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2024年05月31日 12:21 更新

約6割の両親が安全性に大きく関わる「子どものベルト抜け出し」を経験!求められるチャイルドシートとは?

ドイツ生まれのベビー用品ブランド「サイベックス」(CTP JAPAN)はこのほど、車を所有している20代〜40代の子持ち(1歳〜4歳児)男女を対象に、「チャイルドシートの使用実態」に関する調査を実施しました。

両親が「正しく安全に使用できる」チャイルドシートとは?

万が一の事故に備えて、正しく使用しなければならないチャイルドシート。車の衝突事故が起きたとき、子どもの身体・命を守るのがチャイルドシートです。

正しく使用することで安全性能を発揮しますが、今回はその利用実態を知るべく調査しています。

約9割が「週1回以上」チャイルドシートを、「前向き」で利用している

約9割が週1回以上チャイルドシートを、前向きで利用している

まず、チャイルドシートの利用頻度を聞いたところ、「毎日」が37.2%、「週5〜6回」19.4%、「週3〜4回」17.1%、「週1〜2回」22.2%と、大多数が週1回以上の頻度で利用しているという結果に。

チャイルドシートの使用頻度は高く、自家用車がある人は頻繁に子どもを連れてお出かけしていることがわかります。

前向き・後向きどちらでチャイルドシートを使用していますか?

また前向き・後向きでは、94.8%が前向きを選択。子どもの様子を瞬時に確認できることや、世話のしやすさなどの観点からか「前向き装着」の使用率が圧倒的に高い結果となりました。

最も苦労しているのは「子どもにベルトを装着する」こと

チャイルドシートに関するお困りごとは?

使用中のチャイルドシートに関する不満を聞いたところ(複数回答可)、<子どものあり方>では「乗せる時、嫌がる(抵抗する)」「ベルトから抜け出す」(各31.0%)、<使い勝手>では「ベルトの調整が大変」(27.4%)、<製品の仕様>は「洗濯できない」(29.9%)がそれぞれ上位となりました。

ベルトからの抜け出しを経験した割合とその頻度は?

ここで、安全面に直結するベルトから抜け出してしまうことについて、掘り下げて確認しましょう。

ベルトからの抜け出しを経験した割合とその頻度は?

調査の結果、約6割の両親が安全性に大きく関わる「子どものベルト抜け出し」を経験。そのうち「毎回」が15.6%、「2回に1回」が16.1%と、およそ3人に1人が「2回に1回以上」の割合で経験していることがわかりました。

ベルトを正しく調節できない原因は「子どもが嫌がるから」「調整が大変だから」

子どものチャイルドシートの5点式ベルトからの抜け出しは、正しい装着(メーカーによって異なりますが、ベルトと子どもの間に手のひら1枚入る程度からぴったり装着)ができていないことが原因の一つと考えられます。

そこで、子どものチャイルドシートの5点式ベルトの抜け出しを経験したことがある人に、抜け出しが発生してしまう程ベルトを緩くつけてしまう原因を聞いています。

ベルトを正しく調節できない原因は?

ベルトを正しく調節できない原因は「子どもが嫌がるから」(30.9%)、「ベルトの調整が大変だから」(24.2%)が、合わせて約半数を占めました。

ベルトを正しく装着していないと、ベルトからの抜け出しだけではなく、急ブレーキの際に子どもが飛び出してしまったり、ベルトが首に巻きつき窒息してしまったりするおそれもあります。また、チャイルドシートの安全性能も十分に発揮されません。

求められるチャイルドシートとは?

最後に、すべての両親に「どんなチャイルドシートであれば、快適に安全に使用できると考えるのか」を聞きました。

求められるチャイルドシートとは?

アンケートの結果、「ベルトを速やかに留められる」(53.5%)、「ベルト調整が楽」(39.3%)、「ベルトから抜け出せない」(36.0%)などが重要なポイントであることがわかりました。

調査概要

「チャイルドシートの使用実態」に関する調査
【調査期間】2024年3月1日(金)〜3月2日(土)
【調査方法】リンクアンドパートナーズが提供するPRIZMA( https://www.prizma-link.com/press )によるインターネット調査
【調査人数】1,006人
【調査対象】車を所有している20代〜40代の子持ち(1歳〜4歳児)男女
【調査元】CTP JAPAN( https://cybex-japan.com/
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ


CTP JAPAN
https://www.cybex-online.com/en/jp

(マイナビ子育て編集部)

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