【漫画】親が子どもの頃にはなかったハロウィン。気後れしていたけど、スーパーに行ってみたら……『ふうふう子育て #147』
娘は「ハロウィンしたい!」と言うけれど、何をどうしたらいいのかよくわからず、及び腰だった青鹿さん。根負けして猫耳のカチューシャを買ってみたら……。
「ネコちゃんでおそと行くよ!」
小難しく考えず、楽しめる範囲で気軽に参加すればいい
私が子どもの頃には身近になかった行事「ハロウィン」。しかし、今はバッチリ仮装して練り歩いている人がたくさんいます。
しっかり自我が芽生えて、周りの様子をよく見られるようになってきた娘・ふーみんも「ハロウィンしたい」と主張するようになりました。
しかし、私は裁縫が大の苦手。仮装道具を縫うことなど到底無理です。ネット通販などでコスプレ衣装も沢山売っていますが、年に1度しか使わず来年にはサイズアウトしてしまうだろうし、どこで何をしたらいいのかいまいちよくわからない行事で……。
何より私の中では、「ハロウィンといえば渋谷の若者」というイメージが強かったため、自分には縁のないお祭りという認識で、及び腰でした。
そんなある日、近所のスーパーに行くと、ちょっとしたハロウィングッズの販売コーナーができていて、仮装してきてくれた子どもにお菓子を配るというポスターが貼ってありました。ふーみんは、そこで売っていた猫耳のカチューシャに一目ぼれ!「買って買って」とねだられ、カチューシャを買いました。
が、私の中には、未だ疑問がいっぱいの状態……。
「このカチューシャで仮装するなら、他に何を揃えるといいんだろう?」
「どこまで揃えたら、ハロウィンの衣装としてOKなのかな?」
「そもそもこれをつけていく場所などあるのだろうか?」
カチューシャをつけていく場所は、案外近くにありました。そう、カチューシャを買ったスーパーです。素敵なものを手に入れると、すぐにつけて出かけたくなる娘は「猫耳カチューシャをつけてスーパーに買い物にいく」といって譲りません。
ふーみんはとてもご機嫌ですが、「猫耳カチューシャだけつけて歩くの? 大丈夫? なんか変じゃない?」と心配な私。
でもスーパーに入った途端、お店の人が「仮装してきてくれたんですね~!」とニコニコ話しかけてくれ、「仮装してくれてきたお子さんにはお菓子を配っているのでどうぞ♪」とお菓子をふーみんに手渡してくれました。
その時、私は改めて店内を眺めて驚きました。
気合いの入ったプリンセスドレスの子から、魔女の帽子をかぶった普段着の子ども、自分で作ったと思われるビニールマントをつけた子ども……みんな笑顔でどこか得意げな顔をしています。さらに大人たちもみんなニコニコしているではありませんか。
楽しそうなお店の雰囲気を見て、小難しく考えずに楽しめる範囲で気軽に参加すればいいんだと思えるようになりました。
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#子どもとハロウィン
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次回更新は、11/3(日)の予定です。どうぞお楽しみに!
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(編集協力:大西まお)