
【心身の発達を促す】つかまり立ちの時期におすすめの遊び2選『0~2歳 あそびかた事典』Vol.5
おうち時間が増え、「子どもと遊ぶネタが尽きてきた……」と、頭を悩まされているママも多いのでは? この連載では、幼児教育者で2児の母でもある竹内エリカさんの著書『0~2歳 あそびかた事典』(日本文芸社)より、子どもと簡単にできる遊びのアイデアをご紹介します!
【0歳・つかまり立ち/やる気が育つ】タオルでつかまり立ち

タオルをねじってロープ状にしたものにつかまり立ちをさせ、10秒数えます。タオルの位置を最初はばんざいした状態から始め、それができたら顔の前、次は胸の前、と下のほうへ移動していくと難易度アップ!
あそび方のコツは?
歩き出すときの姿勢は腕を上げたばんざいの状態から始まるので、タオルの位置を上のほうから始めることが大切です。
ここを伸ばそう!
安定した場所から離れ、不安定なものにつかまって立つ練習をすることで脚力や身体バランスを養い、歩き出しを助けます
【0歳・つかまり立ち/思考力が育つ】スプーンでボールすくい

大きめのスプーンでボールをかきまぜたり、すくったりしてあそびます。浅い皿だとすくいにくいので、ある程度深さのあるお皿を使いましょう。
あそび方のコツは?
スプーンにボールを乗せて落とさないように保つあそびもおすすめです。色や大きさの違うものも◎。
ここを伸ばそう!
スプーンを持って自分で食べるための導入となるあそび。まずはスプーンを握ることから始めましょう。
あそぶときの注意
●オモチャや物を使うあそびでは、誤飲、刺さる・ぶつかるなどのケガにとくに注意してください。
●運動系のあそびは、周囲にぶつかりそうな物がないか・人がいないかを確認し、平らなところで実施してください。落下に注意してください。
●どの動きも勢いをつけすぎず、子どもの様子を見ながらゆっくり・やさしく行ってください。
●無理はせず、子どもが自らやることをアシストするような姿勢でサポートしましょう。
●興味を示さないあそびは、無理やりやらせず、時間をおいて試してください。
書籍『0~2歳 あそびかた事典』について

特に0~3歳の乳幼児期に育まれると、将来的な成功や健全な生活につながると言われている「非認知能力」。本書では、非認知能力を伸ばす遊びを7つに分けて紹介しています。
<非認知能力を伸ばす遊び>
●自信が育つ ●意欲が育つ ●自律性が育つ
●協調性が育つ ●好奇心が育つ ●やる気が育つ ●思考力が育つ
楽しみながら、子どもの心身の発達を促すことができ、おうち遊びに悩んでいるパパ・ママに、ぜひおすすめです!
(著:竹内エリカ、イラスト:ヒビユウ『0〜2歳 あそびかた事典』(日本文芸社)より一部抜粋/マイナビ子育て編集部)