清浄綿は赤ちゃんのお世話にあると便利！使い方や注意点は？おすすめ清浄綿10選

清浄綿は、消毒液が浸み込ませてある脱脂綿（コットン）です。高圧滅菌処理をして、一包ずつ個包装されています。

消毒液が浸透しているので、汚れをきれいに落としながら殺菌ができます。肌が弱い赤ちゃんにも使えるように、低濃度の薬液なのでママも安心して使用できるでしょう。

個包装されているため、必要な量だけ鞄に入れて外出できます。開封しなければ無菌状態が継続されるので、いくつか持ち歩く外出時も安心です。

濡れたコットン（濡れコットン）は、減菌された精製水のみが浸み込ませてあるため、消毒成分が入っていません。そのため、清浄綿よりも肌への刺激が少ない使い心地となっています。消毒液などでアレルギーが出てしまったり、肌が弱かったりする赤ちゃんでも使いやすいコットンです。

清浄綿と似たような商品に消毒綿があります。消毒綿は、アルコール（エタノール）を浸み込ませた脱脂綿となり汚れを落としながら殺菌をします。

注意したいのは、刺激の強さです。清浄綿よりも消毒液が高濃度となるため、赤ちゃんの目や口に入ってしまうと悪影響を及ぼす可能性があります。

このようなことから、消毒綿は赤ちゃんへの使用には適しているとは言えないでしょう。

清浄綿の具体的な使い道をご紹介します。特に、赤ちゃんがいる家庭で便利な使い道となるので参考にしてくださいね。

おむつ交換のときのおしりふきの代わりに使います。赤ちゃんのおしりは、おしっこやうんちが密着するため、おむつかぶれを起こしやすいです。おしっこの回数も多く、なかなかおむつ交換ができないときや夏場は注意したいところ。

清浄綿は、おしっこやうんちをきれいに拭き取ることができます。殺菌もできるため、風邪などでお風呂に入れないときなどもおしりを清潔に保ってあげられて便利です。

赤ちゃんの目や鼻、よだれを拭くのにも使えます。特に、口周りを拭かずによだれなどを放置していると肌荒れの原因になるので注意してください。鼻水や目やにもそのままにしておくと、赤ちゃんも不快です。

お顔に使用するときは、清浄綿を湯煎で温めてあげるとビックリしないのでおすすめ。冬場などの寒いときは、冷たい清浄綿に驚く赤ちゃんもいるので温めてあげてくださいね。

清浄綿は目元・口元に使用しても低濃度の消毒液なので問題ありませんが、心配な方は濡れコットンを使うとよいでしょう。どちらを使う場合も、余分な水分を絞って調整すると使いやすいです。

産後の悪露（おろ）や出産時の会陰切開・帝王切開の傷口に清浄綿を使用してもいいでしょう。このような、清潔に保ちたいデリケートな場所には清浄綿がピッタリです。汚れを落としながら消毒できます。

なお、傷口の状態は人によってさまざまなので、ケアの方法については、あくまで医師や助産師の指示を優先してくださいね。

赤ちゃんのおもちゃを清潔に保つためにも清浄綿は使えます。汚れや雑菌の付いたままのおもちゃを口にしてしまう前に、清浄綿で拭き取りましょう。

手軽に消毒できるので、お昼寝中などにこまめに拭いてあげて清潔にしておくとママも安心です。

清浄綿は、たくさんの種類があり初めて購入するときに悩んでしまうママもいるでしょう。清浄綿を選ぶときのポイントは3つです。ぜひ購入時の参考にしてください。

赤ちゃんの口元や顔は肌がデリケートなので、心配な方は、清浄綿ではなく濡れコットンを選ぶと安心です。清浄綿のような消毒液は含まれていないので、刺激が少なく肌荒れを起こしにくくなります。

また、母乳をあげるママのおっぱいを拭くときにも濡れコットンが安心です。

清浄綿や濡れコットンはサイズも異なるので、用途に合わせて選ぶと使いやすいです。たとえば、おしり拭きやおっぱい、悪露に使うなら大きなサイズを、乳首や赤ちゃんの目元・口元などに使うなら小さなサイズを選ぶとよいでしょう。

清浄綿や濡れコットンは、1枚もしくは2枚ずつで個包装されています。頻繁に使用しないなら、無駄にならない1枚入りのものを選びましょう。逆に、頻繁に使う際には2枚入りのものを選ぶと何度も袋を開封する手間が省けます。

安全に清浄綿を使用するために、4つの注意点を守るように心がけましょう。

商品によって使用期限が決まっています。期限が切れた清浄綿は、薬品が乾燥して使えません。また、1度使った清浄綿を使いまわすのは逆に不衛生なのでやめましょう。

そして、清浄綿の保管方法にも注意してください。直射日光が当たったり高温になったりするような場所はNGです。日の当たらない、涼しいところに保管しましょう。

敏感肌や肌の弱い赤ちゃんの場合は、必ずママの二の腕の内側でパッチテストをしましょう。二の腕の皮膚は、顔と厚さが似ていると言われているのと、人から見ても目立ちにくい場所になるためパッチテストに最適です。

ママの二の腕に、大きなトラブルなど反応がないのを確認してから、赤ちゃんに使用してください。もし、赤みなどが出たらママも赤ちゃんも使用を控えましょう。時間が経っても赤みなどが引かないときは皮膚科を受診してくださいね。

清浄綿で口の中を拭くのは控えましょう。低濃度の消毒液とは言え、赤ちゃんには刺激なる可能性もあります。

口の中を拭きたい場合は、水分のみの濡れコットンか口内専用のコットンを利用してください。

清浄綿は、薬液の劣化を防ぐためにアルミ包装されています。電子レンジでそのまま温めると、火花が発生して火事の原因になるため危険です。

温めて使用する際は、火傷しない程度のお湯で袋のまま湯煎しましょう。

数多くある清浄綿の中から、おすすめの10商品をご紹介します。

サイズ：8cm×8cm　減菌済で1枚ずつ個包装されている、天然コットン100%の清浄綿です。低刺激・無香料・ノンアルコールなので使いやすくなっています。赤ちゃんのおしりふきなど使いやすいサイズ。30包入のタイプもあるので、試してみてからこちらの大容量タイプを購入するのもおすすめです。

サイズ：7.5cm×7.5cm　100包2枚入りの滅菌済み清浄綿なので、頻繁に使用するなら持ち運びなども楽でおすすめです。程よい厚みとサイズで扱いやすくなっています。ノンアルコール・ノンパラベン・無香料・無着色と、刺激が抑えられている清浄綿です。

サイズ：4cm×8cm　デリケートな目のまわりを拭き取るのに最適な、2枚入りの清浄綿です。目だけではなく、ママのおっぱいなどを清潔にするときにも使えます。

サイズ：13cm×9.5cm　商品名のとおり大きな清浄綿となっており、広い範囲をしっかりと拭くことができます。おしりふきや、大きなおもちゃなどを拭くのに便利です。肌に優しい天然コットン100％なので、赤ちゃんの体を拭くのにも適しています。

サイズ：8cm×8cm　高圧蒸気滅菌処理済の、水だけの濡れコットンです。2枚入りなので、頻繁に使用するときにも便利。 「パイロジェンフリー水」という、滅菌精製水を使用しており、毛羽立ちがなく強度にも優れています。刺激がないので、赤ちゃんの口周りやママのおっぱいに使いやすいです。

サイズ：8cm×8cm こちらは、アルミ包装ではなく携帯に便利なポリエチレン包装の清浄綿です。ノンアルコールで低刺激なので、赤ちゃんに使いやすい商品です。

サイズ：7.5cm×7.5cm 1包装2枚入りの、精製水100%の滅菌済やわらかコットンです。刺激がないので敏感肌の方も安心。【エコテックス規格100】をクリアした、敏感肌に優しい脱脂綿を使用しています。

サイズ：7.5cm×7.5cm やわらか天然コットン１００%の濡れコットンです。防腐剤不使用・ノンアルコール･精製水のみを使用しているため、敏感な赤ちゃんの肌でも使用できる低刺激で安心な使い心地となっています。

サイズ：8cm×8cm 1包2枚入りの、医療現場で使用する脱脂綿を使った清浄綿です。ノンアルコールなので、赤ちゃんの肌にも低刺激で使いやすくなっています。

サイズ：7.5cm×7.5cm 1包2枚入の、繊細な赤ちゃんの肌のためにやさしい感触の天然のコットンを使った清浄綿です。もちろん、赤ちゃんだけでなくママの肌にも使用できます。

清浄綿は、赤ちゃんにもママにも役立つ場面は多くあります。常に清潔な脱脂綿でケアができるのは、清浄綿のメリットです。敏感な赤ちゃんの肌にも安心して使える、精製水のみで作られた濡れコットンも便利。コンパクトなので、持ち運びもしやすく外出先でも使えます。

ママの悪露や、会陰切開や帝王切開の傷口のケアにも使用可能。赤ちゃんが口に入れてしまうようなおもちゃも、清浄綿できれいにしておきましょう。

赤ちゃんとママの清潔を保つために、ぜひ清浄綿を活用してみてくださいね。