スーパーで好き勝手行動する子供たち。それを見た老夫婦がかけてくれた言葉とは#「ありがとう」を伝えたい
スーパーなどで、子どもたちが買い物カートを奪い合って喧嘩を始めてしまった! 周囲に迷惑をかけまいと頑張っている親ほど、こんな出来事のひとつひとつに心が削られがちです。今回は、30代女性が買い物中に心温まる言葉をかけられたというエピソードを紹介します。
2人の子どもを連れてスーパーに来たものの、店内の通路が狭く……
4歳の娘、2歳の息子を連れて買い物に行った時の出来事です。
いつもは週末に家族全員で翌週分の食材をまとめて買いに行くのですが、その時はたまたま週末に予定があり、買い物に行けなかったので、平日に私1人で子ども2人を連れていくことに。
いつも買い物に行くスーパーは通路があまり広くなく、すれ違う人がいると他の人が通れないほどです。
買い物中、静かに出来ない子どもたちにハラハラ
娘も息子も買い物のたびにカートを押したがるのですが、この日もいつのもように取り合いが始まりました。仲良く一緒に押してくれたらいいのですが、そううまくいくわけもなく……。
喧嘩しながらカートを押して棚にぶつかりそうになるわ、息子はウロウロとどこかへ行くわで、私はてんてこまいでした。
やっとレジへ行き、買ったものを袋詰めしている時に、子どもたちがまた広がって2人で騒ぎ始めました。
通りかかったご夫婦がかけてくれた言葉で心が軽くなった
私は心底、「やっぱり2人連れての買い物は疲れる……無理だ」とため息をつきました。
でも他の人の目もあるし、あんまり怒ってもいけないし、とにかく急いで帰ろうと、半ば涙目で荷物を袋詰めしていました。
すると近くにいた年配のご夫婦に「2人連れて大変だねえ。この頃は大変だったなぁと、今になったら私も思うよ。ママさん頑張ってね」と声をかけられました。
月並みですが「分かってくれてる人がいる」と思えただけで、なんだか急に気持ちが楽になりました。
今は大変だけど、この頃のことを懐かしく思える日は必ず来ると思うので、これからも毎日頑張ろうと思います。やさしい言葉をありがとうございました。
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※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。