藤本美貴さん夏休みの宿題に「自由研究やらなかった年もある」「極論やらなくてもいいんじゃない?」
タレントの藤本美貴さんが夏休みのママたちのお悩みにYouTubeでエールを送っています。
「疲れたときは意識を宇宙に飛ばす」
YouTubeでのお悩み相談が大人気の藤本美貴さん。今回は「あと1週間…“地獄の夏休み”」と題し、視聴者からの愚痴に回答しました。
まず飛び出したのは、「日中は仕事のため、留守番の子どもたちにお昼ごはんのおかずを毎朝作るのが大変」という愚痴。藤本さんの場合は夫婦どちらかが在宅のことも多いそうですが、「食材を炒めて家に置いておくとか、『何か買いな』ってお金を置いておくこともあるし、出先からUber Eatsを自宅に届けることもある」とコメント。
そんな藤本さんが激推しするのが「茹でなくていい冷やし中華」! 袋から麺をお皿に出せば、スープも水で割らずにそのままかけられる優れもので、キュウリやハムなどの具材を冷蔵庫に一緒に入れておき、お子さんがお留守番のときによく活用しているそうです。
「同じ献立が続いてしまう」という懸念にも、「いい、いい! そんなに気にせず、余裕があるときに新しいもの作ればいいし、昨日の残り物でもいいじゃん」と「あるものをサバサバした発言には、救われる思いですね。
「体力おばけな1歳児の母」さんからは、「寝かせるためにも発散させたいけど、外は酷暑だし、支援センターや遊び場は感染症が流行ってるからなかなか出かけられない」という切実な悩みも。
おうちで出来る遊びについて、藤本さんは「ベランダに小さいプール出すのもいいし、それもできなかったら、私はお風呂場で遊びます」とお風呂をプール代わりにする遊びを提案。お風呂は温度調整ができるのも便利で、熱中症リスクも避けられますね。「本当は太陽も浴びてほしいけど、お風呂場で、もちろん親も見てるところで遊んでほしいな」と付け加えました。
また、「夏休みの宿題が多くてつらい」という学生さんからの相談には、「つらいのよ。極論、やらなくてもいいんじゃない?」とキッパリ。「そこはもう、自分がもうやらないって決めてやらないんだったらいいけど。やらなくて怒られるのが嫌だったらやらなきゃいけない」と、あくまでも学習の主体は子ども自身であるという考えです。
そんな藤本さんは学生時代「自由研究が面倒くさくてやらなかった年がある」といい、新学期になってからも毎日「忘れた」「忘れた~」と言い張って提出しなかったそう。「先生に怒られてもしょうがない」と覚悟を決めて登校していたそうで、「その勇気があるかどうか」だと語りました。
長期休みは一緒にいる時間が増えて兄弟姉妹のケンカが勃発しイライラすることも。「小3、年長、2歳児」の三人きょうだいを育てるお母さんからの、「毎日きょうだいゲンカで気持ちに余裕のないときは本当にしんどい。どっちの話を聞いてもどっちも主張があるのでどうにもならない」というお悩みも取り上げました。
藤本さんは話が通じる年齢になったらしっかり言い聞かせる派で、「小3と年長の子には『どうしたらいいか?』話すしかないかな」。長男だから…と諭すことはあまり良くないといわれることもありますが、藤本さんは「やっぱり、一番上が一番我慢できると思う」と持論を述べました。
その理由は、「下の子に優しくしてあげようっていう気持ちも育ってほしいと思うし、同時に下の子にはお兄ちゃんやお姉ちゃんの言うことを聞いてほしいなと思う」から。兄妹ゲンカになったときにはリビングの外に出し、「どうすれば良かったか」当人同士で話し合いをさせると、子どもたちの間で次の解決策が生まれている……と実感しているそうです。「ケンカの解決も練習」だと藤本さんは話しました。
仕事も大忙しの藤本さん。疲れたときは、フーッと意識を宇宙に飛ばす感覚で無心になり、心を保つようにしているのだとか。ママたちに向けては、「ごはんも連日一緒でもいい。とりあえずお腹が満たせれば大丈夫!」とエールを送りました。