衣替えのタイミングはいつが正解?【冬から春夏物・春から秋冬物】
季節の変わり目は何かと忙しいですよね。なかでも、一大イベントといえるのが衣替え。でも、衣替えを行う時期について毎回悩んでしまう……という方は多いのではないでしょうか。今回はいつから衣替えをするべきなのか、そのタイミングについて紹介します。
冬から春夏物への衣替えの時期
「もう冬物は使わないと思っていたのに急に肌寒くなった」「冬物をしまうタイミングを失ってしまった」など、衣替えをいつするべきなのか判断に迷ってしまうという方は少なくないはずです。
いったいどのタイミングで衣替えを行うべきなのでしょうか。
衣替えのタイミングは、最高気温で判断しよう
衣替えのタイミングを考えるときに1つの目安としてチェックしておきたいのが「最高気温」です。一般的に秋物は15度~20度。それ以下の気温になると、冬物が必要になってきます。
目安としては最高気温が15度になったら冬物から春物に切り替えていきましょう。20度を超えたら冬物をしまい、夏服を出し始めます。22度を超えて来たら、春物をしまい、夏服のみで良いでしょう。
地域により若干の違いはあるものの、5月後半~6月のはじめには完全に夏物に切り替わるタイミングになりますね!
湿気は大敵! 衣替えは晴れの日にしよう
衣替えをするとき、最高気温のほかにもう1つ注意したいことがあります。それが天気です。衣類は湿気にとても弱いです。そのため、衣替えは晴れているときに行うのがベター。湿気が多いタイミングで行うと、出した衣類・しまう衣類に水分が含まれてしまい、シミやカビが発生する原因となってしまいます。
予定を変更できない場合は仕方ないですが、衣替えは余裕がある晴れの日に行うようにしてください。特に6月に入ってしまうと梅雨の時期と重なってしまうので、春から夏にかけて衣替えするときには、5月中に行うといいですね。
天候にかかわらず、衣替えのときには乾燥剤を入れることをお忘れなく!
夏から秋冬物への衣替えの時期
次に夏物をしまう時期についてです。こちらも、冬物をしまうときと同様、気にしたいポイントは最高気温。ではさっそく、いつ頃行うべきなのか見ていきましょう。
最高気温が15度以下になったら冬物を出すタイミング
基本的に冬物をしまうときも最高気温を基準に考えます。9月に入ると、最高気温が15度を下回る日が増えるので、この時期に衣替えを行うと良いでしょう。冬物をしまうときも、晴れの日に行うのがベスト。10月に入ると一気に冷え込むので、早めに衣替えを行ってくださいね。
しっかり洗濯してからしまおう
夏は汗をかきやすいため、衣類にもたくさんの汗が染み込んでいます。ちょっと羽織っていただけのカーディガンなども、しっかり洗ってからしまうようにしましょう。「手入れを怠っていると、次のシーズンで開けてみたら汗じみができていた……」なんてことになりかねません。
洗濯表示をチェックして、それぞれのアイテムにあった方法で洗ってからしまってください。
2シーズンに分けて考えるスーツの衣替え
スーツは季節ごとに素材が異なります。そのため、他の衣類同様、しっかり衣替えを行っていきましょう。具体的には、春夏シーズンと秋冬シーズンに分けて、衣替えを行っていきます。4~9月は春夏物、10月~3月は秋冬物を用意しておくと良いでしょう。
春夏に用意しておきたいスーツ
・春はウール、コットン
春は肌寒さがあるものの、日がさすと汗をかく日もある季節です。そのため、吸水性に優れたコットン生地がおすすめ。オールシーズン着ることができるウール生地も良いでしょう。
・夏はリネン、クールマックス
夏は通気性を重視したほうが良いでしょう。リネン素材やクールマックスがおすすめです。
秋冬に用意しておきたいスーツ
・秋はウール
秋はウールがおすすめ。ウールはオールシーズン着ることができるスーツの定番素材ですが、チェック柄など秋にぴったりの柄が多いです。
・冬はフランネル、ツイード
寒くなる冬は保温性が高いものを用意してください。保温性に優れ、冬らしい柄が多く出るフランネルやツイード素材が向いています。
まとめ
暖かくなったと思ったら、寒くなって……、寒くなったと思ったら、暖かくなって……と昨今の天候の変化に衣替えのタイミングはなかなか掴みにくいものです。
しかし、最高気温と湿気に気をつけていれば、ある程度天候が変化する中でもタイミングを掴むことができますよ。
