
【心身の発達を促す】けんけん・スキップができる時期におすすめの遊び2選『0~2歳 あそびかた事典』Vol.9
おうち時間が増え、「子どもと遊ぶネタが尽きてきた……」と、頭を悩まされているママも多いのでは? この連載では、幼児教育者で2児の母でもある竹内エリカさんの著書『0~2歳 あそびかた事典』(日本文芸社)より、子どもと簡単にできる遊びのアイデアをご紹介します!
【3歳・けんけん・スキップができる/自律性が育つ】けんけん押し相撲

地面に円をかき、二人で円の中に向かい合って片足で立ちます。けんけんしながら手で押し合ったり引っぱったりして、両足をつくか円から出たら負け。手を後ろで組み、肩でぶつかり合ってもOK。
あそび方のコツは?
子どもと同じくらいの力加減を意識して。押したり引いたりする駆け引きを楽しみましょう。
ここを伸ばそう!
片足立ちの不安定な状態でバランスをとることで、身体バランスと体の調整力が高まります。
【3歳・けんけん・スキップができる/意欲が育つ】手つなぎくるりんぱ

向かい合って立ち、お互いの手首をつかんで握ります。「ママのおへそを蹴っとばして」と大人の脚に足をかけさせおなかまで登ったら、足を蹴るようにしてグルンと回転させます。着地したら手を離します。
あそび方のコツは?
うまく登れないときは、正座した状態でひざから胸へと登る練習をするとよいでしょう。勢いも大事!
ここを伸ばそう!
全身の筋肉をバランスよく使い、運動能力を伸ばします。鉄棒でも逆上がりをする前の練習にもなります。
あそぶときの注意
●オモチャや物を使うあそびでは、誤飲、刺さる・ぶつかるなどのケガにとくに注意してください。
●運動系のあそびは、周囲にぶつかりそうな物がないか・人がいないかを確認し、平らなところで実施してください。落下に注意してください。
●どの動きも勢いをつけすぎず、子どもの様子を見ながらゆっくり・やさしく行ってください。
●無理はせず、子どもが自らやることをアシストするような姿勢でサポートしましょう。
●興味を示さないあそびは、無理やりやらせず、時間をおいて試してください。
書籍『0~2歳 あそびかた事典』について

特に0~3歳の乳幼児期に育まれると、将来的な成功や健全な生活につながると言われている「非認知能力」。本書では、非認知能力を伸ばす遊びを7つに分けて紹介しています。
<非認知能力を伸ばす遊び>
●自信が育つ ●意欲が育つ ●自律性が育つ
●協調性が育つ ●好奇心が育つ ●やる気が育つ ●思考力が育つ
楽しみながら、子どもの心身の発達を促すことができ、おうち遊びに悩んでいるパパ・ママに、ぜひおすすめです!
(著:竹内エリカ、イラスト:ヒビユウ『0〜2歳 あそびかた事典』(日本文芸社)より一部抜粋/マイナビ子育て編集部)