共働き夫婦
2021年01月01日 17:39 更新
【〇×形式で考える】夫婦関係、どっちが正解?『不機嫌な妻 無関心な夫』Vol.1
「夫・妻にイライラする」「家事・育児は自分ばかり」と感じている人、必見! 50万部超えの人気シリーズ、『察しない男 説明しない女』『不機嫌な長男・長女 無責任な末っ子たち』(ともにディスカヴァー)の著者である五百田達成さんの最新書籍から、夫婦のコミュニケーション不全を解決するヒントを、短期集中連載でご紹介します!
今回のお題:夫婦の関係
「コーヒー飲む?」
「いらない……」
「ご飯、おかわりは?」
「もうお腹いっぱい……」
ごくごく普通の、よくある夫婦の会話です。でもこの会話にはコミュニケーションの大前提がすっかり抜け落ちています。
それは相手に対する気遣い、思いやり。「コーヒー飲む?」こう言ってくれた相手が夫や妻ではなく、友人や同僚だったらどうでしょう?「いらない」で済ませてしまうのはちょっと失礼。
常識のある大人なら、コーヒーを淹れようとしてくれているその気持ちに感謝のひと言を添えるはずです。
「ありがとう、でも、いまはいいや」
「もうお腹いっぱいで……。ごちそうさま!」
といった具合です。
「いらない……」
「ご飯、おかわりは?」
「もうお腹いっぱい……」
ごくごく普通の、よくある夫婦の会話です。でもこの会話にはコミュニケーションの大前提がすっかり抜け落ちています。
それは相手に対する気遣い、思いやり。「コーヒー飲む?」こう言ってくれた相手が夫や妻ではなく、友人や同僚だったらどうでしょう?「いらない」で済ませてしまうのはちょっと失礼。
常識のある大人なら、コーヒーを淹れようとしてくれているその気持ちに感謝のひと言を添えるはずです。
「ありがとう、でも、いまはいいや」
「もうお腹いっぱいで……。ごちそうさま!」
といった具合です。
パートナーは親でもきょうだいでもない
夫婦にはそれぞれの親やきょうだいといった「家族」があります。そして、多くの人は自分の家族に対して甘え・依存があります。
普通なら絶対に他人には言わないこんな不躾な言葉を、家族にぶつけた経験はきっと誰にでもあるはず。それが許されたのは、受け止める側が寛大な愛を持っていたか、渋々受け入れてくれていたから。いわば「家族」だったからです。
夫婦は結局、他人です。大人同士、相手をきちんと他人として敬い、気遣うことが大事です。
人の家族観は多種多様です。 「家族ってこういうもの」の「こういうもの」が人によって大きく違う。家族とはなんでも許し合い、助け合うもの」と思っている人もいれば、家族とはいえ「個々の独立した人間、お互いに干渉すべきでない」と思っている人もいる。もちろんそこに正解・不正解はありません。だからこそ、パートナーのことはフラットに他人と思っておくぐらいでちょうどいいのです。
普通なら絶対に他人には言わないこんな不躾な言葉を、家族にぶつけた経験はきっと誰にでもあるはず。それが許されたのは、受け止める側が寛大な愛を持っていたか、渋々受け入れてくれていたから。いわば「家族」だったからです。
夫婦は結局、他人です。大人同士、相手をきちんと他人として敬い、気遣うことが大事です。
人の家族観は多種多様です。 「家族ってこういうもの」の「こういうもの」が人によって大きく違う。家族とはなんでも許し合い、助け合うもの」と思っている人もいれば、家族とはいえ「個々の独立した人間、お互いに干渉すべきでない」と思っている人もいる。もちろんそこに正解・不正解はありません。だからこそ、パートナーのことはフラットに他人と思っておくぐらいでちょうどいいのです。
ポイント
夫婦は他人。失礼な話し方をしない
書籍『不機嫌な妻 無関心な夫』について
「夫婦間がなんとなくギスギスしている」、「話すことは子どものことばかり」など、夫婦間のコミュニケーションについてのお悩みを解決する1冊。夫婦の会話で気を付けたい50のルールを、○×形式で、わかりやすく紹介しています。書籍のなかでは、
●基本のルール
●家事・育児の分担
●時間とお金の使い方
●日常生活の過ごし方
の4項目の会話についてまとめています。
(文:五百田達成『不機嫌な妻 無関心な夫』(ディスカヴァー)より一部抜粋/マイナビ子育て編集部)