OK！　我が家はIHコンロのため使えないのですが、ガスコンロなら鍋のように使うことができます。

オーブンのグリル機能でもOKですが、実はお魚グリルでも使えます！　オーブンよりも早く高温になるのでこちらの方が時短になります。グラタンやチーズ焼きなど、焼き目を付けたいときはお魚グリルで焼く方が便利。

焼いたらそのままテーブルに出してもいいデザインが嬉しいです♪

オーブンで焼きたい料理が重なって困ることが何度もあり、メニュー変更したこともありましたが、グリルも使えるホーロー容器で問題解決しました。

熱伝導が良いので冷却は素早くしてくれます。冷たいスイーツを作るときには特にオススメです。素早く冷却して凍るので、泡立てた卵やクリームが空気を含んだまま凍ってくれ、口当たりの柔らかいでき上がりになります。

ホーローは酸に強いので、お酢を効かせた料理の時に安心です。マリネなどにもぴったりですね！

他にも、柑橘系の食材に多く含まれるリモネンは、プラスチックや発泡スチロールを溶かす力があるので、使う容器が大丈夫か気になっていました。ちょっと安価なプラスチック容器などは、簡単に変形や破損してしまうので（成分にもよりますが）、プラスチック製品の注意書きにもよく記載されています。

ホーローならその心配もありません♪

こちらもレモンを効かせたものなので、プラスチック製の容器だと少し心配でしたが、ホーロー容器で問題解決♪　持ち寄りランチなど、他の場所に持っていくときには、密閉できるふた付きで、しかも、そのまま置いても料理が映えるのでとても重宝しています。

無印良品のホーロー容器は、密閉できて液漏れやニオイ移りの心配がありません。オーブンや直火、冷凍庫もOK！　使える用途が幅広く、とっても便利です。ただし、IHや電子レンジは使えないので、注意してください。機能的で美しいホーロー容器の便利さを、ぜひ試してみて下さいね♪