第一子妊娠の宮崎宣子さん、赤ちゃんが逆子で出産方法に迷い「まだまだ怖さが優っております」
第一子を妊娠中の元日本テレビアナウンサー・宮崎宣子さんが、お腹の中の赤ちゃんが逆子だとInstagramで明かしています。
「痛みに弱い私はぐるぐる考えてしまいます」
宮崎宣子さんは2021年12月に10歳年下の大手航空会社パイロットの男性と再婚。今年7月に、不妊治療を経て妊娠したことを自身のInstagramで公表、出産予定時期には44歳になるといいます。
現在は妊娠9ヶ月だといい、8月31日にInstagramへ夫とのツーショットをアップし、出産を控えて迷っていることを綴りました。
妊婦健診に行ったところ、「2週間前には逆子から戻ってたのに、また、逆子ちゃんへ」と、お腹の中の赤ちゃんが逆子になっていることがあらためてわかったという宮崎さん。まだぐるぐる動く時期とのことで、35週まで逆子なら対応を教わることになったようです。
逆子であるために、「顔もガードされてて一切見えず、4Dで見ても肌色の塊があるだけ」で、エコーで赤ちゃんの顔を見ることは叶わなかったそうです。
また、宮崎さんは出産を控えて「親になる実感もなく、どちらかと言うとまだ自分本意で、先生にどうにかして痛くない方法を何度も確認」しているとも。今のところ、計画無痛分娩もしくは帝王切開という選択肢があるようで、「私は高齢なので最初から帝王切開も選べるということでした」と綴っています。
誰しも出産を迎えるにあたっては不安が大きいものですよね。初産であればなおさらでしょう。宮崎さんも「よくあるのが高齢だと陣痛促進剤が効きにくい人が多く、無痛だったけど結果帝王切開」になる、いわゆる“出産フルコース”に触れつつ、「フルコースになるくらいなら、最初から帝王切開にした方が…と、痛みに弱い私はぐるぐる考えてしまいます」と、さまざまな考えを巡らせつつ、「まだまだ怖さが優っております」と心境を明かしていました。
「逆子」ってどういう状態?
「逆子」(さかご、正式には「骨盤位」という)とは、赤ちゃんがママのおなかの中で頭を上にし、お尻や足を下に向けた状態のことです。
逆子の状態で出産を迎えると、お産が始まる前の破水や、赤ちゃんより先にへその緒が子宮からはみ出してしまう「臍帯(さいたい)脱出」、「微弱陣痛」でお産が長引く、といった事態が起こりやすくなります。そうすると赤ちゃんが弱ってしまうことも懸念されるため、逆子の場合は帝王切開でのお産になる可能性が高いです。
ただし、妊娠30週ぐらいまでは、ママのおなかの中には赤ちゃんが動く余裕があるため、一時期逆子の状態であっても、自然に頭を下にした「頭位」に落ち着くことがよくあります。
逆子のまま変わらない場合は、帝王切開での出産準備をはじめることになります。施設にもよりますが、34~35週に帝王切開の予定を組む場合が多いようです。
帝王切開には、あらかじめ日程を決めて行う「予定帝王切開」と、妊娠中や分娩中に非常事態が起こった際に行う「緊急帝王切開」があり、逆子により帝王切開を行う場合は、予定帝王切開をすることになります。