【2026年度の最新ラン活事情】話題のランドセルリュック、購入候補に入れている保護者の割合は?
MayLightはこのほど、2026年4月入学予定の家庭を対象に「2026年度のラン活アンケート調査」を実施しました。
2026年度の最新ラン活トレンドは?
2026年4月入学向けの「ラン活」が早くもスタート。カタログ申し込みを開始するメーカーが増えてきたこの時期、最新のトレンドをまとめました。
ラン活を始める時期、男女ともに「特に意識していない」が最多に
多くの人が気になるラン活を始める時期ですが、一番多かったのは男女ともに「特に意識していない」でした。
次点は、男の子「2025年の年明け頃から」、女の子「2025年の春頃から」で、2025年の年明けからラン活を始める人が多いようです。昨年は「年末頃から」と回答した人の割合が最も多く、2026年度のラン活は比較的ゆっくりなスタートとなりそうです。
ただし、毎年一部の工房系ブランドや数量限定のコードバンランドセルは、早くに売り切れとなります。このような高級ランドセルを狙っている人は、早めにラン活をスタートさせた方がよいでしょう。
牛革や人工皮革(クラリーノ)を検討している人は焦る必要はありませんが、例年4〜5月頃に人気カラーで品薄・売り切れが出始めるブランドもあります。
情報源は「メーカーのサイト」と「店舗のランドセルコーナー」
何を参考に情報を集めますかという質問に対しては、「各メーカーの公式サイト」と「百貨店や量販店のランドセルコーナー」が上位となりました。
公式サイトでは各メーカーのこだわりや、ランドセルの詳細がチェックできるほか、セールを実施していたりクーポンがあったりなど、お得に購入できる場合も。
百貨店や量販店には、いろいろなメーカーのランドセルが展示されているため、複数のブランドを比較して選びたい人におすすめです。
ランドセルのカタログは、ほとんどのメーカーが無料で用意しています。いろいろなメーカーから取り寄せて、家族で見比べて相談するのがおすすめです。
その他、「知人からの口コミ」や「ランドセルの情報サイト」などを確認するという人も多く、実際に購入した人の生の声を聞きたいというニーズも高くなってます。
ランドセルは6年間使用するものなので、後悔しないように口コミなどもしっかりチェックして選びたいものですね。
購入予算の目安は、男女ともに「5万円未満」が最多に
購入予算の目安としてもっとも多かったのは、男女ともに「5万円未満」でした。
次点は男女とも「6万円未満」となっており、多くの人が5万円台から下の価格帯での購入を検討していることがわかります。
ちなみに昨年と大きく異なるのは、女の子で「7万円未満」と回答した割合が11%→20%に上昇。その代わり、「5万円未満」の回答が42%→30%と減少している点です。
女の子は、昨年に比べ少し多めの予算で検討している人が多いようです。
ランドセルの購入時期、3割程度が「特に決めていない」
「いつ頃ランドセルを購入予定ですか」という質問に対しては、男女ともに最も多かったのが「特に決めていない」でした。
その他の回答もバラバラに分かれているため、2026年度はそれぞれのタイミングで購入する傾向になりそうです。
高級ランドセルを中心に、早めに購入しないと買い逃してしまうケースも。ランドセルではキャンセル待ちがほぼ無いため、高級ランドセルを狙っている人は注意が必要です。
なお、ランドセルを購入する人が多くなるタイミングは、毎年ゴールデンウィークと夏休み。ピーク明けは在庫が一気に減ることもあるので、気になる場合は早めにチェックしておくのがおすすめです。
人気の色、男の子「黒、紺、青」、女の子「ピンク、赤、紫」が上位に
何色のランドセルに興味があるか男女別に聞いてみたところ、男の子で人気なのが「黒、紺、青」の3色、女の子で人気なのが「ピンク、赤、紫」の3色でした。
男の子は昨年と同じ傾向ですが、女の子の昨年は「赤、紫、ピンク」だったため、順位が変化しています。
最近の傾向としては、男の子向けに一部ピンクを取り入れたモデル、女の子向けに黒でデザインが可愛いモデルなどの扱いが増えています。
年々、子どもの色選びの多様化にともなって、様々なランドセルが登場。ぜひ、いろいろなメーカーのカタログを参考に、好みのランドセルを見つけてみてくださいね。
ランドセル選び、重視しているポイントは「軽さ、背負いやすさ」
何を重視してランドセルを選ぶかという質問に対しては、男女ともに「軽さ、背負いやすさ」が1位でした。
軽いランドセルの選び方ですが、数字だけで判断すると失敗する可能性があるので、できるだけ実物を試着してみましょう。
なお、試着は荷物を入れた状態で行うようにしましょう。実際の登下校時を想定して試着しないと、正しい判断ができません。
また、軽いランドセルは革の使用量が少ない分、中には耐久性に不安のあるモデルも。選ぶ際は丈夫なランドセルなのか、しっかり確認しておくことが重要です。
ランドセルの素材は「クラリーノ」が一番人気に
素材に関する質問については、全体の約5割は「まだ決めていない」という回答でしたが、指定があった中では「クラリーノ(人工皮革)」が一番人気で、次点は「牛革」という結果になりました。
クラリーノは多くのランドセルで使用される素材で、軽さと丈夫さを兼ね備えているため、たくさんのメーカーで扱っています。
一方の牛革は、工房系のメーカーを中心に扱われており、クラリーノに比べ重いのですが、丈夫で革そのものに高級感があります。
素材選びは予算にも関係してきます。金額と相談しながら、どの素材にするのか決めるというのも一つの方法です。
ナイロン製のランドセルリュックへの関心は減少傾向に
ナイロン製リュックに関する質問に対しては、男女ともに「とても興味がある」の回答が昨年に比べ減少しました。(男の子24%→5%、女の子20%→8%)
ナイロン製リュックの数は年々増えており、さまざまなメーカーから発売されています。
軽いというメリットがある反面、革のように形状がしっかりしていないため、モデルによっては荷物の出し入れに不自由を感じてしまうことも。
軽くても子どもが使いこなせなくては意味がないので、使用するシーンを想定して試すのがポイントです。
ブランド選び、女の子では「工房系ブランド」の検討も
ブランド(メーカー)選びについての質問では、男女ともに「特にこだわりはない」が1位となりました。
先ほどの「何を参考に情報を集めますか?」の質問で、百貨店・量販店の回答が多かったように、特にブランドにはこだわらず、展示しているランドセルから自分達に合うモデルを購入したいというニーズが多いようです。
次点は男女ともに大手メーカーで、女の子では工房系ブランドを検討している人の割合も多くなっています。
調査概要
調査時期:2024年10月
調査対象:2026年の4月に小学校へ入学する子どもがいる家庭
有効回答数:400(男女各200)
調査方法:インターネット調査
MayLight
https://www.maylight.co.jp/
(マイナビ子育て編集部)