「はにわスタイル」って知ってる?昭和、平成は【制服】をこんな風に着ていた!令和とのギャップがすごい
菅公学生服 (カンコー学生服)は11月29日、調査レポート「カンコーホームルーム 」Vol.202にて、「学生時代に流行っていた制服の着崩し(2)」に関する調査データを公開しました。
最も制服を着崩していた世代は?
学校制服の着崩しは、昭和のツッパリブームや平成のコギャルブームなど、その時代のファッションや世相を反映して変化しています。では、今までどのような着崩しが流行っていたのでしょうか?
今回は、10~60代の男女1,200人を対象に学生時代の制服の着崩しの有無や理由、年代別に流行った制服の着崩しについて調査しています。
最も多く着崩しをしていたのは30代
学生時代の制服着崩しについて、年代別にみると、30代は着崩し経験が「ある」(56.5%)という回答が多いことがわかりました。全体平均に比べ10ポイント以上高くなっています。
着崩し理由はファッションや皆と同じようにしたいという気持ちから
制服を着崩して着ていた理由は、「流行だったから」(40代=54.6%、30代=51.3%)が多く、次に、「おしゃれのため」「皆がしていたから」「スタイルをよく見せるため」が続きました。
「学校や大人への反発」という回答はいずれの年代も1割に満たない状態で、着崩しはファッションや皆と同じようにしたいという気持ちが大きいようです。
年代別の流行った着崩し|スカート丈は年代により対照的
年代別の学生時代に流行った制服の着崩しは、10代~40代は「スカートを超ミニにする」が上位でしたが、50代・60代になると、反対に「くるぶし丈の長いスカート」が上位にランクインしていました。
また、「スカートの下にジャージを穿く」という着崩しは10代~30代であり、「ルーズソックス」は、30代・40代の流行としてランクイン。「ズボンをずらして腰パンにする」は20代・30代でみられました。
まとめ
学生服ではこれまで、短ラン・長ラン・ボンタンが流行ったり、くるぶし丈の長いスカートが流行ったかと思えば、スカートのベルト部分を何重にも折り曲げてスカートを短くすることが流行ったり、スカートの下にジャージなどのズボンを穿く「はにわスタイル」が登場するなどしています。
近年は、一昔前ほど過度な着崩しをする生徒が少なくなったと言われています。背景には、制服が多様化して着崩しをする必要性がなくなったり、生徒自身も「着崩しすぎるとかわいくない」という価値観に変化したりしているようです。
調査概要
・調査主体:菅公学生服
・調査対象:全国の10~60代の男女1,200人
・サンプルサイズ:性別年代で均等回収
・調査方法:インターネットリサーチ
・実施時期:2022年6月
・調査委託先:楽天インサイト
※結果公開URL: https://kanko-gakuseifuku.co.jp/media/homeroom/vol202
カンコー学生服
https://kanko-gakuseifuku.co.jp/
(マイナビ子育て編集部)