杏さんがパリのキッチンでクリスマス料理を手作り!「クリスマスはパリで家族と」
三児の母でフランス・パリに移住した女優の杏さんが、クリスマスのごちそうを作る動画をYouTubeにアップ。ケーキなど特別なお料理なのに、惚れ惚れする手際の良さです。
「日本のお正月がパリではクリスマスといった感じ」
パリのキッチンでは初めての料理動画撮影だという杏さん。実は昨年のクリスマスにも、ケーキとピザを手作りする動画を投稿していますが、そのときは初めての料理動画撮影だったそう。
ちなみに去年のクリスマス料理動画では、料理家・栗原はるみさんのレシピを参考に、手ごね生地のピザ・マルゲリータ(なんと薪ストーブのオーブンで!)と、苺とブルーベリーをふんだんにトッピングし生クリームを塗ったベリーベリーシフォンケーキを作っていました。今年はパリの自宅の広々としたキッチンで、ブッシュドノエルとローストビーフを作っています。
クリスマスメニューに特にこだわりはなく、毎年変えているという杏さん。ブッシュドノエルは2年ぶりだそうで、ケーキ型や特別な道具も必要ないため、すごく手作りに向いているケーキだといいます。
ひらたいスポンジケーキの生地をオーブンで焼き、チョコレートを溶かして生クリームと混ぜ合わせ、チョコクリームに。杏さんは手際よくどんどん作業を進めていき、焼けて少し冷ましたケーキ生地にシロップとチョコクリームを塗ったら、ロール状にして冷蔵庫で冷やします。
続いて立派な牛ヒレ肉を取り出し、ローストビーフの準備に取り掛かります。フランスでは「ローストビーフ用」というと、ひもで巻いた塊肉を脂身(牛脂)でくるんで売ってくれるそうで、びろ~んと伸びた皮のような脂身にびっくり。
フライパンでお肉の表面を焼いたら、フリーザーバッグにハーブとお水とお肉を入れ、保温調理ができる二重構造の鍋へイン。40分ほどほったらかしで、見事なローストビーフの完成です! 肉汁を使ってグレイビーソースも作っていました。ちなみにフランスの水は硬水なのでそのまま使うとカルキが強く、何かを茹でるときでも浄水のポットを使っているそう。
冷やしたブッシュドノエルは、適当なサイズにカットしてお皿に切り株のように盛り付け、チョコクリームを塗ったらフォークで木目をつけて飾りつけ完成。クリスマスムード満点の二品ができあがりました。
今年のクリスマスはパリで過ごす予定で、「日本のお正月がパリではクリスマスといった感じ。こちらでは家族で静かに過ごす」のだそう。ごちそうは数品だけ用意し、あとはサーモンやハム、チーズ、バゲットなどを買ってきて食卓に並べ、みんなでワイワイ過ごすのがパリのクリスマスの定番だとか。家族で穏やかに過ごすクリスマス、とっても素敵ですね。