金融教育を任せたいタレント、2位の「芦田愛菜」を抑えたのはインテリ芸人! 小学生の親の約8割が、自身の金融知識不足を自覚
auじぶん銀行は7月14日、小学生の子どもを持つ男女を対象に実施した「子どもの夏休みと金融教育に関する調査」の結果を発表しました。
子どもに金融教育を行なっている親は約1割
auじぶん銀行が小学生の子どもを持つ30代~50代男女500名を対象に実施した「子どもの夏休みと金融教育に関する調査」によると、金融に関する知識が不足していると感じている人は、「とても感じる」が33.0%、「まあ感じる」が46.8%という結果になり、約8割近くの親が自身の金融知識不足を自覚していることがわかりました。
金融に関する知識を身に付けるために、何かしていること(したこと)はあるか聞くと、約4割の親は行動を起こしているようです。具体的には、「書籍や参考書などを読む」(20.4%)、「YouTubeなど金融関連の動画を見る」(19.0%)、「経済番組を見る」(18.8%)などでした。一方、55.8%は「何もしていない」と答えました。
次に、子どもの頃を振り返って金融教育を受けたかったと思うか尋ねると、69.4%が「そう思う(32.2%)」「どちらかというとそう思う(37.2%)」と答えました。
では、家庭内で子どもに金融教育を行っているか聞くと、「現在行っている」(13.2%)はわずか1割程度で、「行ったことがない」(80.4%)が圧倒的に多い結果となりました。
行っていない理由を尋ねると、66.2%が「自分自身も理解できていないから」と答えています。
今後、家庭で自身の子どもに金融教育を行いたいか聞くと、69.6%が「行いたい」「どちらかというと行いたい」と答えました。
金融教育で子どもに何を学んでほしいかについては、「お金の価値・大切さ」(82.4%)、「お金の使い方」(63.0%)が半数を超え、基礎的な知識を身に付けてもらいたいと考えている親が多いようです。「お金を貯める方法」(48.2%)、「お金の流れ・経済の仕組み」(45.8%)にも、半数近くの人が選択しています。
続いて、子どもの夏休み中の日常生活における親の悩みについて聞くと、「子どもの宿題・勉強の管理」(45.0%)が最も多く、「子どもの自由研究の管理」(34.6%)、「普段よりお金がかかる」(32.8%)、「子どもの生活管理(睡眠時間など)」(29.2%)、「子どもとどこへ出かけるか迷う」(27.4%)と続きました。
また、学校や学習塾の勉強以外の取り組みとして子どもにさせたいことを尋ねると、「動物園や水族館などで動物と触れ合う」(57.4%)、「遊園地やプールなど遊べるスポットに行く」(53.2%)、「花火大会・お祭りなど夏ならではのイベントを楽しむ」(49.4%)が上位に並びました。その他、4人1人は「お金について学ぶ」(24.4%)という順になりました。
さらに、今年の夏休みに子どもの取り組み・体験に使う予算について聞くと、「1万円以上~5万円未満」(35.2%)が最も多くなりました。昨年と比較して予算が増えるか尋ねると、35.6%が「増える」、47.0%が「変わらない」と答えています。
最後に、「金融教育を任せたいタレント」は誰だと思うか尋ねたところ、1位は子どもにわかるように笑いも交えて説明をしてくれそうなどの理由で「カズレーザー」さん(22.2%)、2位は子どもと年齢が近いという理由で「芦田愛菜」さん(17.8%)、3位はしっかりとした考え方を持っていそうなどという理由で「北川景子」さん(11.0%)が選ばれました。
調査概要
・調査方法 ウェブアンケート調査
・調査対象者 小学生の子どもを持つ30代~50代男女500名
・調査実施日 2022年5月23日(月)~2022年5月27日(金)
・調査主体 auじぶん銀行
・調査機関 ネオマーケティング
auじぶん銀行
https://www.jibunbank.co.jp/
(マイナビ子育て編集部)