高橋真麻さん、子どもたちが胃腸炎で二徹「これも後々いい思い出になるんでしょう(笑)」
二児を育てるフリーアナウンサーの高橋真麻さんが、子どもたちの体調不良で苦労したエピソードをブログに綴っています。
「二日間の徹夜はきつかったなぁ~」
高橋真麻さんは2018年に一般男性と結婚し、2020年に第一子となる長女、2022年11月に第二子となる長男を出産。すでに仕事にも復帰していますが、幼い子どもたちがそろって胃腸炎にかかり、大変な夜を過ごしていたようです。
高橋さんが2月4日に更新したブログによると、胃腸炎になった長女と長男は「深夜、マーライオンの如く交互に計5回」嘔吐。そのたびに、「吐瀉物と衣類、寝具の掃除…」「フローリングの隙間に吐瀉物が入り込み爪楊枝で取りながら深夜の掃除」と、片づけや看病に追われたそうです。
洗濯も追いつかないほどで、「とりあえず手洗いをして…新しい服と寝具をセットして
また吐かれて片付けて手洗いして新しい服と寝具をセットして…の繰り返し」。さらに、この大変なときに限って、夫は仕事で帰りが遅くワンオペ育児せざるを得なかったといい、「ハハハ」と乾いた笑いになってしまうのも納得ですよね……。
「二日間の徹夜はきつかったなぁ~でも、これも後々いい思い出になるんでしょう(笑)」と、怒涛の二日間を振り返った高橋さん。しかし土日にはドッと疲れが出たのか、今度は高橋さん自身が「とてつもない悪寒と関節痛に襲われ」「あまりの悪寒と痛さで眠れないし、とにかく辛くてしくしく泣くような夜を過ごしておりました」といいます。本当に大変な一週間だったよう。
冬に多い胃腸炎、一番気をつけたいことは?
冬はお腹の風邪・胃腸炎が多い季節。「嘔吐下痢症」といってウイルスや細菌などによって消化器官に炎症が起こる病気で、ウイルスの名前で「◯◯感染症」と呼ばれることもあります。
特に、非常に感染力の高い「ノロウイルス感染症」のハイシーズンで、これに感染すると、1日に10回くらい吐いたり、下痢や発熱、腹痛などを伴った激しい症状を起こすことがあります。
また、乳幼児がかかりやすいのが、ロタウイルスによる胃腸炎。5歳までにほぼすべての子どもがロタウイルスに感染するとされています。特に初めて感染した時は症状が強くなりやすく、下痢や嘔吐を繰り返し、発熱、腹痛なども起こります。脱水症状がひどくなる場合もあり、入院が必要になることがあります。
どのウイルスの嘔吐下痢症でも有効な抗ウイルス薬はなく、個別の症状に対する対症療法しかありません。症状が出ていたら家でゆっくり過ごさせ、吐き気が強い場合は水分を一気に飲ませるのではなく少量ずつこまめに与えましょう。
最初は5cc(ティースプーン1杯)から始めて、1~5分おきに飲ませてください。嘔吐が見られなければ少しずつ1回に飲む量を増やしていきます。一度にたくさん飲ませると吐いてしまい、かえって脱水が進んでしまうことがあるので気をつけましょう。まだ母乳やミルクを飲んでいる赤ちゃんの場合は、母乳またはミルクを少しずつ何度も与えてください。
吐き気がおさまって、食べられるようなら通常通り食事をあげていいでしょう。心配な点がある場合は、医師に相談してください。