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2019年05月18日 19:30 更新

おうちで焼き立て! 話題のコストコ「メニセーズ ミニパン」

以前にコストコで販売されて、爆発的な人気だったのに見なくなったメニセーズの小ぶりなフランスパン。再び販売が開始されて話題となっています。どうしてそんなに人気があるのでしょうか? 何が他のパンと違うの? リピートしたくなるその理由を探ってみましょう!

こんにちは♪ キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです。

コストコには人気のパンがいくつもありますが、その中でも話題となっている「メニセーズ ミニパン」をご存知でしょうか。以前販売されて人気だったのに、ここ数年はコストコで扱われていなかったため、幻のパンとして再販を熱望されていました。その幻のパンが、近頃またコストコに登場しているんです!

実は私、この話題のパンに出会ったことがなくて未体験でした。というよりも……陳列されていたのに気が付かなかっただけかもしれません。このパンはベーカリーコーナーではなく、冷凍食品やジュースなどのコーナーの側面に積み上げられていて、こんなに話題商品なのに目立たないところにあったんです。

カートを押して通路を歩いていたらふと目に入ってきたのが、何やら見覚えのあるようなパッケージ。これは、話題になっているミニフランスパンでは!? と気が付いて、早速試しにカートへ。この時に気が付いて本当によかった♪ これがリピートしたい商品「メニセーズ ミニパン」との出会いのきっかけです。

コストコ「メニセーズ ミニパン」の特徴

コストコ メニセーズ ミニパン

こちらがメニセーズのミニパンです。店頭では、袋詰めにされている状態で積み上げられていました。タイミングによって、かなり在庫が少なくなる時もあるようです。人気商品のため、見つけたらすぐに買い物かごに入れたほうがいいかもしれませんね。

コストコ メニセーズ ミニパン

パッケージには「6FRENCH ROLLS」と書いてありますが、日本語の商品情報のラベルには「MENISSEZ MINI PAINS」と書かれています。なので、フランチロールでもミニパンでも呼び方はいいのではないかと思います。

メニセーズは、もともと家族経営のパン屋さん。2015年には創立50周年を迎え、今現在は主に輸出用のパンを製造販売しているフランスのメーカー。フランス製の小麦粉など材料にこだわり、防腐剤や着色料などは不使用。材料だけでなく製造にもこだわり、さまざまなパンを作り出しています。

Menissez : Fournisseur français en boulangerie industrielle
https://www.menissez.fr/

メニセーズのホームページ。残念ながら日本語表示はありませんがGoogleなどで翻訳すれば内容を確認できます。

おいしそうな商品がたくさん載っていますが、コストコで取り扱いがあるのはミニパンのみ……と思っていたら、とうとう新しい種類がコストコに登場しました! 2019年GW中は見かけませんでしたが、その後、チャバタロールがミニパン近くに陳列されているのを発見。

コストコ メニセーズ ミニパンとチャバタロール

こちらがチャバタロール。四角いパンです。焼き方はミニパンと同じで、焼き立てがおうちで食べられます。

「メニセーズ ミニパン」ってどんなパン?

コストコ メニセーズ ミニパン焼き方

特徴1:焼き立てが食べられる

このパンの最大の特徴は、8割まで焼いた状態で梱包され、各家庭で仕上げに焼くことで、焼き立てがおうちで食べられるということ。見た目は白パンといった雰囲気で、そのままでも食べられそうですが、あくまでも未完成。触った感触はずっしり詰まった感じです。袋を開けるとほのかにイーストの香りがしてきます。

特徴2:常温保存OK

そしてもう1つの特徴がすごい!! この状態のパンが常温で保存可能なこと。おうちで焼き上げるパンは冷凍ならばよく見かけますが、常温で保存可能な商品はあまり見かけません。というか初めて出会いました! 焼く前の状態ならば発酵が進むだろうし、焼きあがった後の状態の場合、おうちで焼くと焼き過ぎてしまうかも? そんな心配を解決し「おうちで焼き立てのおいしいパンが食べたい!」というリクエストに応えてくれるパンなんです。

さらに、常温で保存できるのにはたくさんのメリットがあります。コストコでは大容量の食品が多いので、どうしても冷凍ストックとなり、場所を確保するのが大変です。それで購入を見送る人も多いのではないでしょうか。

このプチパンは常温でOKなので、そんな心配は不要。商品自体はかさばりますが、6個ずつのパッケージで切り離すことができるのでシェアすることも可能です。しかも、常温なのに1カ月程度の賞味期限があるので慌てて消費する必要もありません。

コストコ メニセーズ ミニパン

裏側はブチブチ模様。製造中のシートの模様でしょうか?

コストコ「メニセーズ ミニパン」の商品情報

コストコ メニセーズ ミニパン

■原材料:小麦粉、イースト、食塩、発酵小麦粉、麦芽小麦粉/酸化防止剤(V.C)

フランスパンなので、卵やバターなどは入っていません、3種類の小麦粉を使っているようでこだわりを感じます。防腐剤は不使用ですが、酸化防止剤(ビタミンC)は入っているようです。

■内容量:1.2kg(50g×24個)

■賞味期限:購入日より1カ月程度(購入のタイミングによって変わります)

■保存方法:直射日光や高温多湿を避け、涼しい場所で保存

開封後は冷蔵庫で保存し、お早めにお召し上がりください。開封前は常温OKですが、開封したら冷蔵保存必須です。日本の真夏は高温多湿なので、野菜室などに入れるといいかもしれません。

■本品製造工場では、胡麻を含む製品を生産しています。

■価格:528円(24個入りなので1個当たり22円となります)

コストコの代表的なパンであるディナーロールは1個約37.5gで約13円、マスカルポーネロールは1個約39gで19円。メニセーズのミニパンは1個約50gで22円なので、容量と価格を比較するとミニパンのお得さがよくわかります。もちろん焼くときの電気代がかかるので、そこも考えるとどちらがお得とも言い難いですが、同じくらいの価格で焼き立てのフランスパンが食べられると思うと、かなりお得な気がします。

コストコ メニセーズ ミニパン

■栄養成分表示(100g当たり)
・熱量…246cal
・脂質…1.2g
・炭水化物…49.4g
・たんぱく質…8g
・食塩相当…1.39g

※この表示は目安です。

1個50gなので100gだと2個。白米が大人用茶碗1杯だと250kcal前後なので、2個食べてもご飯1杯とほぼ同じくらいのカロリー。意外とカロリーが控え目なのは、パン生地に油分が配合されていないからではないでしょうか。

コストコ「メニセーズ ミニパン」の焼き方

コストコ メニセーズ ミニパン焼き方

それでは焼き方です。パッケージに記載されている焼き方のポイントは、水を振りかけてから焼くこと。霧吹きでかけるのが面倒な方は直接水をかけて、パッパと切れば大丈夫です!

コストコ メニセーズ ミニパン焼き方

200~220℃に予熱したオーブンで、約10~12分焼けば完成です。温度や焼き時間はオーブンによって変わるので、様子を見て調整してください。

コストコ メニセーズ プチフランスパン焼き方

我が家のオーブンでは、200℃で12分焼いたらこの色。置く場所によって色付きは変わってしまうのはオーブンの性能のためなので、途中で向きを変えたりした方がいいかも。

コストコ メニセーズ ミニパン焼き方

焼くと気持ち小さくなったような? 水分が抜けて締まったように見えます。

コストコ「メニセーズ ミニパン」の味

コストコ メニセーズ ミニパン 味

このミニパンの人気は、便利さだけによるものではありません。何といってもおいしさが人気の理由です。焼き立ては外皮がパリパリ! でもこのパリパリした皮は軽いんです。

コストコ メニセーズ ミニパン 味

中は意外にもキメが細かく、一般的なフランスパンでイメージする気泡はありません。ソフトなパンの印象。

コストコ メニセーズ ミニパン 味

とても弾力があります。モチモチした食感で食べごたえもあります。

コストコ メニセーズ ミニパン 味

常温保存のパンが、いくら焼くからと言ってそこまでおいしい? と、最初は少し疑問に思っていました。しかし、焼き上がりは香ばしい香りで、食べてみるとパリパリッ! とした軽い食感の外皮。小麦の味が良く感じられるモチモチした生地。一口食べて「おいしい!」と言ってしまったのは私だけではなく、最初に試しに焼いたときに一緒に食べた長男も。高校男子が「なにこれ、うまーい!」と叫んでいました。

生地は少し塩味が強めなので、このまま食べても十分おいしくいただけます。試しに1日置いておいたパンを食べてみましたが、時間経過したものだと外皮のパリパリはもちろんなくなっており、中の食感もポソポソ……。電子レンジで温めてみると、少しモチモチは復活しましたが焼き立ての時ほどではありません。トーストするとパリパリ食感も多少復活しましたが、これも焼き立てには勝てませんでした。塩気も強く感じられます。

多少面倒でも、このパンのおいしさを堪能するためには、食べきれる分を焼き立てで食べるのが絶対におすすめです。

コストコ「メニセーズ ミニパン」のアレンジ法

コストコ メニセーズ ミニパン アレンジ法

焼き立てのミニパンはそのまま食べてもおいしいのですが、いくらおいしいものでも何度も食べると違う味を食べたくなるもの。そんな時には、少し手を加えてアレンジしてみてください。フランスパンは日本のパン屋さんでも人気なので、さまざまなアレンジパンが店頭に並び、とても参考になります。同じようなアレンジをしてみると失敗しません。

コストコ メニセーズ ミニパン アレンジ法

■バター

1番ミニパンの美味しさを引き立たせたいなら、シンプルにバターを塗ってみてください。アツアツのパンに塗るとじわっと溶けて本当においしいですよ♪

コストコ メニセーズ ミニパン アレンジ法

■ミルクバター

フランスパンに、ミルクバターやミルククリームを挟んだパンも人気があります。バターに練乳を混ぜて塗ってみてください。白あんを使ってもおいしいです。こちらの写真は、白あん使用のクリームです。

コストコ メニセーズ ミニパン アレンジ法

焼くときに一工夫するのもおすすめです。通常通り、水をかけてから、トッピングを乗せたり塗ったりして焼いてください。

コストコ メニセーズ ミニパン アレンジ法

トッピングを乗せると焦げやすくなる時があります。焼き時間や温度を調整してください。

コストコ メニセーズ ミニパン アレンジ法

■ガーリックバター:バターを表面に塗り、みじん切りにしたにんにくを乗せる。

■明太マヨ:明太マヨネーズを表面に塗る。

■バジルチーズ:ジェノベーゼソースを塗ってチーズを乗せる。

コストコ メニセーズ ミニパン アレンジ法

どれも外れなしでおいしかったのですが、やっぱり一番パンのおいしさを楽しむ方法は、焼き立てそのままを食べたり、バターを塗って味わったりすることのような気もします。サンドイッチもおいしいと思いますが、小麦の味がかき消されてしまいそうなので、できるだけシンプルな食べ方がおすすめです。

まとめ

SNSでも話題、コストコの「メニセーズ ミニパン」。塩気の効いたパンは外はパリパリ、中はモチモチで、小麦の味も楽しめます。便利さとおいしさで大人気なのに、1個当たり22円とコスパも最高! 

オーブンを予熱したりと、多少手間はかかりますが、20分待てば焼き立てのフランスパンが食べられるので、初めから作ることに比べれば十分気軽に食べられるのではないでしょうか。

人気があり過ぎて在庫が少なくなっているときも多いので、出会えた時にはぜひ味わってみてください。我が家はリピート確定です!

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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