子どものスマホにイライラが止まらない……ママ・パパが読んですっきりする本

主婦の友社は、2月24日に『子どものスマホ問題はルール決めで解決します』を発売します。著者は、WEBで人気教育コラムを連載している教育デザインラボ代表理事の石田勝紀さんです。

一日中スマホばかり見ている子どもとの対話の仕方は

毎日スマホばかりいじっている子どもに頭を悩ませているママ・パパの声に、応えた書籍です。
インターネットの利用率は、小学生で86.3％、中学生で95.1%、高校生は99.1%（令和元年度　内閣府調査より）とデジタルメディアは急速に普及しています。

コロナによる休校で子どもは一日中家にこもり、親もリモートワークで在宅という環境でスマホ漬けになっている我が子が心配になります。インターネットを使いこなす能力は必須とはいえ、子どもを前にすると、「スマホやめなさい」、「ゲームばっかり！」など嫌味やお小言を言ってしまうという悩みもあるようです。

鍵は“家庭内スマホルール”の決め方だった

著者の石田勝紀さんによれば、「悩みの本質は、スマホやゲームそのものではなく、“スマホをやっているから勉強しないのでは？” “ゲーム漬けだと脳がおかしくなるのでは？”などという親側の考え方や捉え方の問題というケースも多い」そうです。そして、「家庭内のスマホ使用ルールの決め方がかなり甘い」とも。

使用は22時までと決めたのに、“今、ゲームで友だちとオンライン中だから”と子どもに言われてズルズル延長してしまったり。そんなことを繰り返していると、ルールはなし崩し的に守られなくなり、親のイライラの原因になるとのことです。

本書では石田さん流のスマホルール決めのノウハウを詳しく紹介しており、ゲームとの付き合い方、SNSトラブルの対処の仕方といった子どもとスマホの関わりの中で起こりうるケースについてアドバイスしています。