【風邪は予防が肝心!】季節の変わり目、冬への準備は万端? 我が家の風邪対策
風邪の流行に注意したい冬。そこで今回は、ご家庭でおこなっている風邪予防についてアンケートを実施しました。参考にしたい予防方法をご紹介します。
風邪予防のために家族でしている習慣はありますか?
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、まずは自宅にウイルスを持ち込まないように対策をしている人も多いですよね。とはいえ、季節の変わり目や疲れが溜まっているときなど、体調を崩してしまうことはあるものです。
「風邪予防のために家族でしている習慣はありますか?」と聞いたところ、「ある」と回答した人は約54%、「ない」と回答した人は約46%いました。
ご家庭での風邪予防策についても伺いました。「我が家の風邪予防法」をご紹介します。
うがい・手洗い・環境整備
●家に帰ってきたらすぐに手洗いうがいの習慣をつけています。外遊びなどで汚れた服はすぐに部屋着に着替えさせるなどしています。(女性/35歳/専業主婦)
●手洗いうがいの徹底と、部屋に加湿器をたく。(男性/37歳/機械・精密機器/技術職)
●帰宅したらまずは必ずうがいと手洗いをします。また、生活リズムを整え、毎日同じ時間にお風呂に入れて、同じ時間に寝させるようにしています。
(男性/41歳/商社・卸/営業職)
手洗いは、風邪予防の基本中の基本。家に帰ったら洗面所に直行、もしくはすぐにお風呂に入る! というお答えもありました。手洗いは、水で洗い流す時間も重要です。流水で15秒洗い流すだけでも、付着したウイルスは100分の1まで減らせます。石けんで10秒もみ洗いしたうえで15秒洗い流せばウイルスは1万分の1に。
うがい・手洗いに加えて、衣類を清潔なものに替える、部屋の湿度に気を配る、という家庭内の環境を整える予防策をとっている方もいました。
参照)
新型コロナウイルスの消毒・除菌方法について(厚生労働省・経済産業省・消費者庁特設ページ)
たっぷりの睡眠
●コロナ対策も兼ねていますが、手洗いうがい消毒の徹底! 疲れていそうなときはお昼寝または早寝をさせています。休養が1番。(女性/35歳/専業主婦)
●睡眠不足が何よりの敵だと思って、少しでも調子が悪いと感じたらとにかくみんな早く寝る!(女性/39歳/学校・教育関連/事務系専門職)
●睡眠不足にならないように、できるだけ早い時間から部屋を暗くして早寝をするようにしています。(女性/43歳/機械・精密機器/販売職・サービス系)
身体が疲れていると風邪をひきやすくなりますよね。免疫力を上げるためには、たっぷり睡眠をとって身体を休ませることが大切。家事や仕事を片づけてしまいたくても、無理は禁物。また、安眠のため、寝る前のスマートフォンやPCの使用はひかえたほうがいいのですが、「そんなの無理!」という人は、画面を暗めに調整してみてください。間接照明も、目に優しく心を落ち着けてくれます。
ただし、最近は早く寝ようとするとかえって寝付けずに不眠となるという指摘もあるため、無理しすぎず寝たくなるときに眠るくらいでも良いでしょう。昼の時間帯での短時間の昼寝は有効です。
栄養をしっかり摂る!
●親戚が柚子農家で毎年箱一杯無添加の柚子を贈ってくれるので柚子ジュースやジャムにして食べたり余った皮や果肉は柚子湯にしています。(女性/33歳/商社・卸/事務系専門職)
●ハチミツを毎朝スプーン一杯舐めて、喉を潤しウイルスが体内に入っていくのを防ぐ。(女性/35歳/専業主婦)
●免疫力を高めるヨーグルトを毎日ひとつ食べるようにする。(女性/34歳/専業主婦)
免疫と腸内環境は密接な関係があるといわれています。発酵食品を食べて、腸のなかの善玉菌を増やすのもいいですね。
柑橘系に多く含まれるビタミンCは、免疫系が適切な働きをすることをサポートします。一度にたくさん摂取しても、尿といっしょに排泄されてしまうので、毎日こまめに摂るとよいでしょう。
「緑黄色野菜を1日ひとつ食べる」という答えもありました。野菜嫌いのお子さんには、果物やジュースなどでビタミン類を補うのもアリです。
なお、ハチミツは成人であれば問題ありませんが、1歳未満の赤ちゃんにはたとえ加熱してもハチミツは与えてはいけません。ハチミツにはボツリヌス菌が入っている可能性があり、腸内環境が未熟な赤ちゃんは乳児ボツリヌス症を発症する可能性があるためです。祖父母などが知らずに与えてしまうこともないよう、家族で情報を共有するなどして十分に気をつけてください。
適度な運動で体力作り
●毎朝家族全員でリビングで10分間、ラジオ体操をして体力を向上させるようにしています。(女性/35歳/金融・証券/事務系専門職)
●ストレッチをして体の血行をよくする。(女性/32歳/専業主婦)
健康のためには適度な運動が必要だとわかっていても、ひとりではなかなか運動する気になれないことも。そんな人は、ぜひ家族みんなを巻き込んで実行しましょう。夜寝る前のかんたんなストレッチもよいですし、お休みの日に近所を散歩するだけでもよい運動になります。週末に家族でウォーキングをしている、というコメントもありました。
無料で楽しめる動画サイトにも、短時間で行えるストレッチやダンスのレクチャー動画がたくさんアップされていますし、子どもたちと気分転換にトライしてみてはいかがでしょう。
我が家ならではの健康習慣
●1日何回も笑って免疫をあげている。(女性/39歳/商社・卸/主婦)
●帰宅後は即お風呂に入ります。(男性/27歳/情報・IT/技術職)
●秋から冬にかけて水分補給が減ると思いますが、水分補給をこまめに行ってます。部屋の乾燥にも気を使い常に湿度65をキープ出来るよう心がけてます。(女性/31歳/保育)
独特な予防法を実行しているご家庭もありました。免疫系のバランスが崩れる原因として、ストレスがあります。笑うことでストレスを発散できれば、元気になるかもしれませんね。
外から帰ったら手洗い・うがいだけでなく、すぐにお風呂に入って全身さっぱり! という方もいました。
夏は熱中症予防の観点からも水分を多く摂る人が多いですが、秋冬も適度な水分補給は必要。乾燥する季節なので、お部屋の湿度を保つことも大切ですね。
まとめ
「風邪かな?」と思ったら無理をせず、症状が軽いうちにしっかり休養をとったほうが長引かずにすみます。こじらせない工夫も大事ですね。
マイナビ子育て調べ
調査日時:2022年8月10日
調査人数:109人(22歳~40代までのパパ・ママ)
(マイナビ子育て編集部)