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2024年02月02日 08:16 更新

【ママ調査】心も身体も変化した? 育休ママの悩み、復職後のファッションどうする?

産休・育休もあとわずか。職場復帰が近づくにつれて、不安を感じている人も多いのではないでしょうか。仕事と家庭の両立はもちろん、こまかいことが気になってモヤモヤしてはいませんか? 今回は、不安のタネのなかでも、復職後のファッション問題に注目してアンケートをおこないました。現場のリアルな声をお聞きください。

産前・産後で体形が激変!

●お腹まわりのお肉が取れず、くびれがなくなった。(35歳/医薬品・化粧品/専門職)

●下半身、特に太ももが太ってパンツがパツパツです。(34歳/医療・福祉/調剤事務)

●授乳で胸のサイズが大きくなった。(33歳/学校・教育関連/専門職)

まず寄せられたのが、産前産後ですっかり変わってしまった体型についてのお悩みです。妊娠中は、赤ちゃんと羊水を含めて7~8キロほど体重が増えます。なかにはもっと増えてしまったという人がいるかもしれませんね。

しかし、増えた体重は赤ちゃんを産めばすぐに戻るわけではありません。赤ちゃんと羊水分はすぐに減ってしかるべきなのですが、不思議と計算通りにはいかないんですよね……。

しかも、多くの人が「下腹ぽっこり」「ウエストのくびれが消滅」「下半身のむくみ」を訴えています。授乳のためにバストサイズが大きくなった人もいますが、大きくなっただけではなく、授乳が終わったら下垂してしまったという声もありました。

産後の洋服選び・基準が変わった!

●動きやすくてカジュアルなファッションを選ぶようになった。丈の短いトップスやスカート、毛足の長いニットも着なくなった。(34歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)

●シンプルかつ動きやすい服、安くてがんがん洗濯ができる服を選ぶようになりました。(33歳/医薬品・化粧品/専門職)

●以前より1〜2サイズほど大きいもので、体型をカバーできるものを買うようになった。デザインよりも、体型カバーを重視して買うようになった。(30歳/建設・土木/秘書・アシスタント職)

体だけではなく、心のありようも変化しています。赤ちゃんのお世話を最優先にして、シンプルで動きやすく、赤ちゃんがお顔をすりすりしても問題ない素材の洋服を選んでいるママも多いのでは。

よだれや吐き戻しで汚れることを想定し、高頻度の洗濯に負けない耐久性も重要です。さらに子どもを追いかけたり、立ったりしゃがんだりがひんぱんなので、伸縮性のある生地、長めの丈感の服が着やすいですね。

そして、戻らない体型をカバーするためのサイズやデザイン選び! 子育て中でも、おしゃれをあきらめない気持ちは大事にしたいです。

復職後のファッションはどう選ぶ?

どうしよう……ファッション迷子

●年齢相応の服装をしなければならないが、自分に合う服がわからない。今は「とりあえず着れればいい」状態なので……。(37歳/学校・教育関連/事務系専門職)

●妊娠前の服が全部子どもくさく見えた。年相応のものを着なくちゃと思った。(33歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)

●後輩も増えていたので、ダサい先輩と思われないか少し心配だった。(31歳/ソフトウェア/技術職)

復職後のファッションを考えるとき、多くの人が抱えているのは“迷子感”。おしゃれを諦めたくはないものの、なにを着ればいいのかわからない!という声があがっています。

赤ちゃんを産んで、急に「年相応に……」という意識が芽生えてきた人もいます。赤ちゃんがいてもいなくても、年齢に関係なく好きな服を着ればいいという意見もありますが、復職となると周囲の目も気になりますね。

悩んだときは、大人カジュアルをうたっているブランドをチェックしてみるのも手です。新しい発見があるかもしれません。

高確率で買い足し・買い直し

●お腹・お尻が目立つのでワンサイズ上を買い直さないといけない。(31歳/医療・福祉/専門職)

●ニットなどの厚手の服だと抱っこ紐が着けにくいので、買い足しが必要になった。(29歳/金融・証券/秘書・アシスタント職)

●妊娠前の服が入らずサイズアップしていたため新しく購入した。(35歳/医療・福祉/専門職)

体型や生活が変化することによって、必要なアイテムも変わります。そのため、高確率で買い足し・買い直しが必要になってきます。

痛い出費ではありますが、赤ちゃんにとっても自分にとっても、ストレスが少ない快適な環境が一番。特に体型を気にして、無理に身体を締めつける服はNGです。

出産後しばらくは、妊娠中に着ていたマタニティウェアを愛用している人もいます。お財布と相談して、買い物計画をたてていきましょう。

思った以上にサイズアップ

●スラックスは新しく買い換えたのですが、まさかの上衣が入らず、復帰初日はユニフォームが着れなかったので、売り場のバックヤードでずっと作業をしていました。(37歳/小売店/販売職・サービス系)

●復職後、滅多に着ないスーツを着たら、体重は変わってないのに下半身がパツパツだった。(29歳/団体・公益法人・官公庁/専門職)

●妊娠前の洋服の丈が似合わなくなっていて買い直した。(34歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

サイズアップのせいで、さまざまな失敗も起こっています。復職前に、衣類のサイズは要チェックですね。

特に制服がある職場で働く人は、余裕を持ったスケジュールで確認しておきましょう!「復帰までには痩せるから……」という妄想は捨ててください。
10ヶ月かかって変化した体型は、無理せずゆっくり戻していくのがベストです。

出産後のサイズアップは想定内ですし、ある意味不可抗力。この際、新しいスタイルを追求するいいチャンスかもしれません。積極的にファッションを楽しんでみては。

きちんと感がなくなった?

●だらしなく見えないようにしたいのに、体型が気になってオーバーサイズばかり着てしまい、だらしなく見えるようになった気がする。(25歳/医療・福祉/専門職)

●子どもがいないときは普段着と仕事着をミックスしていたが、子どもが生まれてからは汚れてもよい服や授乳のしやすさなどで選んでいるので、仕事着にできないかもしれない。(26歳/金融・証券/販売職・サービス系)

●カジュアルすぎないか不安だった。(42歳/不動産/事務系専門職)

育児のために、洗濯しやすく動きやすく丈夫な洋服を選ぼうとすると、どうしてもカジュアルな服装になりがちです。

「オフィスカジュアル」を推奨している職場ならよいのでは? と感じますが、一般的にオフィスカジュアルと呼ばれるスタイルは、かなり上品。いわゆる普段着とは、一線を画します。そのため、復職後に仕事場にふさわしい服装選びができるかどうか、不安になっている人もいるようです。

同じ職場の先輩ママたちの服装を、参考にしてみるとよいかもしれません。

まとめ

産前産後では、身体も心もさまざまに変化していることがわかりました。でも、そのせいで復職後の洋服選びがネガティブなものになってしまっては、もったいないです。

育児という新しいライフステージに立った女性の体や、ファッション感覚が変化するのは当然のこと。バージョンアップした今の自分に似合う、心地よいファッションを見つけたいですね。

マイナビ子育て調べ
調査日時:2023年11月22日~23日
調査人数:202人(22歳~40代までのママ)

(マイナビ子育て編集部)

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