藤本美貴さんが不安で押しつぶされそうだった妊娠中、庄司智春さんがかけた言葉に救われた「世の中のパパにも使ってほしい」
タレントの藤本美貴さんが、第一子の妊娠・出産で不安な気持ちが大きくなっていたときに救われたという、夫の庄司智春さんの言葉を明かしました。
「私って大人かな?」「大人かもわからないのに人を育てるなんて……」と不安に
藤本美貴さんは2009年にお笑いコンビ・品川庄司の庄司智春さんと結婚し、2012年3月に第一子男児、2015年8月に第二子女児、2020年1月に第三子女児を出産した3児ママ。
今回、自身のYouTubeチャンネルで、“ガチのママ友”篠田麻里子さん・大沢あかねさんと出産について本音で語り合いました。藤本さんいわく、「時間さえあればこの3人でいる」「他の人と会ってない」といい、「ずっとLINEしてる」仲だそうです。
大沢あかねさんも3児ママで、2009年にお笑いタレント・劇団ひとりさんと結婚し、2010年9月8日に第一子女児、2016年7月に第二子男児、2019年3月に第三子女児をそれぞれ出産しています。篠田麻里子さんは2019年2月に3歳年下の一般人男性と結婚し、2020年3月に第一子女児「めいちゃん」を出産。3人の中では新米ママです。
篠田さんは産後、手伝いに来てくれていた母親が帰って夫婦と赤ちゃんの生活になった際、「ここから一人で、ご飯作りながら子ども育てるってどうやるの?」と不安を感じて泣いてしまったといいます。
大沢さんも、「急に涙出てきた」時期があったとし、子どもの後追いがひどい時期は「トイレに閉じこもった」ことも。夫の劇団ひとりさんは仕事で家を空けていることが多かったため、そんな時は「自分で溜めて自分で解決」して乗り切っていたそうです。
逆に藤本さんは、不安や悩みなどがあったらすぐ夫の庄司さんに話すそう。27歳で初めて出産した際、「私って大人かな?」「大人かもわからないのに人を育てるなんて……」と不安を感じ、産休に入ってからは落ち込むことが多かったと振り返りつつ、当時は「お母さんと旦那さんに助けられた」と明かしました。
不安でいっぱいの藤本さんに、母親は「最初から母親になれる人はいない。子どもが親にしてくれる」と励ましてくれたそうで、一方の庄司さんからは「こんなに生まれる前から悩んでるなんて、すでにいいお母さんじゃない?」という言葉が。この庄司さんの言葉を藤本さんは絶賛しており、「世の中のパパにも使ってほしい」と力説していました。
出産に立ち会った長男が涙
3人には立ち会い出産を経験しているという共通点も。大沢さんは、一人目の出産時は劇団ひとりさんが背中をさすってくれたりしていたものの、二人目の時は上の子のお世話があるため、夫が産室にいない状態。病室で上の子とご飯を食べたりしていたそう。
藤本さんは、二人目以降は子どもも一緒に立ち会い出産を経験。二人目出産時に当時3歳だった長男は、生まれてきた赤ちゃんを見て「はっ!怖い」というリアクションをしていたそうですが、三人目の出産に立ち会った時には無事赤ちゃんが生まれたのを見て泣いていたそう。長男の立派な成長が感じられます。
今はコロナの影響で立ち会い出産自体が難しいケースもありますが、夫だけでなく子どもも一緒に立ち会うことで、家族の絆が深まりそうですね。
「立ち会い」は夫婦で話し合う段階から
立ち会い出産については、産院のルールによる「できる・できない」はもちろん、夫婦間で「する・しない」を話し合う必要があります。もし「しようと決めたけど結果的にできなかった」「夫婦で話し合ってしないことに決めた」となっても、その話し合いの時間が大切。
もし「立ち会いを希望していながら、できなかった」としても、パパの出番は今後山ほどありますから、体力を温存したと思って、産後の家事・育児の場面で活躍しましょう。どんなふうに出産をするか、立ち会うのか立ち会わないのか、産後の生活プランはどうするのかなど、話し合いをする段階から「立ち会い」は始まっているといえます。
立ち会い出産を希望する場合に必ず確認しておかなくてはいけないのが、出産する施設がどこまで立ち会い出産を受け入れてくれるか、ということです。そもそも医療機関や赤ちゃんの状態によっては、立ち会い出産ができない場合もあります。立ち会い出産ができる産院でも、いくつかの条件をクリアしなければならないケースもあるので、事前に調べておきましょう。
特にコロナ禍においては、状況の変化によって立ち会いNGになるケースも少なくありません。また、立ち会い出産の予定で夫婦で準備を進めていても、予想外に早く生まれてしまってパパが間に合わなかったり、帝王切開になって生まれる瞬間に立ち会えなかったりすることもあり得ます。当日になってがっかりしないよう、そういう可能性もあると理解しておきましょう。