
コストコで安く買える漂白剤オキシクリーン! アメリカ製は成分が違う?
あなたはコストコで大人気のオキシクリーンをご存知ですか? オキシクリーンは酸素系漂白剤で、酸素のチカラで汚れを浮き出して洗浄してくれる洗剤なんですよ! コストコで売っているオキシクリーンは、日本で市販されているものとはちょっと違うんです。今回は、似ているようで違う「オキシクリーン」について紹介していきます。
コストコアドバイザーのコストコ男子です。
コストコで大人気の万能洗剤と言えば「オキシクリーン」を想像する人が、かなり増えてきた感じがしています。
最近では、日本のスーパーやドラッグストア、そしてネット通販でも販売されるほど人気が過熱していますが、実は日本で販売されているオキシクリーンと、コストコで販売されているアメリカ製のオキシクリーンは、ちょっと違うんですよね。
今回は、そんなオキシクリーンについて解説してみたいと思います。
コストコで安く買える! 漂白剤「オキシクリーン」

コストコのオキシクリーンはいくら?
コストコで売っているオキシクリーンの値段は、時期によって変わりますが、4.98kg入りで約2,000円前後です。
ただし、販売しているときと、ない時がありますよ。
今回、コストコ男子が2019年4月上旬にコストコに行った時には、販売されていませんでした。
ただし、オキシクリーンについては販売が中止されたことはありませんので、またすぐに出てくると思います。
海外と日本のオキシクリーン(漂白剤)ってどう違う?
今やコストコだけでなく、普通のお店でも大人気になっているオキシクリーンですが、実はコストコで売っているオキシクリーンと、普通のスーパーで売っているオキシクリーンって、パッケージだけでなく中身も違うんですよ~!
意外と知らない人が多いので、その違いについて説明しますね。
コストコで売っている海外のオキシクリーンと、日本で販売されているオキシクリーンの最大の違いは、界面活性剤が入っているか入っていないかの違いです。
実際にコストコで売っているオキシクリーンの中身をチェックすると分かるのですが、青いツブツブが入っているのが分かります。
この青いツブツブの正体が、界面活性剤なんですね。
一方で、普通のショップで販売されているオキシクリーンを開けてみると、青いツブツブは入ってなくて、白い粉だけです。
界面活性剤は、水と油を混ざり合いやすくなるように働きかける成分で、界面活性剤が入っているかどうかによって、汚れが取れやすくなるかにも差がでてくるんです。
コストコで売っているオキシクリーンはアメリカ製ですし、日本の普通のお店で販売されているのは中国製です。
ですので、コストコでオキシクリーンを買ったことがある人は、他でオキシクリーンを買うと違和感を持つかも。

コストコのオキシクリーンの上手な使い方
では、コストコで購入したオキシクリーンを上手に使うにはどうすればいいでしょうか?
コストコ男子流に、場所ごとの使い方を解説していきます。
お風呂掃除

お風呂掃除でオキシクリーンを使う場合は、夜にお風呂に入った後からスタートするのが効率がいいです。
あとは手順通りにやれば、汚れがかなりきれいに落ちますよ!
1.オキシ溶液を作る

オキシクリーンは、温度の高い状態で使用したほうが汚れ落ち効果が高くなります。
まずは、家族みんながお風呂に入った後に、お風呂のお湯を捨てないで、40~60度に追い炊きしましょう。
そのお湯を洗面器やバケツですくって、オキシクリーンを5杯くらい入れます。
入れたら、泡だて器で一気にかき混ぜて、泡立った状態にして、湯船に戻してあげましょう。
2.きれいにしたいものを一緒に湯船に入れる

湯船の中もかき混ぜてオキシクリーンの溶液(オキシ溶液)ができたら、その中に洗面器やおもちゃなど、一緒にきれいにしたいものを入れてしまいましょう。
3.一晩寝かして洗い流す

あとは、一晩寝かして、朝起きたら再度追い炊きにしてオキシ溶液を循環させます。これによって、風呂釜のパイプ汚れもきれいに落とすことができます。
ついでに、湯船に入っているオキシ溶液を使って、お風呂の洗い場もきれいにしてしまうのもいいですね。
浸け置きしておいた洗面器や子どものおもちゃは、スポンジなどで軽くこすって汚れを落としておきます。
あとは、湯船の栓を抜いて、オキシ溶液を流します。
4.オキシ溶液を洗い流す
再度、湯船の栓をしてきれいなお湯を入れて、追い炊きをします。風呂釜へのパイプの中には、まだオキシ溶液が残っているので、再度きれいなお湯で追い炊きをすることで、洗い流せるんですね。
他の部分もきれいなお湯で洗い流してあげれば完了です!
キッチン掃除

キッチンの掃除にもオキシクリーンは大活躍です。
特にシンク内のオキシ漬けは、先ほどのお風呂掃除を応用できます。こちらも夜に準備をして一晩オキシ漬けすると効率的ですよ♪
1.シンクにフタをして、40~60度のお湯をためてオキシ溶液をつくる

シンクの排水口にフタをして、お湯を溜めていきましょう。シンクの排水口のフタがない場合は、排水溝の直径をはかって、ホームセンターやネットで、このようなフタを買ってきてくださいね。
オキシ溶液は、オキシクリーンの粉を4杯程度バケツなどに入れ、そこにお湯を入れて泡だて器を使って泡立てながら溶かせば完成です。
そのオキシ溶液をシンクに入れて、さらにかき混ぜましょう。
2.網やカゴなど、汚れを落としたい小物をシンクのオキシ溶液に漬ける

3.一晩放置する
あとは一晩寝て待ちましょう! 朝起きると泡が消えて、こんな感じになっていますよ。

4.シンクのオキシ溶液を使って、スポンジなどでシンクの周りや中に入れた小物を磨く
特に、オキシ溶液に漬けた後で、歯ブラシなどで換気扇のファンを軽くこすると、ごっそりと油がとれて気持ちいいです♪

5.オキシ溶液を排水して、きれいなお湯で洗い流す

たったこれだけでピカピカになりますよ!
同じ要領でオキシ溶液をバケツにつくって、その溶液で雑巾を絞って換気扇などのフードを拭いていくと油汚れがシッカリ取れて気持ちいいです!
拭いた後は、雑巾をきれいなお湯ですすいで、オキシ溶液で拭いた部分を、きれいに拭き取りましょう。ピカピカになっていますよ。

シミ抜き
洋服などの染み抜きなどでもオキシクリーンを活用できますよ。
洋服の染み抜きの場合も、オキシ溶液をつくって浸け置きをする方法になります。
大体4リットルのお湯に対して30g程度のオキシクリーンを溶かして、浸け置きをします。
あまり長く浸け置きしてしまうと、色落ちしてしまう可能性もありますので、15~20分程度様子をみて、きれいなお湯ですすいでみてください。
(洋服によっては色落ちしてしまう可能性がありますので、目立たない場所で試すなどして、慎重に行ってくださいね)
洗濯槽の掃除

洗濯槽の掃除でもオキシクリーンは大活躍! お風呂のお掃除のときの応用編ですね。
ただし、ドラム式洗濯機の場合は、オキシクリーンを使うと泡切れしないのでやめておいたほうがいいです。
1.オキシ溶液を作る

お風呂に入った後で、お風呂のお湯を40~60度に追い炊きをしてから、洗濯機のポンプを使って、洗濯槽にお湯を入れます。
それから、湯船に残っているお湯を洗面器やバケツに入れて、オキシクリーンを4杯くらい入れて泡だて器で泡立てながら溶かします。
そしたら、その溶液を洗濯槽に投入してかき混ぜます。
洗濯槽に付いているほこり取りフィルターなどの小物もきれいにしたい場合は、オキシ溶液を少しだけとっておいて、オキシ漬けにするといいですよ。

2.洗濯機の「洗濯槽洗い」をする

3.数時間放置した後で、標準コースで洗濯をする
まだ洗濯槽には汚れがついている状態ですので、標準コースで洗濯をすることで、よごれを落としていきましょう!

焦げ落とし


鍋やフライパンなどの焦げを落としたい場合は、オキシ溶液に漬けこむといいですよ。
先程紹介したように、シンクをオキシ漬けするときに、一緒に鍋やフライパンを入れれば効率的です。
また、シンクがきれいで、鍋やフライパンの焦げを取りたいときには、ゴミ袋などを用意して、その中でオキシ溶液を作って浸けるという方法もあります。
数時間放置した後は、スポンジなどでこすって汚れをとればOK!
最後にオキシ溶液を、きれいなお湯で洗い流せば完了です。
まとめ
同じ商品名なのに、製造している場所も違うし、界面活性剤が入っていたり、なかったりするオキシクリーンって、ちょっと不思議な感じもするかもしれませんが、とりあえずコストコで買っておけば間違いありません。
いろいろな用途で使用することができるので、4.98kgも入っていても使い切れますよ!
コストコで売っているオキシクリーンは、パッケージに書いてある使い方が分かりにくいのですが、40~60度のお湯でオキシ溶液をつくって、浸けるか拭くかすればOKという基本法則を理解しておけば、いくらでも応用できますよ!
ぜひチャレンジしてみてくださいね♪