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2017年06月28日 14:00 更新

ベビー服の着せ方は? 3つの基本と選び方、種類別のコツ

赤ちゃんの体はまだ頼りなくて、抱っこや着替えなど、何をするにも恐る恐るになってしまいますよね。産まれたばかりの新生児期ではなおさらです。また、ベビー服にはさまざまな種類があり、いつ何を着せればいいのかわからないというママも多いのでは?月齢とベビー服の種類別に、着せ方のコツをご紹介します。

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ベビー服を着せるときの3つの基本

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まずは、ベビー服を着せる際に心がけたい基本のポイントをご紹介します。どの月齢、時期でも当てはまることなので、着替えのときには常に気をつけましょう。

月齢と季節に合ったベビー服を選んでいますか?

服を着せる前に、まずはその服が赤ちゃんの体と環境(季節や気温)に合っているかを確かめましょう。小さかったり大きすぎる服では赤ちゃんの活動をじゃましてしまいますし、気持ちよく過ごすこともできません。暑かったり寒い場合も同様。体調もこわしやすくなります。

ちなみに、サイズ表記は国内産と輸入品で異なり、輸入の場合はアメリカ産とヨーロッパ産でも変わってきます。国内産の場合、ベビー服の表記は50から始まります。これは㎝の単位を表しており、身長がおよそ50cmの子に合うよう作られています。一般的には、以下が目安となります。

・0~3ヶ月:50~60
・4~9ヶ月:60~70
・10~12ヶ月:70~80
・1歳~1歳半:80
・2歳頃:90

ヨーロッパ産も同じく㎝単位の表記ですが、日本と違って50、56、62、68、74…とより具体的な数字で表記されています。アメリカ産の場合は、3mなど「month(月齢)」で表記されます。ただ、丈は日本製より長い場合が多いです。また、輸入服は吸汗性を高めるという考えから体にフィットする作りが多く、細身に見えるため一見着られるか心配になることもあるかもしれません。素材の伸縮性は高いので、月齢と体重に合っていれば着られないことはないでしょう。

ただ、赤ちゃんの成長には個人差があるので、必ずしも月齢別の目安サイズが合うとは限りません。体つきや体重を見て、赤ちゃんに合うものを選んであげましょう。

それでは、次に季節ごとの服装の一例を、月齢別にご紹介します。

・月齢:0~3ヶ月
春・秋-短肌着+ツーウェイオール
夏-コンビ肌着1枚、もしくは短肌着+コンビ肌着(or長肌着orツーウェイオール)
冬-短肌着+コンビ肌着+ツーウェイオール

・月齢:4~9ヶ月
春・秋・冬-コンビ肌着+ロンパース(春・秋と冬では素材や生地を季節に合ったものに替える)
夏-コンビ肌着orボディスーツ1枚、もしくはボディスーツ(or短肌着)+ツーウェイオール

月齢:10ヶ月以降
春・秋-ボディスーツ(ボディ肌着)+トレーナー+パンツ
夏-ボディスーツ+短パン
冬-ボディスーツ+セーター(or暖かい素材の服)+パンツ

ただし、上記はあくまでも例です。不便・不快感がなく、赤ちゃんが健康で活発に過ごせる服装を選んであげましょう。

焦る気持ちは赤ちゃんに伝わります

着替えを手こずらないためには、着替えさせる人が落ち着くことがもっとも大切です。早くしたいという焦りや、うまく着せられないイライラ、もたつき、もどかしさなどは赤ちゃんに伝わります。赤ちゃんが不安になって泣き出すと、着替えにいっそう手こずるはめになることも。裸になるだけでぐずる赤ちゃんもいるので、ママはとにかく落ち着いて、優しくゆったりと着替えさせてあげましょう。また、無言・無表情もNG!やはり赤ちゃんに不安を与えてしまいます。優しく話しかけてあげながら、楽しい雰囲気で着替えを行いましょう。

着替える場所・環境にも気をつけて

赤ちゃんに心地良い環境で着替えさせるのも大切です。特に、寒い部屋や冷たい床の上で着替えさせることのないよう、注意しましょう。寒さや冷たさは、赤ちゃんに不安と不快感を与えます。こうなると着替えという行為が嫌いになり、着替えのたびに泣き出してしまうことも。服を着せるときは、できるだけ暖かく心地よい環境を整えてあげましょう。

種類別!ベビー服の楽な着せ方

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基本のポイントを知ったうえで、着せ方の具体的なコツを見ていきましょう。赤ちゃんが泣いたりぐずらないよう、着替えはできるだけ素早く終わらせたいですよね。ベビー服の種類別に、スムーズな着せ方をご紹介します。

ベビードレス、ツーウェイオールの着せ方

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ベビードレスとは、股下が開いてスカート型になっているベビー服です。オムツ替えが頻繁な新生児期に重宝しますが、足をバタつかせるとはだけやすいので、使用期間はおよそ1ヶ月程度と短いです。

股下のスナップを切り替えることで、スカート型・ズボン型の2パターンで着れる服が、ツーウェイオールです。オムツ交換が頻繁な新生児期はスカート型、その後はズボン型と切り替えて使えるので、生後すぐから1歳頃まで長く使えるベビー服です。

ベビードレスやツーウェイオールを着せるときは、あらかじめ肌着の袖を洋服の袖に通しておき、一体にしておくと着替えが楽です。この際に使用する肌着は、前開きになっている短肌着・長肌着です。着せ方の手順は以下のとおりです。

・一体にした服を布団やマットの上に広げ、その上に赤ちゃんを寝かせます。
・袖に腕を通します。
・肌着の紐やスナップを体にフィットするように止めます。
・洋服の紐やスナップを止めます。

ボディスーツ、ロンパース(グレコ、カバーオール)の着せ方

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ボディスーツ(ボディ肌着)とは、股下をスナップで止められるようになっている肌着です。動き回ってもはだけたりお腹が出る心配がなく、赤ちゃんの動きを妨げることもないので、活発に動き回る時期からはこちらの使用が望ましいです。また、夏の暑い時期はこれ一枚で過ごすこともできます。

トップスとボトムが一体になっている、いわゆるつなぎ型のベビー服が、ロンパースです。グレコ、カバーオールとも呼びます。動き回ってもお腹が出ないので、足を動かすようになる生後1ヶ月頃~1歳頃まで重宝します。歩くようになったら、活発に動けるよう上下分かれた服にするのが望ましいです。

ボディスーツ(ボディ肌着)、ロンパース(グレコ、カバーオール)共に、前開きタイプとかぶせるタイプの2種類があります。首や腰がすわる前までは、できれば着替えさせやすい前開きタイプを選ぶといいですね。慣れるまではこちらが安心です。この際の着せ方は、ベビードレスやツーウェイオールと同様です。かぶせるタイプを着せるときは、以下の手順とコツを踏まえて着替えさせましょう。

首・腰がすわる前の赤ちゃんへの着せ方

・肩、股下、ズボンなど、スナップがある部分は全てはずします。
・服をドーナツ型に丸めて片手で持ちます。
・もう片方の手で赤ちゃんの首をしっかり支え、頭から服をかぶせます。
・袖口からママの手を入れ、赤ちゃんの手を反対側から入れて通します。このとき、できるだけ赤ちゃんの腕ではなく洋服をひっぱるようにしましょう。
・赤ちゃんのお尻を手で支えながら少しだけ浮かせ、もう片方の手で服を引き出します。
・股下やズボンのスナップを全て止めて終了です。

お座りができるようになった赤ちゃんへの着せ方

・スナップは、肩や胸など、上部にあるものだけをはずします(ボディ肌着は股下もはずしましょう)。
・ママの脚の間に後ろ向きに座らせます。
・ボディ肌着を頭からかぶせて着せ、スナップを止めます。
・ロンパースのズボンに足を通します。
・腕を袖に通します。
・肩や胸のスナップを止めて終了です。

お座りができるようになっても、着替える際にぐずるようであれば寝かせながら着せてあげましょう。また、上記は着せ方の一例なので、必ずしもこう着せなければならないわけではありません。洋服のタイプによっても楽な着せ方は変わってくるので、不便なときは赤ちゃんとママに合った楽な方法・コツを探してみるといいでしょう。

まとめ

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ベビー服の着せ方、楽に着せる方法は、種類や赤ちゃんの成長過程で異なってきます。決まった方法はないので、基本のポイントを踏まえたうえで、もっともスムーズと感じる着せ方を選びましょう。着替えの際は、赤ちゃんに不安や不快感を与えないよう注意することも忘れないでくださいね。

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