思い通りにならないと、癇癪を起こし暴言を吐いてしまう息子。接し方に悩んでいました #「ありがとう」を伝えたい
子どもが自分の思い通りにならないと癇癪を起してしまうことは、しばしばあります。あまりにも暴言がひどいと、親としても接し方に悩んでしまいますよね。今では7歳になる息子を持つAさんも、年中児の頃に大変な思いをしたそう。子どもの様子をママ友に相談したそうですが……。
「くそばばあ!」と暴言を吐く息子
長男が幼稚園の年中さんだった時のことです。
自分の思い通りにいかない時や怒られた時など、癇癪を起こして「くそばばあ! おまえなんかいなくなれ!」と親に暴言を吐いてくることもしばしば。
長男とどう関わっていけばいいのか悩んでいました。
ある日、いつものように幼稚園にお迎えに行き長男が出てくるのを待っていた時、同じクラスのママ友と話す機会がありました。
最近の長男の家での様子を話すと、とても驚かれました。長男は幼稚園など家の外では問題を起こすことなく、「真面目でみんなに優しく接する子」と評判だったからです。
だからこそ、私も悩みをなかなか人に打ち明けることができなかったのですが……。
「家でいい子、外で暴れるよりも……」
そのママ友は、
「家で感情を爆発させられると大変だね……。でも外では良い子で、家では素の自分を出せる方が子どもにとってはいいみたいだよ。
家が一番安心できる場所で、親の前ではありのままの自分でいていいんだって感じられてるってことだよ。親は大変だけどね」
と言ってくれました。
「親の私たちの関わり方が間違っているのではないか」とすごく悩んでいたので、その言葉に少しほっとしたことを覚えています。
外で頑張っているぶん、家では甘えてもいい
その日から、私は「幼稚園で頑張っているぶん、家に帰ってきたらたくさん抱きしめてあげて、思いっきり息子のストレスを発散させてあげよう」と決めました。
そうしているうちに、少しずつ家での息子の暴れぶりも落ち着きを見せてきています。
大人だって会社で頑張りすぎたら疲れますし、家ではだらだらしたくもなりますよね。
息子との関わり方をあらためて見つめ直すきっかけをくれたママ友には、本当に感謝しています。
これからも、「家が子どもにとって安全基地であるように」と肝に銘じておきたいと思います。
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※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。
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