
3児ママが「夜にはやらない」と決めていること。時間分割の「夜ルーティン」のポイント
仕事や育児、家事に追われていると、毎日が時間との勝負ですよね。「この時間にはこれをする」とやることをルーティン化して流れを作ることで、時間を有効に活用できるようになりますよ。
こんにちは、ライフオーガナイザー®の門傳(もんでん)奈々です。
「子どもがいても、仕事も家事も育児も効率よくこなしたい……」そう願っているママたちは多いと思います。もちろん、私もそのひとりです。
以前の私は、思いついたことを思いついた順にこなしていたので、常に時間に追われてバタバタ、イライラしていました。
そこで、夜の時間にやることをルーティン化することにしました。するとだらだらと家事をする時間が減り、気持ちよく朝を迎えることができるようになったのです。
今回は、そんな私が実践している夜時間のルーティンを紹介します。
夜時間を3分割して考える

夕食が終わってから寝る時間までを3分割して、それぞれの時間でのルーティンを決めています。
① 夕食後〜子どもが寝るまでの2時間は「家族と向き合う」
② 子どもが寝た後の1時間は「家事と向き合う」
③ 自分の就寝時間までの1時間は「自分と向き合う」
① 家族と向き合う


夕食までの時間は、私は夕食の準備や洗濯物を取り込むなど家事をこなし、子どもは宿題やゲームなどをして過ごしています。その間は、お互いそれぞれに好きなように時間を使っているので、夕食以降はできるだけ家族で一緒に過ごします。
夕食時は、今日あったことを親子で報告しあったり、次の日の予定を確認したりします。夕食後は、子どもと一緒にテレビ番組を見たり、子どもの宿題を見てあげたりすることもあります。
そのときに意識しているのは、「ながらで聞かない」ということ。
夕食の後片づけをしながら子どもの話を聞くことも多いので、家事を早く終わらせたい気持ちはありますが、子どもの話は長くても3分程度。そこは割り切って家事の手を止めて、体を子どものほうに向けて話を聞く姿勢をとるようにします。
② 家事と向き合う

子どもが寝たあとの1時間で洗濯と簡単な掃除を行い、自分の入浴も済ませます。自分が入浴するタイミングで洗濯機のスイッチを入れて、お風呂から上がると洗濯が終わっているようにします。
パジャマに着替えて髪を乾かしてから洗濯物を干します。台所のシンクに洗い物が残っていたら、このタイミングに片づけます。
この時間に心がけていることは、「次の日の朝に家事を残さないようにすること」です。私は朝が弱いので、朝の作業効率がよくありません。そのため、朝に家事の負担を増やさないようにしています。
③ 自分と向き合う


最後のこの時間では、ここまでバタバタと動いていた手を休めて、寝る準備に入ります。夫婦で話したり、温かいお茶を飲んだり、読書をしたりします。
この時間にも「やらない」と決めていることがあります。それは、スマホを見ることと夫婦喧嘩です(笑)。
寝る前はブルーライトに触れないようにしているのと、夜に夫婦喧嘩をしていい結果が得られたことがないので、この2つは夜にやらないと決めています。夫に何か言いたいことがある場合は、朝伝えるようにしています。朝であれば、その時は気分が悪くても、その日一日の出来事を通して夕方には嫌な気持ちも忘れていますし、「言いたいことを言えなかった」という気持ちも生まれません。
まとめ
夜時間の使い方をルーティン化してよかったことは、
・常に先々の段取りを考えなくていいので、不安やイライラが減った
・イライラして家族に当たることが減った
・子どもに向き合えている自覚が得られた
・家事を効率よくこなすことができるようになった
ということです。
「この時間はこれをやる」と決めておくことで、あちこちに手を出さずに時間を有効活用できますし、満足度も上がる気がします。
まずは「これは夜にやらない」とやらないことを先に決めるのも、夜時間を有効に使うための第一歩かもしれません。よかったらぜひ参考にしてみてくださいね。