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2022年09月21日 12:19 更新

川田裕美さん、最初の母乳育児で大変だったことを明かす「退院するときは血豆だらけ」

6月に第二子を出産したフリーアナウンサーの川田裕美さんが、これまでの母乳トラブルをYouTubeで明かしました。

助産師さんの言葉に涙

川田裕美さん
出典: https://ameblo.jp
川田裕美さんオフィシャルブログより

第一子は最初から母乳と育児用ミルクの混合で、早い段階で完全ミルク育児になったという川田さん。しかし「1人めはとっても苦労して。母乳をあげたいな、長くもう少し続けたいなという気持ちはあった」といいます。ただ、最初は何もかもが初めてで、うまくいきませんでした。

まず、産後に赤ちゃんにおっぱいを吸わせていると、乳首が切れて血豆になってしまったそう。「吸わせ続けてたら治ると聞いて吸わせ続けたけれど、最初だから全然母乳量も少ないし、痛くて痛くて。それでも吸わせ続けてたらどんどん血豆が大きくなって、退院するときは血豆だらけだったんです」というから、聞くだけでも相当痛そうです。

今であればすぐに母乳外来で診てもらうものの、当時はどんな状態なら母乳外来に行っていいのかもわからず迷って、受診が遅くなったそう。川田さんなりに勇気を出して近所の母乳外来を受診すると、ボロボロの胸の状態を見て本当に驚かれ「よくここまで頑張りましたね」と言われたといいます。

その一言で、川田さんは涙が出そうに。「頑張ってたんだ私、って。自分がダメだから息子も飲めなくて泣いちゃって、すごくつらそうに見えて。それがきつかったんですけど、よくこんなになるまで頑張りましたねと優しく言ってもらえて」と、その時のことを振り返りました。ちなみに第二子の産後も、同じ助産師さんにみてもらっているといい、「川田さんのあの乳首は私の中でもちょっと伝説なんです」と明かされたそう。

第一子のときはその後も何度も乳腺炎になりかけ、詰まってしまって週に2~3回は母乳外来に駆け込むこともあったといい、とにかくつらかった母乳育児。しかし今、第二子ではスムーズにできているのだといいます。

川田さんは「あくまでも私個人の考えです」と前置きしたうえで、第一子のときは夜間の授乳は夫がミルクをあげていたけれど、今回は夜間こそ母乳で対応するようにしていることが奏功しているのではないかと説明しました。

また、視聴者から「母乳外来は行きたいが、新生児を外に連れてくことに不安がある」という質問が寄せられていたことにも触れ、「母乳外来では吸い方を診てもらったり、赤ちゃんの特徴とか口の形や吸う力、体勢、すべてを診てもらえる。そのプロなので、そこに連れてくことに関しては迷いなかった」と、早めの受診をおすすめしていました。ただ、もちろんミルクでの育児を否定するつもりは全くなく、母乳外来も相性があるため、「母乳でもミルクでもお母さんがニコニコ授乳できることが大事」だと結びました。

授乳で多い乳首トラブル

血豆だけでなく、痛みや傷、水ぶくれ、白斑など、授乳していると起こることがある乳首のさまざまなトラブル。授乳で血豆など乳首にトラブルが起こる場合は、実は赤ちゃんの「おっぱいの飲み方」や「抱っこの仕方」に問題があることが多いです。

赤ちゃんがおっぱいを飲む際は、乳首だけではなく「乳輪まで」深くくわえることで効率よく母乳を吸えるようになります。これがうまくできていないと、乳首に過度な負担がかかり、痛みが出たり切れて傷ができたり、場合によっては血豆ができることもあります。

血豆だけでなく、痛みや傷、水ぶくれ、白斑など、授乳していると起こることがある乳首のさまざまなトラブルは、赤ちゃんのおっぱいの含み方や授乳姿勢によって起こることが少なくありません。

痛みがあるとついつい乳首にばかり意識が行きがちですが、どこがおかしいのか自分ではなかなか気づけないこともよくあるので、自分なりに工夫しても改善しないときは一人でなんとかしようとせず、母乳外来などで専門家に相談してくださいね。

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