【漫画】「子どもの課題の解消は、周囲の大人みんなで応援していこう!」保育園の先生も子育て応援団『ふうふう子育て #102』
青鹿家の愛娘・ふーみんは、離乳食の頃から食事が進みづらく、幼児食になった今も保育園の連絡帳の食事欄が「白米」だけのことも。ある日、保育園の先生が比較的よく食べる給食のレシピを教えようとしてくれたのですが……。
子育ての応援団はたくさんいる!
親をジャッジするのではなく伴走してくれる保育園
離乳食の頃から、食事に関して悩みが多かった娘・ふーみん。
今まで、様々な育児相談に行ったのですが、私の落ち度を指摘されることが多く、自分の努力不足だと思ってきました。ところが保育園の先生から「適切に出されたものを食べる・食べないは、ふーみんちゃんの課題だよ」と言われてびっくり!
それでも、どこか裏の意味があるのではないかと思った私は、園のレシピを教えてくれるということは、私の調理スキルに疑問を持っているのかもしれないと思い、「私の料理が下手ですみません」と再び謝ってしまったのですが、先生は苦笑いして、すぐ次のように丁寧に説明してくれました。
「お母さんの料理がまずいと言っているわけじゃないのよ! 食べる・食べないは子どもの課題といえど、提供は親がしなきゃでしょ? 食べるか食べないかわからないものを作るのは、単純にお母さんがしんどいじゃない? 園で試して食べたやつならどうかなーって」
続けて先生は「子どもの課題を親だけで応援するのは大変じゃない? 周りの大人みんなで応援していこうよ」と言ってくれたんです。
私は今まで、ふーみんが食べないことを家族以外に知られるのがとても気が重かったのです。それは、自治体の育児相談室では、私が叱られたり、注意されることが多かったから。
しかし保育園は、娘の普段の様子を見ている複数のプロが連携し試行錯誤してくれているからこそ、想像や予想で私の行いをジャッジするのではなく「娘の課題」を共有してくれようとしていました。
先生は親の行いをジャッジするのではなく、娘の成長のために伴走してくれようとしていると感じられて、「子どもの困ったことは親の責任なので、外にばれたら怒られたり批判される」と、恥じたり隠したりしたい気持ちがなくなったんです。
とくに調理に関しては一人で頑張っているような気持ちになっていたのですが、夫が保育園という外部に話を広げてくれたおかげで、保育園の先生に相談することができ、夫婦で育児していてよかったと思いました。
以降、保育園の調理師さんにレシピを聞いたり、園で比較的食べたものなどを積極的に聞けるようになりました。家でのレシピやふーみんの食事の傾向も相談でき、家で食べないという愚痴もこぼせるようになったんです。
家族以外で、うちの娘にあった方法を真剣に考えて、見守ってくれる大人がいるということは、とてつもなく心強いこと。今までの「夫婦ふたりの子育て」から「夫婦と保育園との子育て」へと輪が広がったような気がして、とても頼もしく思いました。
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子どものことを全て親だけで担うのは大変ですよね。祖父母、保育園の先生など、誰かが子育てを共有してくれて助かった経験があれば、ぜひ教えてください。
#子育ての共有 #ふうふう子育て
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(編集協力:大西まお)