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2023年09月29日 22:23 更新

【劇的改善】足に合わなかったパンプスが吸い付くようにフィット! 新感覚の足分析サービス「Feel The Feet」を試してみた

お気に入りのパンプスだったのに、出産とリモートワークによる生活習慣の変化で、「足に合わなくなってしまった」「痛くて履けなくなってしまった」と悩んでいる方や、仕事柄どうしてもパンプスを履かなくてはいけない働くママにオススメ! 手持ちのパンプスを驚くほど履きやすいようにアップデートしてくれる新感覚サービスをご紹介します。

出産+リモートワークですっかりパンプス離れのママたちへ

2023年5月にマスクの着用が任意になり、出勤することもぐっと増え、ファッションに対する向き合い方も少し変わった……という方も多いのではないでしょうか?

今まで"ワンマイルコーデ"のためスニーカー一辺倒だったけれど、筆者同様、このタイミングで久しぶりにパンプスを履こうかな、と心が動いた方もきっと少なくないはず。

そこで、久しぶりにパンプスを履いてみたら……どうでしょう? あれだけ慣れていたはずのパンプスが、とても辛く感じたんです。昔はヒールのパンプスを履いて、外回りの仕事だってこなせていたのに、今は15分履き続けるのも辛い。

せっかく買ったお気に入りのパンプスも、このまま一生履くことなく、お蔵入りになってしまうんだろうか……と、そんなことを鬱々と思っていた矢先、出合ったのが足からのトータルウェルネスを提案する「Feel The Feet」の足分析&フィッティングプラン!

熟練の技術者が足測定を行い、その測定結果を用いて手持ちの靴を履きやすいよう細かに調整してくれるという、画期的サービスです。

劇的に履きやすくなる!? 足分析+フィッテイング

東銀座駅から徒歩7分ほど。知る人ぞ知る、隠れ家的なお店。
東銀座駅から徒歩7分ほど。知る人ぞ知る、隠れ家的なお店。

「Feel The Feet」は人々の脚を根本から健やかにしたいという想いから発足された「足からトータルウエルネスを考える会」が2022秋に始立ち上げた新サービス。サービスの根幹である足測定に関する技術面のすべては15年間で10万人以上の足データの分析し、スポーツ選手などのサポートなども手掛けてきた渡邉伸二氏が担い、かつ企画・プロデュースを元客室乗務員で日頃から脚を酷使しており、現在は日本初の客室乗務員(CA)に特化した情報メディア「CA Media」を運営する清水裕美子氏が務めています。

「Feel the Feet」一番の人気プランは今回筆者も体験する「カウンセリング+フィッティング(10,450円)」。所要時間は60分ほどで、必要な持ち物は履きやすいように調整したい手持ちのパンプスだけ!

いざ体験! パンプスの履き心地はどこまで変わるのか?

筆者が持ち込んだパンプス。パッケージに「らくらくパンプス」の記載があったため、楽そうだと思い産後に購入したものの、15分以上連続して履けなかった代物
筆者が持ち込んだパンプス。パッケージに「らくらくパンプス」の記載があったため、楽そうだと思い産後に購入したものの、15分以上連続して履けなかった代物

足の計測診断で、自身の足の形状を細かに把握

まずは自身の足の計測診断を行い、自分の足の形状がどんなものか、外反母趾や内反小趾の傾向、アーチの崩れなどを詳しく見ていきます。

足を入れると、赤外線でさまざまな角度から計測を開始
足を入れると、赤外線でさまざまな角度から計測を開始
立った状態と座った状態で足の形状は変化するらしく、左右2パターンを計測
立った状態と座った状態で足の形状は変化するらしく、左右2パターンを計測

筆者の足の計測データがこちら。左右のサイズにも若干違いがありました。

計測したデータはモニター上に表示されます
計測したデータはモニター上に表示されます

なかでも意外だったのが、筆者自体、中高と剣道部所属だったこともあり、摺り足で移動したり踏み込む動作が多いため、なんとなくその影響で「きっと自分の足幅は広くなってしまったんだろう」と思い込んでいたのですが……。なんとその逆で、筆者の足幅は平均より細め。そして足を支える踵幅も平均より小さいサイズだったようです。

それらも原因のひとつとなり、前滑りや横ぶれしないよう足指で踏ん張ろうとするため、足の指がつい丸くなってしまいがちなんだとか。これに対しては私自身も自覚がありました。筆者は週に二度、1時間ほどランニングマシンで有酸素運動をするのですが、その際いつも足の指が丸まって痛くなっていたんです。

足圧測定器で歩き方の癖や負荷の具合を分析

次に、立ち方や歩き方のクセ・負荷のかかり方を足圧測定器で測定。

まずは、立った時に足裏のどこに圧がかかっているのかを計測
まずは、立った時に足裏のどこに圧がかかっているのかを計測
続いて、歩き方のクセを把握するため、足圧測定器に計測したい側の足が乗るよう、手前から奥に向かって白いシートの上をゆっくりと歩きます
続いて、歩き方のクセを把握するため、足圧測定器に計測したい側の足が乗るよう、手前から奥に向かって白いシートの上をゆっくりと歩きます

渡邊氏が見てきた10万人の計測データをベースに、筆者の2つの測定結果を掛け合わせ、カウンセリングしていただきました。

測定結果。赤い部分が負荷のかかっている箇所
測定結果。赤い部分が負荷のかかっている箇所

総合的な結果によると、筆者は左足が内側に倒れ、右足の外側に力が逃げてしまうクセがあるようです。左足が内側に倒れることで、足首・膝・腰に負担がかかり、痛みや骨盤の歪みに繋がることもあるのだとか。右足は外側に力が逃げることで、足首の捻挫につながりやすい足だそうです。

計測データをもとに、履きづらかったパンプスを調整!

すべての測定が終わったら、最後にいよいよ持参したパンプスを自分の足にあった形に調整するフェーズに移ります。

パンプスの調整すべき箇所を確認。どれほどの違いが生まれるのか、期待に胸が膨らみます
パンプスの調整すべき箇所を確認。どれほどの違いが生まれるのか、期待に胸が膨らみます

調整には、様々な形状の調整パーツを使用し、足にぴったり合うよう細かく切り貼りします。

調整に使うアイテム類。計測データをもとにこれらを駆使して調整するそう
調整に使うアイテム類。計測データをもとにこれらを駆使して調整するそう

そして調整作業に入り数分後。片方だけ調整のテストが完了した、というパンプスを履いてみると……その履き心地に感動! まるでクッションが入っているようにふわふわ。全然痛くないんです♪

痛くてもう履くことはないかもしれないと諦めていたのに!
痛くてもう履くことはないかもしれないと諦めていたのに!

テストの段階でかなり満足したので、続いてもう片方の調整も行っていただき、接着剤でしっかりパーツを固定して、完成! もう何年も自分のノーヒール姿ばかり見ていたましたが、パンプス姿はやはり足が綺麗に見えます!

久しぶりに見たヒール姿は、足のラインもぐっと綺麗になったように感じました
久しぶりに見たヒール姿は、足のラインもぐっと綺麗になったように感じました

まとめ

筆者は今回、眠っていたパンプスをなんとか履けるようにしたい……という考えからパンプスの調整フィッテイングをお願いしましたが、足を根本から健康に整えていくためには、スニーカーや革靴など、日常的に一番よく履いている靴をまず調整するのがベストなんだそう。自分の足の状態を把握せず、「たぶん合っているだろう」となんとなくで履き続けていると、気づかぬうちに足に負担がたまっていく可能性も高いんだとか。

人生100年時代。年を重ねても健康で歩き続けるためには、足に積み重なっていく違和感の一つひとつが小さくても決して見過ごせない! と感じた体験でした。

足の健康を守るために、お気に入りの一足を長く履くために、気になった人はぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか?

Feel The Feet
https://www.feel-the-feet.com/

(文・写真:ゆきねえ)

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