妻が切迫早産で入院。ワンオペの家事・育児に疲れ果てたパパに2人の子どもたちは……? #「ありがとう」を伝えたい
3人目の出産を控えている妻が入院することになり、子ども達のお世話と家事をワンオペで行うことになった夫のNさん。最初は頑張ろうと意気込んでいたものの、一筋縄ではいかず……。
妻が妊娠8ヶ月目に、切迫早産で入院することに
妻が3人目の子を妊娠し、8ヶ月目の頃の話です。
第一子と二子は当時、長女が年長クラス、長男が年少クラスに通っていました。
ある日、妻が妊婦健診で切迫早産と診断され緊急入院することになってしまいました。
それまでも仕事と子育てを両立してきたと思っていましたし、3人目の子どもが元気に産まれてくるためにも、「家事も育児もやってやる」と意気込んでいた私。
しかし、考えが甘かったとすぐに身に沁みることになります……。
妻が入院中のワンオペ家事・育児。最初は意気込んでいたが……
まず子ども達は朝起きない、ご飯は食べない、「お母さんがいい!」と朝から大暴れするのが当たり前。
なんとか園に送り出して、今度は自分の仕事。ばぁばが見てくれる日は時短せずに仕事ができましたが、都合のつかない時は途中で切り上げざるを得ません。
帰ってきて夕飯の準備、お風呂、子どもを寝かしつけたらすでに夜10時。そこから残った家事と犬の散歩、明日の準備。
これがあと何週間続くのか……と絶望しました。
そんな中、ヘトヘトに疲れている私を気づかってか、二人の子どもたちが……。
疲れている私を気づかって、積極的に家事を手伝い始めた子どもたち
分担して家事を手伝い始めたり、お姉ちゃんが積極的に弟の面倒をみたりと工夫してくれたのです。その時期は、2人ともすごい速さで成長していくのを感じました。
当時は入院中に面会できるのは大人だけで、子どもたちは2週間以上も母親に会えず辛い状態だったはずです。
それなのに入院の後半頃にはお母さんに会いたいとも言わなくなり、「早く赤ちゃんと会いたい、楽しみだね」と待ちわびるようになりました。
「自分が家族を支える!」と意気込んでいた私でしたが、支えてくれたのはむしろ子どもたちの方だったんだなとありがたく感じる出来事でした。
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※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。
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