スピード出産ってどんな感じ?<体験談>時間・痛み・立ち会いはできた?
お産は本当に人それぞれ。同じママでも初産と2人目では全然違うこともよくあって、まさに産むときまでどうなるかわかりません。ここでは、スピード出産だった先輩ママに聞いた、「陣痛~出産までかかった時間」や「痛みの程度」などを紹介します。
スピード出産の体験談
「スピード出産」の場合は、「陣痛~出産までにかかった時間」はどのくらいだったのでしょうか。先輩ママの体験談を紹介します。
※マイナビ子育て調べ 調査期間:2021年10月28日~2021年11月12日 調査人数:106人(21歳~40歳以上の女性)
※ここで紹介した方法と結果は、個人の体験によるものです。記載の方法を推奨したり、結果を保証するものではありません。
<体験談>2時間で……!!
先輩ママの中には、なんと「2時間程度」で出産に至った人がいました。
<体験談>3~6時間程度
もう少し長いものの、3~6時間程度で出産できた人も。
出産までの時間|ふつうはどのくらいかかる?
1時間に6回以上の陣痛が始まってから、赤ちゃんが生まれ、胎盤が出るまでにかかる時間(分娩第1期~3期)は、初産と2回目以降では下記がおおよその目安と言われています[*1]。
・初産の場合:12~15時間
・経産婦(出産2回目以降)の場合:5~8時間
とはいえ、これはあくまで目安。実際にはママ・赤ちゃんによってずいぶん異なります。出産経験のあるママに聞いた「陣痛~出産までにかかった時間」のアンケート集計結果もみてみましょう。
初産の場合はやっぱり長め
初産の場合は、陣痛の始まり~出産までにかかった時間は、7時間前後以上かかった人が全体の8割近くを占める結果でした。
最初に紹介した「スピード出産」のママたちはやはり少数派のようです。
2回目以降は長くても半日までの人が多かった
2回目以降の場合は、長くても半日前後までの人が全体の9割以上を占める結果となりました。
5時間前後より短かった人の割合も、初産では2割程度だったのに、2回目以降では4割ほどに増えていました。やはり2回目以降は、初産の時より出産にかかる時間が短くなる傾向にあるようです。
スピード出産ってどんな感じ?
「スピード出産」の先輩ママに聞いた、「痛みの程度」などのエピソードを紹介します。
<体験談>スピード出産|痛みの程度は?
ちなみに、「後陣痛」は産後に子宮が元の大きさに戻ろうとするときに生じる痛みのこと。分娩後数時間以内に始まり、ピークは出産当日や翌日で、3日後頃には次第に落ち着いてくることが多いと言われています。
後陣痛については下記の記事でくわしく解説しているので、参考にしてください。
<体験談>とにかく生まれるのが早すぎて……
赤ちゃんが生まれるのが予想より早すぎて、いろいろ慌ててしまったママもいました。
臨月までには準備万全に!
初産では比較的時間のかかるお産が多いものですが、紹介したようになかには「スピード出産」になる人もいます。2回目以降ではその割合はさらに増えます。
ですから、妊娠後期~臨月にかけてはいつお産になっても大丈夫なよう、忘れずに準備しておきましょう。出産準備についてくわしくは、下記の記事を参照してください。
まとめ
先輩ママに聞いた、「スピード出産」でかかった時間や痛みの程度、エピソードなどを紹介しました。とくに初産では、陣痛の開始から子宮口が全開するまでに長い時間を要することが多いのですが、なかには早いスピードで出産に至る人もいます。
また、アンケート結果では、2回目以降では半数弱の人が5時間前後より短い時間で出産していました。いざお産となったとき、スピード出産になっても慌てずに済むよう、妊娠後期になったら徐々に準備を始めて、臨月には準備万端!の状態を目指したいですね。
(構成・文:マイナビ子育て編集部)
※画像はイメージです
[*1]メディックメディア「病気がみえる Vlol.10 産科」(第4版)p.251
※本記事は子育て中に役立つ情報の提供を目的としているものであり、診療行為ではありません。必要な場合はご自身の判断により適切な医療機関を受診し、主治医に相談、確認してください。本記事により生じたいかなる損害に関しても、当社は責任を負いかねます