
チョコ作りで子どもの創作意欲が爆発⁉ ロッテ「ガーナ」とコラボした【親子チョコレート作り体験教室】
赤いパッケージでおなじみロッテの「ガーナ」といえば、我が家の息子の溺愛チョコの一つ。ある日、そんなガーナのイベント情報が筆者の元に舞い込んできました。2024年の初開催で応募者が殺到したと聞き、厳しいだろうと思いつつも、諦めきれずにダメ元で申し込んだところ、まさかの当選。親子そろってテンションMaxで参加してきました♪
ロッテのホテルとガーナがコラボした【親子でチョコレート作り体験教室】
お菓子で有名なロッテグループが経営する「ロッテシティホテル錦糸町」が、ロッテのガーナとコラボした1日限定のイベント【親子でチョコレート作り体験教室】。2024年に初開催して大好評だったため、2025年のバレンタイン時期に再び復活! 小3の息子と参加してきました。
事前申し込み制による抽選で参加者が選ばれ、料金は1グループ(大人1名、子ども1名)につき3,000円です。
「ロッテシティホテル錦糸町」をよく知らないという方のために、ここで改めてどんなホテルかご紹介しましょう。

東京メトロ半蔵門線「錦糸町駅」に直結、JR「錦糸町駅」からは徒歩1分という好立地にあるロッテシティホテル錦糸町。
東京都心の主要な観光地にアクセスしやすく、観光の拠点にぴったりです。東京スカイツリーを望む絶好のロケーションで、ゆったりとした寛ぎの時間が過ごせます。
なかでも親子でぜひ泊まってみたいのが、大人気定番チョコレート菓子のコアラのマーチのキャラがお部屋にあふれる「コアラのマーチルーム」です。

壁紙やカーテンから、布団カバー、クッション、専用アメニティーまで、お部屋はまさに「コアラ」尽くし。朝食バイキングではコアラのマーチパンケーキや、チョコレートを使ったこだわりの料理やデザートが提供され、子どもが大喜びすること間違いなしです。
いざ親子で会場へ! ホテルならではの寛ぎ空間とおもてなしの心が素敵♡
カレンダーを見ながら「ロッテのチョコ作りの日、早く来ないかなぁー」と、首を長くして待っていた息子。いよいよ迎えた当日、ロッテシティホテル錦糸町に到着すると、ウキウキと軽やかな足取りで入っていきました。

ホテル内は落ち着いた雰囲気に包まれ、一気に非日常へと誘われます。会場となる4階のレストラン「シャルロッテ」には、ジュースやコーヒーなどの飲み物がドリンクバー形式で用意され、自由に飲むことができました。さすがホテルならではのおもてなしですよね。
座席に用意された親子おそろいのエプロンをつけたら、さぁスタンバイOK。

わぁ~、なんて可愛いエプロン♡ 大人気のエプロンだそうですが、今回は要返却ということでした。ざ、残念!
バーチャル工場見学のあとは、さっそく「手作りデコカップチョコ」体験へ♪
しばらく待っていると、いよいよイベント開始です。最初のプログラムは、「バーチャル工場見学」。今回のチョコレート作りで使用する「ガーナミルク」ができるまでを映像で見て学びます。ガーナの魅力といえば、とろけるようなくちどけ。そのくちどけを実現するために、ロッテの独自製法で粒子を細かくする工程も紹介され、息子も興味シンシンで見入っていました。
バーチャル工場見学が終わると、さっそくチョコレート作り体験に移ります。最初に挑戦するのは、「ガーナミルクで作る手作りデコカップチョコ」です。

まずは温めておいたガーナミルクと生クリームが配られるので、それをよく混ぜて“生チョコレート”を作ります。

「チョコレートを湯せんして溶かすところから子どもといっしょにやるのは、超大変だよなぁ……」と密かに心配していたのですが、すぐに使えるように溶かして準備されたチョコレートが配られたので内心ホッとしました(笑)。
なめらかな生チョコレートになったら、絞り袋に入れて、アルミカップに絞り入れます。

固まらないうちに、好みの材料で可愛くデコレーション。

アラザンやスプレーチョコ、コアラのマーチなど種類豊富なデコレーション材料が用意され、「どれを使おう?」と息子も選ぶのがとっても楽しそう。カラフルな色彩が、創作意欲を引き立てます。
普段おうちで息子とお菓子作りをするときは、ついつい見栄えも求めてしまいがちですが、今日は「楽しさ重視」ってことで、息子の思いのままにデコらせてみました。
すると創作意欲が増し増しになった様子の息子。無我夢中でデコっていました。子どもがやってみたいことを、好きにやらせてあげるって大事ですね~!
ジャ、ジャーーーン‼

デコり終えたカップチョコがこちら。結局大好きなコアラのマーチは外せなかったようで、もれなく入ったにぎやかなカップチョコとなりました。いちばん手前のコアラのマーチがチョコまみれで大変なことになっていますが、ご愛敬ということで(笑)。
このあと冷蔵庫に入れて20~30分冷やし固めたら出来上がりです。
実物のカカオ豆に参加者全員が釘付けになった、チョコっとお勉強タイム
カップチョコの作業を終えたあとは、ほっと一息ブレイクタイム。ホテルのメニューでもある、ガーナで作ったホットチョコレートが参加者に配られました。

普段は赤いガーナ「ガーナミルク」を使用して作るそうなのですが、今回は甘さ控えめの黒いガーナ「ガーナブラック」を使用して作ったものだそうです。
もう、おいしいに決まっている~! 期待の高まる中、一口飲んでみると……

ちょっぴりほろ苦く、ホットチョコレートにしてはめずらしいスッキリとした後味が新鮮。これは何杯でも行けちゃいそうです(笑)。実は“ミルクチョコレート”より“ビターチョコレート”が好みの息子。「うん、これは甘すぎなくてうまい!」と絶賛しながら、一気に飲み干していました。
お次のプログラムは、チョコっとお勉強タイム。「チョコレートは何からできている?」「ホワイトチョコレートはなぜ白いの?」などについて学びました。
チョコレートの主原料である「カカオの実」の実物も登場。日本ではなかなか見ることのできないカカオの実に、参加者全員が釘付けになってしまいました。

カカオの実は、ラグビーボールのような形の硬い殻“カカオポッド”の中にあります。勝手に茶色い果肉をイメージしていたので、想像とは全く違う白くネバネバした果肉にビックリ。嗅いでみると、ナッツのような香ばしい香りがしました。カカオ豆が「チョコらしい香り」になるのは、砕いてローストしたとき。熱を加えることによって、カカオに眠っている香りや香ばしさが引き出されるんですって。
チョコレートにまつわるクイズコーナーもあり、会場は大盛り上がり!

我が家も以前訪れたことのあるロッテ浦和工場に関する出題もあり、「これ、わかるぅ~!」と言わんばかりに目配せする息子。答えは見事正解で、体験したことが息子の知識として定着していることを実感して、嬉しくなった瞬間でした。
意外と簡単! 手も汚れない⁉ 人生初のトリュフ作りに挑戦♪
続いては、「ガーナミルクチョコレートで作る手作りトリュフ」体験です。息子はもちろん、筆者もトリュフ作りは初挑戦。うまくできるか……ドキドキです。
先ほどデコカップチョコ作りで使った残りの生チョコレートをラップに絞り出し、てるてる坊主を作るような要領で包んで丸めます。

わぁー、この方法なら手が汚れにくいのでいいですね♪
丸めた生チョコレートをラップから取り出し、ココアパウダーにまぶします。

次に粉糖をまぶすのが正式な手順ですが、我が家は甘さ控えめにしようということで省略。

なので、あとは冷蔵庫で30分冷やせば完成です。
それにしても「丸める」「ココアパウダーをまぶす」「粉糖をまぶす」という簡単3ステップで完成するとは驚きです。なんだー、こんなに簡単にトリフュが作れるなら、もっと早く挑戦してみればよかったと後悔です。
冷やし固めて完成したカップチョコとトリュフがこちら。

おぉー、箱に詰めると、お店のチョコレートみたいに格上げされるから不思議。しかも、めっちゃおいしそー!
シンプルな無地箱に、息子の創作意欲が再燃。

思いのままに文字や絵を描いて、デコを楽しんでいました。作ったチョコレートは、その場では食べずに持ち帰っていただきます。
楽しかったイベントは、あっという間に終了。最後にお土産をいただいたのですが……

ロッテのお菓子のオールスターが勢ぞろいした、その豪華すぎる内容に唖然!

息子も「こんなにもらっていいのー?」とニヤニヤが止まらないようでした。
まとめ
帰宅後に、持ち帰ったチョコレートを1粒1粒とても大事そうに食べる息子。自分で手作りしたチョコは、ひと際おいしいのでしょうね。粉糖ゼロのトリュフはさすがに甘さが足りませんでしたが、近いうちに自宅でリベンジしたいです!
本イベントのコンセプトは「バレンタインのせいにして。」。自由にバレンタインを楽しもうという趣旨で、チョコ作りの基本は押さえながらも、子どもが自由に楽しめる構成になっていたのが良かったです。
今回イキイキした表情でチョコ作りを楽しむ息子を見て「あまり口出しせず、子どもの自由な発想に任せてみるのが、お菓子作りを楽しむ最大のポイントだ」とも気づきました。

準備も後片付けも全部お任せできちゃうこうしたイベントだからこそ、子どもがやりたいことを自由にやらせてあげようと、親の余裕も生まれるのかもしれませんね。
会場のロッテシティホテル錦糸町も、とっても素敵なホテルでした。イベント中に「コアラのマーチルーム」の写真を目にした瞬間、息子の目がキラーン。「泊まってみたい?」と尋ねると「うん!」と即答していたので、機会があればぜひ叶えてみたいです!
(文・撮影:あゆーや/アソンデミエータ)
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