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2021年10月25日 11:30 更新

JOYさん「イクメンという言葉は大事」⇒「育児は妻にまかせてる」「オムツ替えない」というパパも未だに……「意識変えていきたい」

タレントで一児の父であるJOYさんが、「イクメン」という言葉に違和感を覚えつつもまだまだ「イクメン」が必要な理由を、Instagramで綴っています。JOYさんは「イクメンオブザイヤー2021」の芸能部門を授賞し、10月19日に東京都内で行われた授賞式に出席しています。

「育児をどんなにやってもイクママとは言われない」

Lazy dummy

「イクメンオブザイヤー2021」の授賞式を終えて、JOYさんは「イクメン」という言葉のおかしさに触れつつ、それでもまだこの言葉が必要だと考える理由をInstagramに長文で投稿していました。

まず、「世の中のママ達は育児をどんなにやってもイクママとは言われないのに、男子はイクメンという言葉があるのはおかしい」という話をよく耳にするとして、「その通りだと思います」「母だからとか父だからとか関係なく、全力で育てるのは当たり前です」というJOYさん。

しかし、一歳になったばかりの愛娘を育てる父親として、よそのパパと話す機会があると、「子どものオムツは数回しか換えたことない」「どうやって接していいかわからないから妻にまかせてる」「育児は基本的に女子がメインでやるものでしょ」といった発言を聞くことがまだまだあるのだといいます。

「こうした男性陣の意識を変えていきたいし、そのためにもこの『イクメン』という言葉は大事だと思っています。こういう言葉がきっかけで、育児への意識低い男性達の気持ちや行動がが少しでも変わればいいですよね」
(JOYさんInstagramより)

また、「大半のパパ達は夜仕事から帰ってきたら『さて、子供も寝てるしゆっくり風呂入って、その後はゲームしたり映画でも見るか』なんて言いながらソファーに腰掛けてゆっくりする」一方で、多くのママたちは子どもが寝た後も「明日の子供の朝ごはんどうしよう?」「明日の朝の服準備しなきゃ!保育園に持って行くものもまとめなきゃ」と、簡単に一息つけません。育児の主力になっていない側には見えていない実情があることを、JOYさんは明文化しました。

ただ、JOYさんも「育児してるつもりになってるだけの瞬間が自分もまだまだあります」と言い、「世の中のお父さん達!一緒に成長していきましょう!」と呼びかけていました。

1歳になった愛娘と家族ショット!

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とにかく関わることが大事

共働き夫婦が当たり前の現代ですが、JOYさんの言うように「育児は女性の方が向いてる」などと背を向けてしまうパパも未だにいるとすれば大変残念なことです。もちろん家庭ごとにそれぞれ方針は違いますし、自分たちなりの役割分担があるでしょう。「ママは時短勤務だけど、パパは残業がある」という家庭も少なくありません。そこには家庭内だけでは解決しない、外的要因がありますよね。

ママに育児の負担が偏りがちだけれど物理的にこれ以上早く帰れない……というパパは、どうか3つのことだけでも、まず意識してみてください。

・ママの生活が激変していることを認識する
育休を取るなどして赤ちゃんの世話を自分自身で体験しない限り、育児の何が大変なのかはなかなかわからないかもしれません。子どもが生まれても「朝仕事に行って夜帰る」といった生活リズムが変わらず、限られた時間の中でしか子どもと関われないためです。しかし、産休~育休中の女性は、それまでとは生活が激変しています。まず、そのことを認識する必要があります。

・生活音に気をつける
赤ちゃんは放っておけばずっと寝ている……わけではありません。赤ちゃんの寝かしつけというのは、実は至難の業なのです。赤ちゃんの生活リズムに合わせてお風呂やごはんを済ませ、早い時間に寝かしつけることができたのに、パパが帰ってくる音で泣きだしてしまったら苦労が水の泡に。大人だけのときは気にならなかった生活音も、意識的に小さくしてみてください。

・家族といるときは、スマホメインにならない
「子どもを見ておくよ」と言いつつ、ただそばにいるだけで見ているのはスマホ。そんなパパの態度にイライラしてしまうというママは多いようです。また、子どもの話など共有したいことがたくさんあるのに、全然話を聞いてくれなくてイライラするケースも。息抜きの時間はもちろん大切ですが、いったんスマホはどこかに置いておいて、子どもや妻に向き合う時間を意識的に作ってみましょう。また、赤ちゃんは「まだ言葉なんてよくわからないだろう」と思っても、いっぱい話しかけてあげたり、絵本を読んであげたり、手遊びをしてみたり、成長に合わせた遊び方がたくさんありますよ。

(マイナビ子育て編集部)

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