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2022年12月23日 11:51 更新
【漫画】コロナ禍の教訓 3/5|衝撃!! 残された仕事が雑すぎて全然引き継げない!『外科医ミューの子育て試行錯誤』Vol.20
子どもに苦手意識を持ったままママになった外科医・ミューさんが職場復帰! フルタイム勤務のママ外科医として日々奮闘するも、子育てや仕事の悩みは尽きず――!? トライ&エラーを繰り返しながらも前に進んでいく、働くママのリアルをお届けします。
仕事を肩代わりしたからこそ、気づけたこと
前回のお話と少しシリアス度が変わりますが、わたし自身、週3回外来診療(わたし的に疲れる仕事)だったのが、コロナカバー期間は週5回外来になり、定時にも終わらず、正直ヒーヒー言いながら回すことになりました。
ですがそんな中、心にあったのがわたしの元上司の記憶です。
前の職場で2児子育て中の女性上司がいたのですが、保育園児を育てつつも勤務中は仕事のイレギュラーや緊急対応をテキパキこなし、後輩のわたしたちの指導やカバーもしてくださいました。
産後、自分の定型業務のみを卒なくこなし帰っていかれる女性もいる中で、忙しい中臨機応変に動いてくれる姿は若手に好かれ、そんな上司のお休みは、皆自然に受け入れていたのを覚えています(どちらが良いとかの話ではなく、わたし自身が惹かれたのはその方だった、という話です)。今でこそ、その方はペースを落として働いていらっしゃいますが、あのときの記憶はまだ生きていていまだにわたしの目指すロールモデルのひとりです。
どんなに子育てが忙しくても、いや忙しいからこそ、同僚と支え合う柔軟さを体現することは魅力に繋がる。
「あの上司のように、ピンチに頼れる空気を出したい〜!」と思いました。
(漫画・文:ミュー)
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次回更新は12月24日です。お楽しみに!