夫の転勤から、家に引きこもっていた私。思い切って地域のイベントに参加すると…… #「ありがとう」を伝えたい
家族の転勤で、見知らぬ土地で子育てをすることになった30代女性のAさん。最初は慣れない家事と育児に精いっぱいで、家に引きこもりがちだったそう。ある日、思い切って「移住者ママのお喋り会」というイベントに参加してみると……?
見知らぬ土地に引っ越し、不慣れな家事・育児に疲れていた私
約7年ほど前のこと。夫の転勤と共に住み慣れた地元を離れ、見知らぬ土地へ引っ越し、そこで初めての妊娠&出産を経験することになりました。
毎日のように早朝出勤・深夜帰宅の夫に育児や家事を頼むことはできず、不慣れな子育てと苦手な家事に追われて、毎日ギリギリな状態で過ごしていました。
今思えば、誰かと気軽に話でもできればよかったのですが、その気力すらなく日々をこなすのに精一杯で、家に引きこもりがちの毎日でした。
地域イベントで、他のママさんに話しかけられて……
そんなある日、家に届いた地域の広報紙で「移住者ママのお喋り会」というイベントを見つけ、楽しそうと思いすぐに予約の連絡をしました。
当日は、うちと同じような月齢のお子さんとママさんが約15人ほど集まり、「どこに行くのもカーナビが必要!」という移住者あるあるや、「子どもの好き嫌いはどうしてる? おすすめレシピがあれば教えて」といったような話題で盛り上がりました。
子育ての悩みを共有し合える空間がとても楽しく、リラックスして話すうちにあっという間に時間がたち……。
帰り支度をしていたら、参加者の1人のママさんに「「もしかして歳が近いかもしれないです。良かったらLINE交換しませんか?」と声をかけられ、連絡先を教え合うことになりました。
友達を作るという機会から久しく遠ざかっていたため、とても嬉しかったのを覚えています。
イベントで知り合ったママ友が今では戦友に!
その日の夜にお互いの自己紹介をして、後日彼女の家に遊びに行かせてもらったり、子どもと一緒にランチを楽しんだりと、今までの生活が一変。
鬱々と引きこもるような毎日を過ごしていましたが、生活を立て直そうと断捨離をして気分を変えたり、家での生活を充実させるため食器なども買い直し、料理もこだわるようになったり。見違えるように、楽しく子育てができるようになりました。
そのママ友はいつも「お互い実家が遠方だから、何かあったら助け合おうね」と言ってくれて、とても心強いです。
今年で出会って6年経ちますが、今ではママ友ではなく“戦友”のような関係になりました。彼女がいたから、なんとか子育てできたと言っても過言ではないです。本当にありがとう!
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※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。
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