第一子出産の丸山桂里奈さん、「産後うつ」には絶対ならないと思ってたけど……「誰でもなるな」と実感
産後の入院期間が長引いている丸山桂里奈さんがYouTubeに動画を投稿し、現状を明かしました。
産後うつ「私はならない」と思っていたが……
丸山桂里奈さんは2月21日に第一子の女の子を出産。およそ48時間がかかる「スーパー難産」だったと言い、産後も体調を崩して入院が長引いています。
丸山さんは「分娩で48時間飲まず食わずだったんですよ。気持ち悪くて食べれなくて、だから体力がなくて」「本当に気持ち悪くて食べれないの、陣痛のときって」と、苦痛に耐えた48時間をかなり衰弱していたと回想。
「産道がすごい傷ついちゃってた」とも言い、産前に「アスリートは身体を酷使しているから難産になりやすい」と聞いていたことを「本当にそうだった」と振り返りました。
また、妊娠中は食事制限を頑張り体重を増やし過ぎないように気を付けていた丸山さんですが、産後はスルスルと体重が落ち、7キロ減ったそう。赤ちゃんに母乳をあげるためたくさんご飯を食べているのに「全然太らない」そうです。
妊娠・出産を経て、「つわりもそうだけど軽いとか重いとかなくて、1人ひとりしんどいから、お母さんってみんなすごい」と強く実感したという丸山さん。本並さんは育児をやってくれると思うと言いつつ、「旦那がもし手伝ってくれないとかなったら、めちゃ愚痴言うよね。そりゃそうだよなと。(産後の妻のことが)分からないかもしれないけど、寄り添ったり話を聞いてくれたりしてほしい」と、パートナーに望む対応にも言及しています。
産後はホルモンバランスの関係で情緒不安定になり、「落ち込んだり、イライラしたり
する。そういうの分かってあげないと」と言い、自身の友達が産後うつ病になったと聞いたとき「私は絶対ならない」と思っていたものの、「出産してみたらこんなに体調悪くて体力削られて追い詰められたら、誰でも(産後うつに)なるな」と認識を改めたのだそう。
「だから旦那さんが今まで以上に奥さんを思いやって、それまで家事してなくてもやったことないからできないじゃなくてこれからはやるとか。優しい言葉をかけてあげるとかすっごい大事だなって。思ってなかったとしても言うだけで全然違うじゃん」
(丸山桂里奈さんYouTubeより)
ちなみに丸山さんは中学時代の反抗期に、お母さんとケンカして「クソババア」と罵ってしまったことが数回あるそうです。今は猛省し、「こんなにお腹痛めて産んで反抗期にそんなことを言われたらもう、マジで泣くなって思うし。今は1秒でも長生きしてほしいし親孝行をしたい」と語りました。
実は「安産」「難産」の定義はない
一般によく使われる「安産」や「難産」という言葉。しかしお産のメカニズムはとても複雑で、医学的にそのようなお産の定義があるわけではありません。医学的に根拠を示して「〇〇したら必ず安産になる」と言えるようなことはなく、さまざまな方法で備えても分娩が長引くことはあります。
よく「下半身がしっかりしていると安産型」などと言われますが、安産になるか否かをお母さんの体型のみから判断することもできません。骨盤の形や骨盤腔(内径など)の広さだけがお産を左右するわけではないからです。
「運動していれば安産」「太ったら必ず難産」ということも一概には言えません。ただ、妊娠中から出産まで妊婦さんが心身ともに健康であることは大切なので、「適度に運動すること」「バランスよく栄養をとること」「無理せず休息をとること」に加えて、「妊婦健診を受けること」はとても大切です。