仮装パーティに! 100均素材を使ったハロウィンのラッピングアイデア
ハロウィンのシーズンは、仮装した子どもにお菓子を配るため、ちょっとしたらラッピングをして雰囲気を盛り上げたい! そんな時にちょうどいい、簡単かわいいラッピングアイデアです。もちろん、子ども同士や大人へのプレゼントにも使えます。
こんにちは♪ キャラ弁・フラワーケーキ講師、ギフトラッピングコーディネーターのよんぴよままです。
秋のイベントといえばハロウィンを思い浮かべる方も増えてきました。日本でもかなり認知度が上がり、さまざまな形で楽しむ方も多いですよね。ハロウィンイベントに参加したり、ハロウィンパーティーをしたり、子ども達が仮装して各家を回る本格的なハロウィンを企画している地域も。
ハロウィンの代表的なアイテムとしては「仮装」が一番注目されますが、雰囲気をもっと盛り上げるためのインテリアやデコレーションも、見るだけで楽しくなってきます。その中でも手軽で、ハロウィンでは登場頻度も高いお菓子のラッピングを今回は紹介します。
ハロウィンラッピングに使える100均素材
ハロウィンでお菓子をプレゼントし合ったり、配ったりする時には、準備する数がたくさん! な場合も多いですよね。小分けにしたお菓子をいくつももらうことも多いので、そんな時は一つひとつ手の込んだラッピングだと準備する方ももらう方も大変です。
オススメなのはちょっとしたワンポイントや色で、ハロウィンの雰囲気を加えること。オレンジ、紫、黒、白はハロウィンでよく用いられる色です。また、ハロウィンといえばジャック・オ・ランタン(おばけかぼちゃ)、ガイコツ、コウモリ、ゴースト、モンスター、黒猫などがモチーフとなっていますが、大人向けの怖いものから、子ども向けのちょっとかわいいものまであるので、お好みで選んでみてくださいね。
特に100均では、ハロウィンアイテムが数多く揃っているのでぜひチェックを! ラッピング商品もたくさんあり、お菓子を入れるだけでかわいいものも種類豊富。今回はよりコスパが良く、手軽に量産しやすいものをピックアップしてみました。通年で取り扱いがあるシールや紙コップなども活用すれば、ハロウィンが終わって残ると面倒だな~なんてことまで考えなくても大丈夫♪
ハロウィン柄のシールはいろいろな種類があります。こちらはセリアのリボンシール。100円で72片とかなり安く使えますが、これ1つ付けただけでハロウィンらしくなります。シールのイラストもかわいいですよね。他にもフレークシールやステッカー、スティックシールなどもあります。
セリアでもダイソーでも人気の高い折り紙。ここ数年、いろいろなジャンルの柄が登場していますが、ハロウィン柄も発見。4種類×12枚の合計48枚入っています。どれもハロウィンらしい色や柄なので、台紙に使っても、ラッピングペーパーとして使っても存在感があってオススメです。
またハロウィン柄のペーパーナプキンも、カトラリーと一緒に使うだけでなく、ラッピングにも使えます。サイズも大きく柔らかいのでお菓子を包むのにぴったり。
ハロウィンカラーの毛糸もリボン代わりに使えるので見てみてください。色や雰囲気、感触の違う毛糸が揃っているので、意外とハロウィンの雰囲気を盛り上げてくれます。また、リボンよりもコスパが良いのも魅力。
ラッピングやハロウィン商品とは違うコーナーでも、意外なところで使えるものがたくさんあります。
こちらは食器棚に敷くシート。ブラックレースはハロウィンの雰囲気にぴったり! ポリエチレン製なので、カットしてもほつれることもなく、使いたいサイズに切って自由に使うことができます。ただし、開封時には特有のにおいがあるので、使う前ににおいを飛ばしましょう。
ハロウィン柄のものから、通年で取り扱いのある紙コップも便利なラッピングアイテム。
ダイソーのデコレーションボールは季節ごとにぴったりの色合いが登場します。こちらのナチュラルカラーは、シックな色合い。ハロウィンでも使いやすいカラーバリエーションになっています。
waxペーパーをラッピング資材として活用する方も多いと思います。ハロウィン柄も種類がいくつかあるので、お菓子を包んだり、台紙にしたり。製菓コーナーにあるWaxペーパーの中から、ハロウィンカラーのものを選んでも◎。
他にも100均では、ハロウィンの雰囲気を出せる素材がたくさんあります。季節のコーナーだけでなく、ラッピングコーナーや文具コーナーなども使えるものがあるので、必要な量や予算、どんな相手にどんな雰囲気のものを贈りたいのかなど、イメージを膨らませておくといいですよ。
量産できるシンプルラッピング
数多く用意するときは量産できるラッピング方法、コスパの良い素材を使うことが大切。黒い毛糸とリボンシールだけのシンプルラッピングですが、ハロウィンの雰囲気と、ちょっとしたかわいらしさを出せます。
こちらは透明の袋とwaxペーパーの組み合わせ。waxペーパーの雰囲気に合わせて麻ひもをリボン代わりにしています。
お菓子を袋に詰めたら、袋の幅にカットしたwaxペーパーを半分に折り、袋に被せてホッチキス。パンチで穴を開けて麻ひもを通して蝶々結びにしたら完成です。
ブラックレースの食器棚シートでお菓子を包めば大人ハロウィンの雰囲気に。ハロウィンカラーのリボンで引き締めて印象的な色合いに。
お菓子のサイズに合わせてカット。透明袋に入れるか、小袋のお菓子を包んでください。
低コスト! 手作りハロウィン袋
量産できるシンプルラッピングを紹介してきましたが、今度はちょっと手間をかけたアレンジ方法を紹介します。
セリアでもダイソーでも取り扱いのあるクラフト紙。A4サイズで60枚入りと、とってもお手頃価格。ナチュラルな雰囲気でラッピングにもよく使われます。こちらで袋を作ってみましょう。
【袋の作り方】
①横長に置いて、中心で重なるように両端を折る。両面テープを片端に貼って接着。
②片端を1.5cmほど折り曲げる。
③折り曲げた内側を切り落とし、残りの両端も斜めに切り落としてから両面テープで貼り付ける。
クラフト紙の袋は、何にでも合いやすくて便利。ブラックレースの食器棚シートをカットして、幅広のリボンの様に1周するだけでもシックな雰囲気になります。さらに、ハロウィンカラーのリボンを組み合わせるだけで華やかに! ゴーストやガイコツなどのモチーフをデコレーションしてもいいですね。
今度はハロウィン柄の折り紙で袋作りをしてみましょう♪ ちょっと手間がかかりますが、同じ方法でマチ付きの袋が自由に好きな紙で作れるようになります。
材料は全部セリアでそろいます。
【マチ付き袋の作り方】
①両端を中央で重なるように折り、片端に両面テープを付けて貼る。
②片端の角を中央線にくるように折る。
③さらに、下の角が中央線にくるように折る。
④折った部分を戻して、折り目に合わせて口が開くように折りたたむ。
⑤上下を中心に折り、両面テープで貼り合わせる。
⑥マチの完成。
⑦お菓子を入れてから上の部分を何度か蛇腹折りにする。
⑧リボンをかけて蝶々結びにする。
紙コップでモンスターカップ
今度は紙コップでモンスターカップにします。子どもと一緒に作っても楽しいです。
こちらはセリア商品のパステルカラーの紙コップとポイントシール。ポップなモンスターを作るならピッタリの色合いです。
目を作るときは大きめ丸型のクラフトパンチがあると便利です。我が家にあるのは以前セリアで購入したものですが、最近はあまり見かけないかも。クラフト用品店やホームセンターなどで取り扱いもありますが、しっかりした作りで切れ味も良い分価格は数倍します。
パンチがない場合は家にある丸いものを使って下書きし、ハサミでカット。口の部分をくり抜いたり、表情豊かにユーモラスなモンスターをたくさん作れば、それだけでとっても楽しい雰囲気に。紙コップなので、プレゼントするときには、お菓子がこぼれないように袋に入れて口を閉じた方がいいでしょう。写真のリボンはハサミなどを使ってしごくとクルクルカールするカーリングリボン。こちらは自宅にあるものを使いましたが、100均でも取り扱いがあります。
ふわモコ★ 真っ黒おばけちゃんボトル
もこもこ毛糸を生かしたガラス瓶リメイクのふわモコな真っ黒おばけちゃんのボトル。作り方は簡単なので、子どもと一緒に作ってもいいですね♪
使ったものは、こちらの100均素材と空き瓶。セリアとダイソーでそろいます。
【作り方】
①空き瓶の口のくぼみにワイヤーをかけ、端は取れないように2~3回ねじる。
②持ち手部分を作り、最後は①と同じようにねじって固定する。
③瓶の側面に両面テープを貼る(上、下、間は数周)。
④毛糸を巻き付ける。最後の端は接着剤で目立たない部分に貼る。
⑤目玉シールを貼って完成。
ラッピングに使えるデコ素材を作ってみよう
ラッピングに使えるデコ素材を手作りしてみるのも楽しいです。オリジナリティが出て、面白いものができるかも!
【おとぼけクモ】
・デコレーションボール(黒)
・目玉シール
・グルー(黒)
グルーガンで黒のグルーを溶かしデコレーションボールを乗せ、左右に足も付けて冷やし固定。目玉シールを付ければ完成です。黒のグルーもダイソーで入手できます。ラッピングのポイントや、クモの巣をデコレーションして付けるのもオススメです。リアルなクモは苦手だけどハロウィンの飾りつけに使いたい方に、ちょっととぼけた顔なので怖くなく愛嬌たっぷり。
同じくデコレーションボールの白ではガイコツに変身。黒いフェルトで顔のパーツを作って貼っただけです。
いくつか並べたり、ガーランドに使ってもいいですね。リボンの端に付けてラッピングしたり、乗せるだけでも。このままでは貼れないので、接着剤で貼り付けたり、ワイヤーで通したり、縫い付けたりする必要があります。
グルーガンでは自由にいろいろな形を作ることができるので、ハロウィンのモチーフを作ってデコ素材にするのも楽しいです。白、黒のグルーでゴーストやクモの巣も好きな形や大きさで作ることができます。ゴーストの顔は油性ペンで描いただけ。子どもにお絵描きしてもらってもいいですね。
ちょっとラッピングを工夫すると、作るのがますます面白くなってきます。グルーガンは熱くなるので、お子さんが使うときには、大人がサポートして安全に使うように気を付けてください。
まとめ
ハロウィンでは数をたくさん用意することも多いので、手軽だけれどコストは抑えていけるよう、ほぼ100均で手に入るものでラッピングを紹介しました。また、ハロウィンだけのために購入すると、その先はなかなか使い道が難しいですよね。そのため、通年取り扱いのある素材でもできるラッピングになっています。
量産するときには1つ1つ手が掛けられないと思いますが、ところどころでラッピングを楽しんで、ハロウィンの気分を盛り上げてください♪