
コストコって本当は安くないかも? その理由とは
テレビや雑誌を見ていると、「コストコは安い安いっ!」って言うけれど、実はコストコって高いんじゃないかと思いませんか? コストコ男子も10年以上コストコに通っていますが、実は安くないかもって思った時期もありましたし、実は今でも思っています(笑)。この記事では、コストコは本当は安くないかもというお話をしたいと思います。
コストコアドバイザーのコスコ男子です。
コストコの会員になっているお友達やネットの口コミなどを見ていると、「コストコがとても安い!」と絶賛している人が多いのですが、実際にコストコで販売されている商品の値段を見ると、“本当かな?”って疑ってしまうことはありませんか?
ではまずは、コストコが安くないと感じてしまう理由について見ていきましょう。
コストコが安くないと感じるポイント
では、どんなところに安くないと感じるのでしょうか?
年会費

コストコが安くないと感じる一番多いポイントは、コストコは年会費がかかってしまうという点です。
何しろ日本のスーパーやドラッグストアで買い物をする時に、年会費を取るお店はほとんどありませんからね~。
しかも年間数百円くらいの年会費ならまだわかりますが、コストコの年会費は5,000円近くかかります(涙)。
いくら商品の値段が安いとはいえ、年間5,000円以上も得しないと元が取れないというのはかなりハードルが高いのではないかと感じてしまいますよね!
もしも年会費の元が取れなければ、普通のスーパーに行った方がいいというのもよくわかります。
大容量の商品
コストコで売っている商品は、どれもビッグサイズの大容量ですよね~!
コストコに入会したての頃は、毎回すごいすごいと言って驚いていたのですが、実際にその商品を買ってみると食べきれない、使い切れないということが多くなり、処分したり捨ててしまったりするものもありませんか?
確かに、一個あたりの価格を計算すると安く見えるのですが、実際には捨ててしまう分もありますので、結局高くついてるんじゃないかなぁって不安に思うこともあるでしょう。
買いすぎてしまう


コストコに行くと、雰囲気にのまれてしまって、ついついたくさんのものを買ってしまうことってありませんか?
コストコ男子もコストコに入会したばかりの頃は、周りの人がカートにいっぱい商品を山積みにして買い物を楽しんでいる姿を見ると、自分もたくさん買いたくなってしまい、大量に購入して後悔したこともありました(笑)。
なんですかね~、あのコストコの雰囲気にのまれると完全に自分のペースを失ってしまうこと。
でも冷静に判断してみると、コストコの雰囲気にのまれてしまうのは、コストコ=海外に行っているような感覚になってしまうからかもしれません。
よくあるじゃないですか! 旅行に行くとお金が飛ぶように出ていくこと! それと同じような現象ですよね。
きっとコストコに行くと、海外旅行に行ったような気分になるので、思わず財布のひもが緩んでしまうんでしょうね(笑)。
実際にコストコの商品って安いの?


それでは、ここからは実際にコストコの商品が安いのか、業務用スーパーとネットスーパーと比較してみたので、参考にしてみてくださいね。
業務用スーパーと比較
コストコとよく比較されるのが、大容量パックの商品を販売している業務用スーパーです。
ここ数年で全国のあちこちに、業務用スーパーができているので知っている人も多いでしょう。
コストコと業務用スーパーで販売されている商品は異なるので、単純比較はできませんが、コストコ男子が見る限り、調味料系やパスタ・うどんなどの麺類、そして小麦粉や片栗粉といった粉物系は業務用スーパーの方が安いんじゃないかなぁ~と感じています。
ただ、コストコの方はこだわりの調味料とかガロファロの高級パスタをはじめとした高級なものが販売されていますよね。
なので、単純に価格だけを見ると業務用スーパーの方が安く見えますが、商品のグレードを考えるとコストコも決して負けてないのかなと思いますね!
ネットスーパーと比較

続いて、最近流行りのネットスーパーとコストコを比較してみたいと思います。
ネットスーパーで販売されている商品は1パッケージあたりの容量が少ないものが多く、単純にコストコの商品と価格比較をすることが難しいです。
とはいえ、例えば100グラム単位だとか1個あたりという単位で計算してみると、実はネットスーパーの方が高いものが多いことが、コストコ男子の調査で分かっています。
それにネットスーパーの場合は、金額によっては送料がプラスでかかる場合もありますので、それを考えるとコストコの方が圧倒的に安いでしょう。
ただし、ネットスーパーの場合は小さいバッグのものが多いので、1人暮らしをされている人や少人数の家族の方にはとても便利だと思います。
コストコ男子が物申す! コスパの悪い商品
さて、コストコで売っている商品の中で、コスパが悪いと感じた商品をハッキリと言っちゃいます。
ここで紹介しているコスパの悪い商品というのは、単純に価格が高いだけであって、品質については考慮していません。実際に、ここに書いてある商品をコストコ男子はリピ買いしていますので(笑)。
価格だけを追求した結果、コスパが悪い商品を紹介します。
使い捨てのペーパー類

まずは、筆頭であがってきたのが、コストコの使い捨てペーパー類です!
コストコバスティッシュという人気のトイレットペーパーをはじめ、カークランドブランドのキッチンペーパー、そして箱ティッシュなんかも普通のドラッグストアなどと比べると割高ですね。
ただ、トイレットペーパーやキッチンペーパーについては普通のドラッグストアで販売されているものよりも分厚いし、サイズも大きいので、コストコ男子はやめられなくなって、ずっとリピ買いしています。
この辺りの商品は、単純に価格だけ比較するのではなくて、実際に商品を使ってみないと判断することができないかもしれません。
たまご・乳製品


たまごや乳製品は、普通のスーパーでも集客のために安くすることの多いジャンルなので、コストコがいくら値下げしても日本のスーパーとあまり変わらないか、もしくは少し高いくらいの価格になってしまうのかもしれません。
コストコが極端に高いということはないので、価格を比較した上で購入した方がいいですよ。
ただし、海外製のチーズについては、コストコの方が種類も多いですし、例えばKIRI(キリ)のような普通のスーパーで売っているチーズについては、コストコの方が安かったり。比較してから買うとよいでしょう♪
家電製品


コストコで販売されている、家電製品の価格は、他の家電量販店と比べて高いものと安いものの差が激しいジャンルです。
家電製品全体で見ると、海外のメーカーの家電製品は、家電量販店よりもコストコのほうが安いように感じます。
また、国産メーカーの家電製品については、発売時期が古い製品がコストコでは安くなっている傾向があり、新製品は家電量販店の方が圧倒的に安い傾向があります。
これはおそらく、日本の家電メーカーが既存の家電量販店に配慮して価格を調整しているのではないかと思いますよ。(←あくまで推測ですけどね!)
家電製品を買う際には、まずは新製品か、ちょっと古くてもいいのかを判断して、もしも少し前のモデルで良ければコストコの値段を比較して購入した方がいいと思いますし、新製品を狙うのであればネット通販や家電量販店で買うことをおすすめします。
海外製の家電製品を買うなら、コストコがおすすめです。
日本メーカーのペットボトルの水やお茶


なぜか日本メーカーのお水とか、お茶のペットボトルについては、コストコは高いんですよね。
これも日本の家電メーカーと同じなのかもしれませんが、飲料メーカーが既存の取引先である日本のスーパーに配慮して、価格を調整しているのではないかと考えられます。
ただし、海外ブランドのミネラルウォーターはコストコの方が安かったりしますので、必ず普通のスーパーの値段と比較をしてから買うようにしてくださいね!
まとめ
コストコって本当は安くないのかもって感じてしまう理由について冷静に考えてみた結果と、実際にコストコでコスパが悪いと感じている商品について紹介してきました。
単純に価格だけを比較してしまうと、コストコの方が高いものがありますが、それでも買っていく人がいるというのには理由があります。
コストコで販売されている商品は、総じて価格だけを追い求めているわけではなく、価値のある商品であるというのが特徴です←コストコの回し者ではありません(笑)。
また、コストコ男子が思うに、コストコに行くと買い物をしているというよりは、テーマパークにいるような感じが楽しくて行っちゃうんですよね♪
なので、とにかく価格が安いものを追い求めるのであれば、普通のスーパーに行った方がいいかもしれませんが、生活をちょびっと楽しみたいという人はコストコに行った方が絶対にいいと思いますよ!
どちらを重視するかによって、コストコを高いと感じるのか、安いと感じるのかが分かれると思います。もちろん、海外の雰囲気や試食もいっぱいあって楽しいのは、圧倒的にコストコです(笑)。