アルストロメリアの花言葉|斑点模様が特徴的なアルストロメリア、名前の由来や特徴を解説
アルストロメリアはユリのような花姿をしており、特徴的な模様の花を咲かせます。種類や花色も豊富で花持ちがいいことから花束に人気の花です。ここでは、アルストロメリアの概要や特徴、花言葉、名前の由来などを詳しく説明します。
アルストロメリアの花言葉
「持続」「未来への憧れ」「援助」「エキゾチック」「小悪魔的な思い」。
アルストロメリアの花持ちのよさから「持続」という花言葉がつけられました。
アルストロメリアの花びらには、鮮やかな斑点があるものが多く、異国的なイメージがあることから「エキゾチック」という花言葉がつけられたといわれています。
英語の花言葉
friendship(友情)
devotion(献身的な愛)
アルストロメリアの色別、種類別の花言葉
白色のアルストロメリア「凛々しさ」
ウェディングの花としても人気があります。
ピンク色のアルストロメリア「気配り」
植物学者リンネの心遣いが由来してつけられた花言葉です。
赤色のアルストロメリア「幸い」
華やかな見た目なので、プレゼントに人気の花です。
オレンジ色のアルストロメリア「友情」
友人に贈るのにぴったりな花言葉がつけられています。
黄色のアルストロメリア「持続」
花持ちのよさからつけられました。
アルストロメリアの花言葉に怖いものはある?
アルストロメリアには「小悪魔的な思い」という花言葉がつけられています。悪魔という言葉が入っていることから怖い印象を持ってしまう方も多いと思いますが、小悪魔的とは魅力的ととらえることができるので、怖い花言葉というわけではありません。しかし、受け取り方によってはマイナスなイメージをもってしまうこともあるので、ポジティブなメッセージを添えて花を贈ることをおすすめします。
アルストロメリアの特徴
南アメリカが原産のアルストロメリアは、チリを中心に約100種ほどが自生しています。日本へは1926年(大正15年)に渡来しましたが、当時の日本にはアルストロメリアのエキゾチックな雰囲気がなかなか馴染まなかったことから「小悪魔的な思い」という花言葉がつけられたのではないかともいわれています。
花弁の一部に入っている斑点模様が印象的なアルストロメリアですが、種類によっては模様が入っていないものもあります。
栽培する場所や環境によって咲き方が変化しますが、ほとんどの種類が一季咲きです。長期間花を咲かせる品種もあるので、鉢植えやプランター、地植えでも育てることができます。
水揚げも良く茎も腐りにくいので、切り花として利用されることも多い品種です。
アルストロメリアの基礎知識
・分類…ユリズイセン科アルストロメリア属
・原産地…南アメリカ
・別名…百合水仙(ユリズイセン)、夢百合草(ユメユリソウ)、インカの百合
・開花期…3月~7月
・出回り期…通年
アルストロメリアの名前の由来
スウェーデンの植物学者カール・フォン・リンネが南米旅行中にこの花を発見し、友人であるスウェーデン男爵ヨーナス・アルステーマの名をとってアルストロメリアとつけたといわれています。
アルストロメリアの別名である「百合水仙(ユリズイセン)」「夢百合草(ユメユリソウ)」「インカの百合」は、アルストロメリアの花姿がユリやスイセンに似ていることからつけられました。
アルストロメリアの誕生花
誕生花とは、生年月日にちなんだ花のこと。ギリシャ・ローマの神話に由来するとされていま す。アルストロメリアが誕生花となる生年月日は以下のとおりです。
アルストロメリアの品種・種類
アルストロメリアの主な品種・種類には「リグツ」「ペレグリナ」「バタフライ」「オーレア」「カリフォルニア」「カリオ」「ハエマンサ」「オーランチカ」「ドクターサルタース」「ハイブリット」などがあります。
アルストロメリアは品種改良されていろいろな品種が出回っているので、人気があるものを少しご紹介します。
・インディアンサマー
鮮やかなオレンジ色が特徴のインディアンサマーは、耐暑性があり丈夫なので暑い地域でもきれいな花を咲かせることができます。
・スポットレスアルストロメリア
こちらの品種は、アルストロメリアの特徴である花弁の斑点模様が入ていないスポットレスタイプになります。
・リグツ・ハイブリッド
リグツ・ハイブリッドも、斑点模様が入っていないスポットレスタイプの鮮やかな花を咲かせる品種です。
・アルストロメリア ロックンロール
黄色から白色に変化する斑が入っている葉が特徴のアルストロメリアです。花弁は鮮やかなオレンジ色をしています。
まとめ
花持ちがよく、種類やカラーバリエーションも豊富なアルストロメリアは大切な人への贈り物にぴったりの花です。品種によっては斑がないものもあるので、いろいろな花と組み合わせてアレンジしてみるのも楽しいかもしれませんね。