収納に困りがち「ハンドブレンダー」！ 出番が増える収納アイデア＆子どもも作れる簡単レシピ3選

こんにちは。4人の子どもと名古屋で暮らすライフオーガナイザー®︎の中矢くみこです。

我が家のキッチンに欠かせないキッチンツールのひとつが、「ハンドブレンダー」です。便利な反面、パーツの形もさまざまで収納しづらく、結局しまい込んで出番が減ってしまっているというお声も伺います。

今回は、子どもがキッチンに立つきっかけにもなっているハンドブレンダーの収納方法と、我が家で作っている簡単レシピをご紹介します。

ブレンダーを使いやすくするためには、使う場所（作業スペース）から手が届きやすい場所に収納すること。ベストなのは作業スペース下。使いたいと思ったら、引き出すだけで出し入れができる場所です。

とはいえ、作業スペース下には、ほかにも収納したいものがたくさん。ブレンダーを置く余裕がないときは、一歩足や手を伸ばせば届く範囲や、ふり返って届く場所などがオススメです。

収納する場所が決まったら「どう収納するか？」ですが、できるだけワンアクションで出し入れができる収納にすると、ブレンダーを使うハードルもグッと下がります。

深い引き出しがない我が家では、寝かせて収納しています。付属のチョッパーなどは、この下の少し深めの引き出しに。どこに収納するにしても、出し入れするときにほかのものを動かさないと出せない状況を避けることが、面倒さを感じにくくするポイントです。

ブレンダーを使うときはコンセントが必要ですよね。そこで、コンセントの近くに収納するのもポイントです。

使う頻度が高くなると、片づける頻度も高くなります。「とにかく片づけるのが面倒」なら、洗い終わったブレンダーを置く場所、シンクや水切りスペースの近くに収納するのもオススメです。

我が家で大活躍しているブレンダーですが、「ブレンダーを使う機会がなくて……」という話を伺うことがあります。

そこで、我が家の小学生たちがいつの間にか作るようになった簡単ドリンクも紹介します。

定番はバナナジュース。バナナと牛乳（豆乳など）があると、よく作っています。ほかにも材料があると作っているのが、フルーツ入りの飲むヨーグルトや甘酒ドリンク。この2つをご紹介します。

※使用ブレンダー：ブラウン マルチクイック7 ハンドブレンダー（MQ735）

材料（2人分）
・ヨーグルト……250cc程度
・冷凍のパイナップル……市販のカットパイン4〜5つ分

付属のボトルに入れて撹拌するだけ。包丁も要らないので安心です。材料はあくまで目安。お好みで調整してくださいね。

フルーツは、いちご、ベリー、マンゴーなども人気。甘味を加えずにフルーツの味や香りだけで飲んでいますが、味見をして甘さを足すこともありますよ。

材料（2人分）
・甘酒（濃縮タイプ）……150～200cc
・いちご……4〜5つ
・氷もしくは水……適量（下記写真くらいの量を目安に）

我が家の場合、まずは甘酒とイチゴを撹拌して液体状にしてから、氷を入れて再度撹拌します。液体の量が少ないせいか、先に氷を入れてしまうと我が家のブレンダーは空回りしてしまい……。

材料を入れる順番は、お使いのブレンダーの取扱説明書に従ってくださいね。

使用する甘酒が濃縮タイプなのは、我が家は氷を入れる前提だから。氷の量や好みの濃度もあると思うので、甘酒はお好みのものでかまいません。

濃縮タイプでも少し酸味のあるいちごが入ると甘酒のクセが和らぎ、子どもも飲みやすいようです。

もちろん、子どもはまだ作れないのですが……（笑）。

マヨネーズを初めて作ったときに「こんなに簡単なのか！」感動して、それ以来作るようになりました。ブレンダーならマヨネーズも失敗なし！ 3分あれば完成です。

材料
・卵……1個
・白ワインビネガー……大さじ1
・天然塩……小さじ1弱
・メープルシロップ……小さじ1弱
・米油……150cc目安

油以外を容器に入れて軽く混ぜたら、ブレンダーをセット。油を少しずつ入れながら攪拌していきます。油を入れていくときも、ブレンダーは可動したまま！ できあがるまで止めないでください。

材料で油は「150cc目安」と記載しましたが、測って入れるというよりも、少しずつ入れながら固まり具合を見て、ブレンダーを止めています。

買ったけれど出番が少ないブレンダーをもっと使いたい！ そんなときは収納場所、収納方法を見直してみるのもひとつ。さらに、簡単に作れるメニューから試してみるのも、ブレンダーを使うハードルを下げるポイントです。ぜひ、お試しくださいね！