頭の回転を速くする方法とは?鍛え方をご紹介
仕事や家事が効率よくまわせず、「もっと頭の回転が速くなったらいいのに」と思ったことはありませんか?今回は、日常生活で実践できる「頭の回転を速くする方法」についてご紹介します。ぜひ毎日の習慣にしてみてください。
そもそも「頭の回転が速い」とは
頭の回転が速いとは、そもそもどういう能力なのでしょうか。頭の回転が速い人がもつ能力について見ていきましょう。
処理能力が高い
頭の回転が速い人は、「ワーキングメモリ」に長けているといわれています。ワーキングメモリとは、脳内で複数の情報を同時に処理する能力のこと。素早く情報を処理ができるため、分析や決断が早くできます。それにより、仕事でもプライベートでもサクサクとタスクを処理し、スムーズに物事を進行できるのです。
瞬時に情報を処理し適切な判断ができるので、周囲には「判断力がある人」と思われていることも多いでしょう。
マルチタスクが得意
働くママは仕事や子育て、家事などやるべきことがたくさんありますよね。瞬時に物事を分析・判断できる頭の回転が速い人は、物事の優先順位を判断するのも早く、緊急度と重要度が高いものから順番に処理しています。
効率的な優先順位で複数の作業でもテキパキと処理でき、マルチタスクも問題なし。適切な優先順位をつければスケジュールにも余裕ができるため、周囲からはラクラクとこなしているという印象を持たれることもあるでしょう。
テンポよく会話できる
情報処理能力が高いと、人と話しているときもすぐに相手の言葉や言いたいことが理解でき、テンポよく受け答えができます。おのずとコミュニケーション能力も高くなり、どのような立場の人とも良好な人間関係を築いていきます。
人間関係が良好であればトラブルも少ないもの。万一遭遇しても、長けた判断力で的確な対処ができます。
頭の回転を速くするための習慣
頭の回転を速くするために、毎日の習慣に取り入れたいことをご紹介します。今日からすぐできるので、ぜひ実践してみてください。
人と積極的に会話する
話の要点をすばやくつかみ、的確な返答をしなければいけない「会話」は、頭の回転を速める練習に最適。とっさの対応力やコミュニケーション能力も鍛えられます。日頃から、できるだけ人と積極的に会話をするように心がけましょう。
ママ友や地域コミュニティの集まりに進んで参加する、近所の人としゃべってみる、など身近なところから始めてみては。場数を踏むことで反射神経が鍛えられ、どんなときでも相手に配慮した対応ができるようになりますよ。
即断即決する癖をつける
物事を早く決められない人は、即断即決する癖をつけましょう。判断には、そのための情報を頭の中でまとめなければなりません。できるだけ早く判断することを癖づければ、その分情報処理能力も高められるでしょう。
日常生活には決めなくてはいけないことがたくさんあります。着る服を決めるとき、ランチを注文するとき、スーパーで買い物をするときなどには、即断即決するのがおすすめ。これらの選択は、多少間違えても大きな影響ありません。優柔不断な人も取り組みやすいでしょう。
即断即決するのに慣れてくると、重要な意思決定のシーンでもすぐに決められるようになります。
日記を書く
頭の回転が速い人はインプットだけではなくアウトプットも重要視しています。インプットだけではすぐに忘れてしまうことがありますが、人に話したり書いたりすれば記憶に定着しやすくなるものです。
アウトプットの方法として、人に話す、ブログやSNSで発信するなどもありますが、マイペースにアウトプットできる日記もおすすめ。時間がかかってしまっても問題なく、人からの評価を気にする必要もありません。仕事で学んだこと、本やドラマの感想など、見返したときに役立つような内容を書くことを習慣にしてみましょう。
日記をつける際のポイントは、100文字、300文字など短めの文字数でまとめること。ダラダラ書いてしまうと要点がまとまらず、飽きてしまうことがあります。また、文字数が限られていると本当に大切なことだけを選び取る「要約力」も身につきます。要約力が高まれば、人に説明したり指示を出したりするときも、無駄なくわかりやすく伝えられるようになります。
頭の回転を速くするトレーニング方法
本格的に頭の回転を速くしたい場合は、そのための時間を設けてトレーニングに取り組みましょう。
脳トレアプリを活用
脳トレアプリは、ゲームで手軽に脳のトレーニングができます。クロスワードやクイズ、パズルゲームなどがメインで、時間制限があるものも多数。ゲームをクリアするために頭をフル回転させることが、脳の処理能力を高めるトレーニングになるというわけです。
仕事や家事の隙間時間を活用して、脳トレアプリを活用してみましょう。
速読にチャレンジ
速読は瞬間的に文章をひと固まりで理解する読み方のこと。速く読んで終わり、というわけではなく、きちんと理解することに重点が置かれているので、読んだ情報を素早く処理する能力も重要になります。
前述したように、頭の回転が速い人は、情報処理能力に長けているのが特徴。速読を続けることで短時間で多くの情報を処理する処理能力が鍛えられ、頭の回転を速めるトレーニングになります。
速読は本やセミナーなどで学ぶことが可能。興味がある人はぜひ挑戦してみてください。
まとめ
頭の回転が速いと、それだけで「仕事ができる」「話し上手」といった好印象を持たれます。また、頭の回転が速くなれば実際に仕事の効率もよくなります。ぜひ頭の回転を速くする努力はしていきたいですよね。
今回ご紹介した習慣を意識したりトレーニング方法を実践したりすれば、効果が見えてくるはず。とはいえ、短時間で変わるわけではないので、継続することが大切です。まずは自分が取り組みやすいと感じるものから始めてみましょう。