
カレンダーに隠された「算数」にまつわる法則、知ってる?|ムズい!! ハマる!! 算数びっくり事典 #5
毎日何気なく見ているカレンダーにも、「算数」の意外なびっくりが……!
\「算数って楽しい!」のきっかけに/
知っているようで知らない算数の意外な「びっくり!」を集めた1冊。
思わず「そうだったのか!」と驚くような算数の不思議を、イラストやクイズを交えてわかりやすく紹介。ゲーム感覚で親子で楽しく学べる、書籍『ムズい!! ハマる!! 算数びっくり事典』(ポプラ社)から、おもしろくてタメになる算数の雑学を一部抜粋してお届けします。
4/4、6/6、8/8、10/10、12/12の曜日は未来永劫ずっとそろう

たとえば1月1日が水曜日だと2月2日は日曜日……。このように月と日の数字が同じ日だからといって、曜日が同じとは限らない。
ところが、だ。4月4日、6月6日、8月8日、10月10日、12月12日は、みんな同じ曜日なんだ!
「うそ~」って思ったきみ、すぐにカレンダーをチェックしてみて! どうだったかな? 同じだったでしょう。これは毎年そうなるんだ。
ではいったい、なぜなのか? それは4月4日、6月6日、8月8日、10月10日、12月12日の、それぞれの日数間が、いずれも63日だからなんだ。

63という数は、7でわりきれるよね。また、1週間は7日間ごとに同じ曜日がくり返される。
だから、1週間(7日)目も、その7日後の2週間(14日)目も、みんな同じ曜日。9週間(63日)目も同じだ。
というわけで、4月4日の63日後は6月6日で同じ曜日になる。その63日後の8月8日も、さらに63日後の10月10日も、さらにさらに63日後の12月12日も同じ曜日になる。
それなら2月2日はどうなの? と思えるね。2月は28日(うるう年なら29日)までで、63日間隔じゃないので、同じ曜日にならないんだ。

4月4日から12月12日までは規則正しく63日間隔になってるんだね~
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この続きは、是非書籍でご覧ください。


※本記事は、『ムズい!! ハマる!! 算数びっくり事典』文:こざき ゆう、絵:間芝 勇輔、監修:為田 裕行/ポプラ社)より抜粋・再編集して作成しました。