
2022年04月03日 07:28 更新
「時間が取れない」「他のママと比べて……」子育て中の罪悪感は"分ける"で解決!『ワーママはるのライフシフト習慣術』Vol.2
ライフシフトとは「人生の向きや位置を変え、人生に変化を起こす」こと。100年あると言われる人生、女性はどのように生きていけばよいのでしょう。社会の荒波で溺れぬように、ワーママ的泳ぎ方を徹底解説した『ワーママはるのライフシフト習慣術』(フォレスト出版)から、気になるトピックスを厳選してお届けします。
子育ての「罪悪感」や「すべき」を捨てるコツ【2】
前回の続きです。

「罪悪感」や「すべき」を感じないようになる秘策――「分ける」
「罪悪感やすべき」を無意識に持っている。その存在に気づくためには、具体的な「行動」が効果的です。「分け方」は2つです。
【1】罪悪感の種類を分ける
親としての罪悪感には、「感じる必要がない」「感じたら改善できる」この2種類が存在します。これを分けてみると、対処がクリアになります。さっそく分けみます。
・自分の体調を害してまでやる(寝不足や疲れているのに週末のお出かけなど)。
・他人の力を借りる(シッターさんや一時保育を使うなど)。
・「やったほうがいい」とされることができない(毎日の絵本の読み聞かせなど)。
・学校の提出物を何度も忘れる(リマインダーなどを使って仕組みをつくる)。
・家庭内で必要なものをすぐに準備できない(Amazonや、遅くまで開いている100均を把握するなど、リカバーできる方法を何種類か用意する)。
このように分けてみると、感じる必要のない罪悪感が見えてきます。親も人間であり、完璧ではありません。さらに、罪悪感からコントロールできるもの、できないものも見えてきます。
例えば、習い事の送迎など、勤務時間の都合上できないとします。まわりがやっていてできないことへの罪悪感を感じる項目です。コントロールできないなら、そもそも罪悪感を感じる必要はありません。それでも「負い目」を感じるなら、コントロールできるように行動を変えて(送迎をファミリーサポートに依頼するなど)対応します。分けていくと、現実的にできる具体的な行動が見えてきます。
罪悪感を抱く必要がない
・まわりがやっていて(いるように見えて)自分ができない(習い事や、お弁当づくり、送迎など)。・自分の体調を害してまでやる(寝不足や疲れているのに週末のお出かけなど)。
・他人の力を借りる(シッターさんや一時保育を使うなど)。
・「やったほうがいい」とされることができない(毎日の絵本の読み聞かせなど)。
罪悪感を活かして行動に変える
・子どもとの約束を忘れた(夫にも覚えてもらったり、カレンダーに書く)。・学校の提出物を何度も忘れる(リマインダーなどを使って仕組みをつくる)。
・家庭内で必要なものをすぐに準備できない(Amazonや、遅くまで開いている100均を把握するなど、リカバーできる方法を何種類か用意する)。
このように分けてみると、感じる必要のない罪悪感が見えてきます。親も人間であり、完璧ではありません。さらに、罪悪感からコントロールできるもの、できないものも見えてきます。
例えば、習い事の送迎など、勤務時間の都合上できないとします。まわりがやっていてできないことへの罪悪感を感じる項目です。コントロールできないなら、そもそも罪悪感を感じる必要はありません。それでも「負い目」を感じるなら、コントロールできるように行動を変えて(送迎をファミリーサポートに依頼するなど)対応します。分けていくと、現実的にできる具体的な行動が見えてきます。
【2】罪悪感の正体を反対から見る
罪悪感は、「正しい」と思う「反対の行動」をしたときに感じます。そこで、「正しい」の正体を見つけてみます。
例えば「喧嘩」で考えてみます。家庭内の喧嘩は「夫婦喧嘩」「兄弟喧嘩」などの 種類があります。「喧嘩=悪い」と思っていると、「子どもの前では見せたくない」「兄弟は仲良くしてほしい」という思考になりがちです。
しかし、人と人がいれば、必ずコミュニケーションの齟齬(そご)は生まれます。特に、子育てなんていう大プロジェクトにかかわる夫婦なら、なおさらです。喧嘩を「子どもの前で見せるのは悪い」と考えて、「子どもの前だから」と、言いたいことも言わずに我慢していると、必ずボロが出ます。雰囲気でわかりますよね。
では、あらためて、喧嘩を子どもの前で見せるのは悪いことなのでしょうか?
喧嘩ではなく「価値観のすり合わせ」のために建設的な議論をする場と定義したら見方が変わってきます。子どもの前で話すなら、「お互いを罵(ののし)り合う」「無視する」といったコミュニケーションスタイルは取れないでしょう。
喧嘩をすることに罪悪感を感じたなら、そこに隠れる「正しさ」の正体を見極めて いくと、罪悪感を感じる要素が減ります。
ちなみに私は、夫婦喧嘩、いや「夫婦の議論」は、子どもに見せたほうがいいと考 えています。価値観の違う大人同士が、問題のために意見を言い合い、解決策を探る。身近な大人、親にしか見せられないからです(家庭内ダイバーシティです)。
そうすることによって「問題はこうやって解決していくんだな」という学びになりますし、親側も感情的にならずに話をしようとします(子どもの前で怒鳴り合いなんてしたくないですよね)。子どもにも親にも、両者にメリットがあるのです。
兄弟喧嘩も同じです。喧嘩を窘(たしな)めるのではなく、「嫌と言う練習をしている」「アサーティブ・コミュニケーション」(相手も尊重した上で、誠実に、率直に、対等に、自分の要望や意見を相手に伝える)の練習と思えば、見方が異なってきます。
例えば「喧嘩」で考えてみます。家庭内の喧嘩は「夫婦喧嘩」「兄弟喧嘩」などの 種類があります。「喧嘩=悪い」と思っていると、「子どもの前では見せたくない」「兄弟は仲良くしてほしい」という思考になりがちです。
しかし、人と人がいれば、必ずコミュニケーションの齟齬(そご)は生まれます。特に、子育てなんていう大プロジェクトにかかわる夫婦なら、なおさらです。喧嘩を「子どもの前で見せるのは悪い」と考えて、「子どもの前だから」と、言いたいことも言わずに我慢していると、必ずボロが出ます。雰囲気でわかりますよね。
では、あらためて、喧嘩を子どもの前で見せるのは悪いことなのでしょうか?
喧嘩ではなく「価値観のすり合わせ」のために建設的な議論をする場と定義したら見方が変わってきます。子どもの前で話すなら、「お互いを罵(ののし)り合う」「無視する」といったコミュニケーションスタイルは取れないでしょう。
喧嘩をすることに罪悪感を感じたなら、そこに隠れる「正しさ」の正体を見極めて いくと、罪悪感を感じる要素が減ります。
ちなみに私は、夫婦喧嘩、いや「夫婦の議論」は、子どもに見せたほうがいいと考 えています。価値観の違う大人同士が、問題のために意見を言い合い、解決策を探る。身近な大人、親にしか見せられないからです(家庭内ダイバーシティです)。
そうすることによって「問題はこうやって解決していくんだな」という学びになりますし、親側も感情的にならずに話をしようとします(子どもの前で怒鳴り合いなんてしたくないですよね)。子どもにも親にも、両者にメリットがあるのです。
兄弟喧嘩も同じです。喧嘩を窘(たしな)めるのではなく、「嫌と言う練習をしている」「アサーティブ・コミュニケーション」(相手も尊重した上で、誠実に、率直に、対等に、自分の要望や意見を相手に伝える)の練習と思えば、見方が異なってきます。
尾石 晴(ワーママはる) 『ワーママはるのライフシフト習慣術』(フォレスト出版)より一部抜粋/マイナビ子育て編集部)
→『ワーママはるのライフシフト習慣術』
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・【漫画】休まないのは身体に悪い『ワーママビジョン』Vol.1
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『ワーママはるのライフシフト習慣術』では、ほかにもワーママに役立つ仕事術や家事育児のコツなどが紹介されています。ぜひ、書籍でもお楽しみください。
書籍『ワーママはるのライフシフト習慣術』について

音声メディア「Voicy」再生回数1500万回以上!
注目のトップパーソナリティが伝授する、自分らしい人生に変わる思考&実践法が
1冊の本になりました。
ライフシフトとは、
「人生の向きや位置を変え、人生に変化を起こす」という意味。
人生100年時代には、
「教育⇒仕事⇒引退」の3ステージの時代から、ステージの移行を数多く経験する
「マルチステージ」の人生が到来することを意味します。
その変化に対して、女性はどのような人生戦略を立てていけばよいのでしょう。
家庭もキャリアも賢くしたたかに、楽しく続けるための人生戦略を実現する1冊となっています。