掃除機をかけるときに換気は不要？　正しいお掃除方法を解説

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掃除機をかけるときに、換気をしながら行う人は多いと思いますが、実はそれ間違いなのです。その理由は、窓を開けるとホコリが舞い上がってしまうから。

家の中のホコリは、衣類やシーツなどの布製品から出る細かな繊維クズや、髪の毛、ダニの死骸などの集まりです。閉め切った室内では、空気の流動が少なく、ホコリは床や棚の上に積もります。窓を開けると、風や空気の対流によって、この積もったホコリが舞い上がってしまいます。それどころか、風の強い日は砂埃が入ってきてしまうことも……。

現在は、掃除機の性能が格段に上がり、フィルターで細かなチリやハウスダストを取り去り、キレイな空気が排出されるようになっています。そのため、掃除機の排気は汚れが少ないものになってきているのです。

とはいえ、掃除機や人の動きによってもホコリは舞い上がってしまうので、掃除機をかけるときにはマスクをしながら行うといいですね。

とはいえ、掃除中に舞ってしまったホコリで室内の空気が汚れている可能性があるので、換気は必要です。換気をするタイミングは掃除後！　掃除中に舞ってしまったホコリが再びおりてきて落ち着いたころが換気の目安です。掃除機をかけてから、だいたい15分後がよいでしょう。

掃除の手順にもコツがあります。掃除を始めて、いきなり掃除機をかけるのはNG。たまっていたホコリを排気で舞い上げてしまいます。

掃除の基本手順にありますように、上から下に掃除をしていってください。そのため、まずは、テレビ台や棚の上にたまったホコリを拭き掃除します。

だいたいのホコリが取れたら、最後に掃除機をかけます。取り逃していた汚れもスッキリ吸い込んでお掃除は終了。その後、掃除機によって排出された空気と新鮮な空気を入れ替えるために、換気を行います。

ホコリをざっと取り除きたい場合は、ほうきがおすすめ。ほうきなら、掃除機のように排気を出さずに掃除することができます。また、音も静か！　子どもが寝ているときにも、そっと使えます。

ホコリ取りの定番となっている、クイックルワイパー。軽くなでるだけで、しっかりホコリをキャッチしてくれるので、舞い上がりにくいです。伸び縮みタイプでは、なかなか手の届かなかった、照明のかさや、エアコンの上部、棚と棚のせまい間などにもフィットして、ホコリをキャッチしてくれます。

掃除機をかけるときに、換気をしながら行っていた人！　ホコリを舞い上がらせていた可能性がありますよ。これからは、換気は掃除の後ということを覚えておきましょう。また、掃除機をかける前には、ホコリを舞い上がりにくくするために、ざっとホコリを取り除いておくのがベストです。

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