木を使って森林を守る。深澤直人氏デザインの「morini(モリニ)」シリーズから3アイテムの受注を開始
山梨日日新聞社広告局は8月20日から、SDGsの取り組みとして森林の持続的な活用を目指した「moritomirai(モリトミライ)」の一環として、プロダクトデザイナー深澤直人氏にデザインを依頼したオリジナルの木製プロダクト「morini(モリニ)」シリーズの受注を開始しました。
山梨県産FSC認証木材のヒノキ材を使用した3アイテム
全国的に森林の荒廃が進んでいます。電気など新たなエネルギーや安価な輸入材の普及によって、かつて利用する目的で植えた木々の用途が減り、森林が管理されず放置され、荒廃が深刻化。荒廃が進むと災害の危険性が高まるほか、二酸化炭素の吸収量が減るなどの悪影響があると言われています。
山梨日日新聞社では、森林荒廃が進む原因を「人々の森林への無関心」「森林資源の循環(切って活用する、植える、育てる、切って活用する)の必要性が理解されてない」の2つと考え、それを好転させるために森林の持続的な活用を目指した取り組み「moritomirai(モリトミライ)」を開始しました。新聞記事、イベントでの情報発信に加え、県外にも発信しようとオリジナルカードゲームの開発・展開、そしてオリジナル木製プロダクトの開発・販売を行っています。
「morini(モリニ)」シリーズは、木を使うことの意義を伝えるmoritomiraiオリジナルの木製プロダクト。山梨県甲府市出身の世界的なプロダクトデザイナー深澤直人氏が、プロダクトデザインを担当します。今回は3商品の発表ですが、深澤氏は全部で6種類のプロダクトを担当。残りの3種類も順次製品化を進めていきます。
「morini suwaru(k)」は、山梨県産FSC認証木材のヒノキ材を使った子ども用の椅子。木の温かみとかわいらしいデザインが特徴です。
「morini suwaru(s)」は、座るだけでなく、サイドテーブルなど多目的に使える木製のスツール。
「morini ireru」は、ワイン収納用の木箱。物入れにするほか、ディスプレーとして活用するなど、さまざまな使い方ができます。ワイン箱には、720mlのワイン瓶を重ねずに6本入れることが可能です(画像のロゴの刻印はイメージ)。
moriniブランドサイト
https://www.moritomirai.com/product
山梨日日新聞社
https://www.sannichi.co.jp/
(マイナビ子育て編集部)