火を使わずにできる! 料理を楽にしてくれる時短アイデア
夏場はもちろん、火を使う台所に立つ調理は暑さも増幅するので、苦痛に感じる方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、暑い夏に無理なく調理ができるアイデアや火を使わずに調理できるグッズを紹介します。
ライフオーガナイザー®︎ 門傳(もんでん )奈々です。
暑い夏、室内はエアコンが効いているとはいえ、台所はエアコンの涼しさを感じにくい場所です。
さらに台所で火を使う料理をすると、顔まわりの温度はどんどん上昇し、しまいには汗だくになりながらの調理……という状況も珍しいことではありませんよね。最近では「台所熱中症」なんていう言葉も耳にする機会があります。
今回は、そんな夏場の調理を少しでも楽にしてくれるためにできることと、火を使わずに調理することができるグッズをご紹介します。
火を使う時間を短縮するためにできること
暑い台所の調理で火を使う時間を短くするために、今日からすぐにできる工夫がいくつかあります。
食材を薄く、小さく切る
普段調理するとき、食材の大きさや厚さはどのくらいのサイズで切っていますか?
普段通りの大きさや厚さでは、火通りの時間は変わりません。
そこで有効になる方法が、食材の切り方を変えることです。
大きさは小さくして、厚みは薄く切るようにすると火の通りがよくなり、短時間で食材に火が通ります。
火を使わないで作れる料理をおかずにする
切るだけで食べられる食材を使ったり、漬物やサラダ、冷製スープなどをメニューに加えてみたりしましょう。たとえば、代表的な例が豆腐や野菜です。特に豆腐は、冷奴やサラダなど切るだけでおかずひと品を作ることができますよね。
絹豆腐と木綿豆腐を使いわけたり、上にかける醤油をドレッシングやポン酢に変えてみたりすると、バリエーションも楽しめるでしょう。大根や長芋は、すりおろすだけでもうひと品作ることができます。
また、浅漬けやぬか漬けといった漬物を常備しておくのもおすすめ! 切ってお皿に盛るだけでひと品完成するので、忙しい時のお助け食材です。
積極的に活用したい! 火を使わずに調理できる道具
火を使わずにできる調理方法として挙げられるのが、電子レンジはもちろんのこと、魚焼きグリルや炊飯器など。アレンジ次第で、さまざまな料理を作ることができます。
電子レンジ調理
火を使わずに調理できる家電の代表的な存在として、まず挙げられるのが電子レンジでしょう。
食材の中まで加熱できるので、温め機能に限らず調理に電子レンジを活用すれば、さまざまな料理を作ることができます。「電子レンジ調理レシピ」と検索すると、レシピもたくさん出てきますよ!
炊飯器調理
保温機能を使って、じっくり食材に火を通す調理法が得意な炊飯器。
おかずだけでなく、ケーキまで作れてしまう優れものです。
魚焼きグリル
使い方次第で、さまざまな料理を作れるのが魚焼きグリル。
専用のグリルパンを使うと、火の通りもさらによくなり、そのまま食卓にも出すことができるので、便利です。
夏の調理に便利なグッズを活用してはいかが?
スーパーやドラッグストア、100均、3コインズなどでは、電子レンジ調理用のグッズもたくさん売られています。
こちらでご紹介するのは、私がヘビーユースしているものたちです。
これらは、一度使うと手放せないグッズばかり! ぜひ参考にしてみてくださいね♪
夏の調理お助けグッズ① リードプチ圧力調理バッグ
意外と知られていない便利グッズ、「リード プチ圧力調理バッグ」。
電子レンジで調理すると、袋に圧が加わり、中の食材にしっかりと火が通ってくれます。
使い方も簡単なので、一度試す価値はあります!
夏の調理お助けグッズ② ダイソー レンジ調理器
ダイソーのキッチングッズコーナーに、電子レンジ調理器のコーナーがあります。
火を使わずレンジ調理ができるので、安心です。
夏の調理お助けグッズ③ 3COINS 耐熱ガラス調理器
最後にご紹介するのは、スリーコインズの耐熱ガラス保存容器。
S、M、L(Lのみ税抜き500円)の3サイズ展開です。
耐熱仕様なので電子レンジやオーブン調理も可能ですし、作り置きしたものをそのまま冷蔵庫で保存することもできます。
シンプルなデザインは、そのまま食卓に置いても食器がわりになります。
洗い物も減らせて一石二鳥です。
まとめ
台所で火を使った調理をしていると、気がつかないうちに温度が上昇していることがあります。
「料理は火を使わなくてはいけない」という思い込みは捨てて、便利な道具を積極的に使ってみませんか。