1日2時間の余裕が生まれた。リモートワークで働く子育て世代378名の調査が、これからの働き方を考えるヒントをくれた
通勤をなくしたら、1日2時間が生まれた——そう実感している人が約半数いることが調査でわかりました。リモートワークで働く378名への調査(BPOテクノロジー株式会社調べ)で、創出された時間の使い道は「家族と過ごす時間」「家事」「自分の休息・睡眠」が上位に。急な用事にも柔軟に動けるという声も多く、働き方の選択肢とは?
「フジ子さん」は、企業の成長に必要なサブ業務・ノンコア業務に対し、必要な時に、メールやチャットなどのオンラインでアシスタントに依頼できるサービス。今回の調査では、子育てをしながら働くアシスタントの多くが、1日あたり1〜3時間以上の時間の余裕を実感している結果となりました。
リモートワークにより生まれた1日あたりの時間の余裕(時間別内訳)
通勤時間の削減などにより、1日あたり2時間の余裕が生まれた人が47.0%と最も多く、次いで1時間(25.3%)、3時間(17.8%)と続くことがわかりました。
創出された時間の使い道としては、「家族と過ごす時間が増えた」「家事に追われにくくなった」といった生活面での変化に加え、「自分の休息・睡眠」といった回復の時間にも充てられており、生活全体の質向上につながっている様子がうかがえます。
出社型勤務の課題「小1の壁」を柔軟な働き方で解消
子どもの小学校入学を機に直面する「小1の壁」。
同調査では、小学生の子どもを持つ層の約7割(72.8%)が、家事や家族との時間の充足を実感しており、この課題の解消に寄与していることがうかがえます。
[回答抜粋]
・学校から帰宅した際に家にいられる安心感がある
・帰宅後すぐに子どもの話を聞けることで日々の変化にも気づきやすくなった
・子どもを自宅で「おかえり」と迎えられることは、出社型勤務では実現できなかったため非常に満足している
突発的事象に対する「心理的安全性」の向上
子どもの急な体調不良や呼び出しなどの予測できない事象への対応は、子育て世代にとって大きな負担となります。
調査からは完全リモート環境に加え、チーム制による業務体制が整っていることで、周囲への配慮による心理的ストレスが軽減されていることがわかりました。
子どもがいる回答者(378名)のうち、リモートワークを選んだ直接的な動機として「家事・育児と両立したかった」を選択した人は77.2%(292名)と、圧倒的多数を占めています 。このことから、突発的な事象にも対応できる体制が強い支持を得ていることがわかりました。
[回答抜粋]
・急な体調不良や用事にも時間を調整して柔軟に対応できる
・軽度の体調不良時にも無理をさせず自宅で様子を見る選択ができる
・急なお迎えにもすぐ対応でき精神的な負担が軽減された
離職後の社会復帰と「働きがい」の再構築
出産や育児によるブランクを経た人材にとって、柔軟な働き方は社会復帰のハードルを下げるだけでなく「働きがい」の再構築にも寄与しています。
[回答抜粋]
・子どもから「仕事ができる母」として見られるようになり自信につながった
・無理のないペースで仕事を再開でき、徐々にスキルや感覚を取り戻せた
同調査から、完全リモートワークは単なる働き方の選択肢にとどまらず、子育て世代にとっても時間の使い方や心理的負担に大きな変化をもたらしていることが明らかになりました。
特に、可処分時間の創出と柔軟な働き方の実現は、家庭と仕事の両立を支える重要な要素となっており、今後の多様な働き方を考える上でも示唆に富む結果といえます。
BPOテクノロジー
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(マイナビ子育て編集部)
